母親途上

興味のあることは何でもやってみたい大人途上な私が母親になりました。
永遠発展途上な私の海外生活日記

貧富の差

2007-04-30 | 異文化

イギリスやオーストラリアを訪れたときにはあまり感じなかった差別。
アメリカでは今でもかなりの差別があると思う。

単に薬局の前でたむろしている黒人のグループに黒人の警察官がそこで集まるなと警告する。制服を脱いだら同じ黒人なのにどんな気持ちでそう言うんだろう・・・。

貧富の差も、日本のそれとは比べものにならないくらいひどい。
未だに20%のアメリカ人が読み書きできないらしい。

確かタイやキューバは5%未満だとか。

日本で当たり前に受けられることはここでは当たり前ではない。教育も生活も、食事や寝る場所がない人が本当にたくさんいる。もちろん貧富の差は日本にもあり、家のない人が公園や橋の下で生活しているのも知っている。でも数が違う。

スーパーの前には職のない人が小銭を求めてたむろしている。
そうかと思えば世界一物価の高いニューヨークでワンルーム30万円とかいう家賃を払っている人もいる。

上には上があり、下にももっと下がある。


想像していたよりももっとひどい貧富の差がここにはあって、深く他人と関わらないスタンスのアメリカ人が多いのがだんだん分かる気がしてきました。警察に行くと、ロビーを入ってすぐの所に家のない人が何人も床に寝ています。もちろん貧しい人がいてそれを助けたいと思う気持ちはあるんだろうけど、貧しい人の数も半端ではなく、世の中の貧しい人すべてを救うことは不可能だと思わせてしまいます。ウィル・スミスの「幸せの力」じゃないけれど、みんな勝ち組になるためにすごい必死!大概みんな副業があって、税金の申告とかも自分でやるし、会社も社員に副業はダメだとかあまり固いことは言いません。

「自由の国アメリカ」は想像するよりもっと厳しい生き残り社会なのです。自分が今までおかれた環境がいかに素晴らしいものであったかに感謝しつつ、何か自分に出来ることがないかをもっと真剣に考えるべきだと反省させられるこのごろです。


ルンバ

2007-04-29 | Dance! Dance!

昨日は大学で行われたサルサパーティーへ。

最近仲良くなった同じく大学のエリアに住むアメリカ人&日本人のカップルと一緒に行ってきました。

8時から簡単なレッスンを受け、パーティーが始まるとだんだんと人も多くなりそのうち満員に!参加料3ドルでジュース、簡単なお茶菓子つきです。かなりお得♪

相方はだいぶサルサが上手になって難しいステップもスイスイこなせるようになりました。

でも私の昨日の目標は1曲でも良いからルンバかチャチャを踊ること!相方はサルサ以外のラテンダンスはあまり好きじゃないようで、レッスンする時間がないことも重なり社交ダンスは未だにシカゴではスタート出来ていません。とほほ・・・

昨日のサルサパーティーのホストはダンスサークルの人で、社交ダンスのクラスで教えていたりするのでルンバを1曲の半分くらいだけ踊ってもらいました!!

ルンバを踊りたいの!と言うと、

「アメリカの?インターナショナルの?」と聞かれたけど違いが分からない・・・たぶんインターナショナルだと思うと言うとOK!とすぐにベーシックステップからスタート。

P90Xのエクササイズも手伝ってかなり体がギシギシ痛くあまり長く踊ったりは出来なかったけど良いリフレッシュになりました


P90X

2007-04-27 | めざせ!グウィネス・パルトロウ

アメリカは実にバラエティーにとんだCM満載。

日本でもおなじみのワークアウト器具、ダイエット食品や、サプリメント。乱れた食生活の中で、勝ち組になるためには、ハンバーガーや分厚いステーキを食べてもしなやかな筋肉BODYをキープしなくてはいけないらしい。そのためにワークアウトは必須なのだとか。いつもそういうCMを見るたびに、食生活変えれば良いのに・・・と思ってしまいます。

酔っ払ってテレビを見ていたときに見つけたP90X。
90日でお腹ぽっこり、たぷたぷ背中やわき腹を脂肪ゼロのすっきりボディへと変えようというもの。

これだ!と思った私達はP90Xを始めることに。

昨日が1日目、足を鍛えるエクササイズを1時間。今日は主に腕の筋肉に重点を絞ったワークアウト。こんな感じで毎日違う箇所を鍛え、飽きることなくフィットした体を手に入れるプログラム。
このワークアウト、食品からサプリメント、毎日のエクササイズを記入するワークシートもついていてかなり真剣。

相方はしっかり洗脳されてか、ワークアウトやりだした日からは、
「夕食には炭水化物はたくさん取らない方が良い」
と、早速ご飯を減らしてました。

毎日1時間筋トレすればそりゃ3ヵ月後には締まった体になれると思う。ただ毎日腹筋、背筋の繰り返しでは飽きてしまうから続かない、というテレビの宣伝文句には、うん、覚えがあるなぁ。

夏にはすっきり締まったボディになれるかは・・・

とりあえず頑張ってみます。


通信販売

2007-04-26 | 異文化

日本の通信販売でも今や手に入らないものはないんじゃないかと思うほどいろんな物がインターネットで手に入るようになりました。

日本の通信販売の多くは他社と差をつけるために○○円以上送料無料!とか××円以上のお買い上げで10%引き!など、いろんなアイデアで勝ち残ろうとしています。

アメリカのインターネットショップから何かを買おうとするときに気がついたのが、よほどの大手じゃない限り送料無料はあり得ないこと。すっごく時間がかかっても良ければ無料で配達してくれる場合もあるけれど、1週間とかかかってしまう。

アメリカはほんとにでかい。

ニューヨークの警察の数がオーストラリアの軍隊よりも多いらしい。

日本で当たり前に受けられるサービスに今頃感謝です。


ウィンカー/ハザードの使い方

2007-04-25 | シカゴ生活

アメリカ人の友達と日本の話をしていたとき

「日本の電車って遅延平均40秒なんでしょ?」
と聞かれたことが。

遅延の平均は知らないが、まぁそんなもんでしょう。

相方に言わせると、時間に敏感なのは日本人とドイツ人くらいだ、と。
大体電車が時刻表どおりに来るのが信じられないらしい。
(彼は日本に2年住んでいたので今では日本の素晴らしさを分かってくれる)

アメリカでは車がないと本当に生活しにくい。
もちろん生活できるけど、日本のように電車がたくさん通っているのは都会だけ。
ダウンタウンまでは1時間に1本の電車か、いつ来るか分からないバスを待たなければいけない。

運転は基本的には日本と同じ。ハンドルが右についてるか、左についてるか、まぁ大まかに言えばそんなところです。

でもまぁ日本ではかかせない、ウィンカーとハザードの使い方は全然違う。

まず曲がるときにウィンカーを出すのは同じだけど、車線変更するときにはウィンカーはほとんど使われない。
渋滞時、自分が隣の車線に割り込みたいときに活用。
意思表示の道具っちゃーそうだけど、80キロくらいで走ってて隣から何の予告もなしにひょいっと割り込みされるとかなりビビる。なので車間距離は常に長め。
そして運転は常にアグレッシブ!これでもかと言わんばかりに飛ばすとばす。

そしてハザードは基本的に使わない(らしい)
他の車の前に割り込んだ後のありがとうサインは手を上げる(人もいる)。
高速道路なんかで前が詰まってても誰も教えてくれない。
止まってはいけないところで「一時的に停止しています」ってときもハザードは焚かず。
結構平気で20分くらい停めてたりする。罪悪感すら感じられない。

大丈夫か?アメリカ人。