母親途上

興味のあることは何でもやってみたい大人途上な私が母親になりました。
永遠発展途上な私の海外生活日記

哲学者のパッキング

2011-06-24 | 相方

ご無沙汰しております・・・。ブログが全然更新出来ておりませんでした。


ただ今デイヴは友達の結婚式のために、イギリスの実家に戻っております。
元々は友達の結婚式に出席した後はすぐに帰ってくるつもりの旅程だったため、今回は私はお留守番となりましたが、チケット購入後に、義母の弟が亡くなったことが分かり、家族が離れて暮らしている場合の会えない辛さを改めて実感していました。


さらに義父は学校の特別夏期合宿のような泊まりこみの勉強会の指導をするために1週間家を空けるとのことで、デイヴが義母の元で、少しでも家族の時間を持てるのなら、と、5日間の旅程を2週間に変更して、実家にいるのですが・・・。


義父の強化合宿の申込生徒が少なすぎるとかで、合宿自体がキャンセルになったそう・・・。


義母を独りぼっちにしないようにと配慮したつもりでしたが、義母はボーイズ2人に囲まれて、逆に一人になりたいときもあるんじゃ・・・と思ってみたりします。


さて、キプロスでデイヴの従兄弟の結婚式に参列した際、スーツのベルトもカフスボタンも忘れたデイヴ。
今度は絶対忘れたらダメよ~、と念押しにパッキング中のベットルームへ行くと、カフスボタンどこだっけ?と聞かれたので、カフスボタンをしまってあるポーチを開けて確認し、それを「ここにいれるからね」と見せてスーツケースに私がいれたのです。
でもベルトは聞かれなかったし、入れなかったのがまずかった・・・。


やっぱりベルトは忘れたそうで。


はぁ・・・ もう言葉も出ません。


他にも、持って行った方が良いんじゃない?と念押ししたスプリングコートとかも、「やっぱりあれも持ってきたら良かった~」って後で呟いてました。要らないって言ってたじゃん!だったら最初からハイハイって言って入れとけば良いのにね。


それをステファニーに伝えたら、ライアンもそんなんだとか。
彼女達は10日間、ライアン家のキャビンに出かけていたのですが、キャビンに行くためにお互いパッキングをしていると、早々にライアンがパッキングを終えたと言うらしく、


「魚釣り用の道具は入れた?」 → 「No.」


「レインコートは入れた?」 → 「No.」


「いつもキャビンではいてるお気に入りのズボンはいれた?」 → 「No.」


そこまで聞いて、本気で心配になったステファニーは、結局それはパッキングが終わったとは言わないじゃない。パッキングやり直し!と叱ったとか。2人でお茶しながらいっつもそんな哲学者の夫達を笑い合ってます。これって哲学者だけなのかな?


最近ほんとに良く思うのは、パートナーってほんと合うように出来てるんだなーと。
周りにはみんなお互いの足りないところを補い合ってて、面白おかしなステキカップルが多いです


パートナーのダメなところを笑って明るくやり過ごすことが出来る、そこが円満の秘訣なのかも、と思っています。