祖父の容態が悪かったため、祖父に会うために帰ってきましたが・・・。
祖父は帰らぬ人となってしまいました。
シカゴに引っ越すときから、祖父には「もう生きては会えないかもしれない」と言われていて、
帰るたびにどんどんと体調が悪く、痩せていく祖父を見ていましたが、
安川の家系はみんな生命力がすこぶる強く、父も20年前に香港で生死のさかいを彷徨ったけれど
戻ってきてくれたので、弟の命日よりも先に逝くことはないと勝手に信じ込んでいました。
甘い物も、お酒も大好きだった祖父は、最後の最後まで美味しい物を食べたいと言っていたそうで、
今頃は美味しい物をたくさん食べてくれていると良いなぁと願っています。
遠く離れた場所に住んでいると、家族に何かあったときにかけつけられない辛さがあるかも、と
頭では分かっていましたが、想像した以上に辛かった・・・。
自分で選んだ自分の道は、関わる全ての人を幸せに出来るわけではないけれど、きっと私たちの気持ちは
祖父には届くはず・・・。そう願って自分の生きる道を信じて頑張ります