先日寿司パーティーをしたときのこと。
参加者全てがカナダ、オーストラリア、アメリカ、イギリス、ロシアと国も文化もバラバラ。日本食の美味しさを知ってもらいたくて寿司以外の食事も作りました。
卵焼き、煮びたしや胡麻和えなど参加者の1人がベジタリアンということもあって、ベジタリアンでも食べれるお料理をお刺身とは別に用意しました。来てくれたお友達は品数の多さにびっくり。
オーストラリア人の女の子が、毎日こんなに多くの品数を料理しているのか聞くので、
基本的には3品1汁が良いとされているけど・・・、と言うとみんなびっくり。
基本的に欧米では一皿に一品。それにサラダとか。メイン+前菜が基本。
でも日本では3品1汁が基本だから、日本人のだんな様を持つ奥様は大概の人が毎日何品か作っていることを話すと、さらにびっくり。
確かに大変かもしれないけれど、私はそういう習慣は大事にしたいと思っています。
うちのダンナは日本人ではないけれど、日本人が長寿なのはやっぱりいろんな食材をバランス良く食べているからなんだと思います。要は本気で食事を大事と思っているかどうか。だからどんなに忙しくても最低3品は作るようにしています。
食事だけではない、仕事でもそう。
一般職として企業で働いていたときには、一般職の女性と総合職の男性では任される仕事も違うけれど、本気度も違う。女性は言われたことを滞りなくやっておけば時間が来たら帰れる、そんな仕組みにウンザリでした。
やる気はあるけど、別に求められていないから良いわというのはやる気があるとは言えない。さらにそれは絶対本気とは言えない。
いつも何処でも何でも、本気でかかってこそ良いものが出来ると思います。
関わることの全てに本気で向かうのは大変です。そしてハッピーの定義も人によって違う。でも仕事も料理も、なんでも本気で向かうからこそ楽しいのではないかと思います。増してや、生きるために、人生を楽しむために仕事をしているのだから、覚悟を決めてやらなければそれは仕事とは言えないと思います。そういう意味では一度仕事に就いたら、仕事を失う危険性が物凄く低い日本では、怠けようと思えば何処までも怠けられる。でもそんな時代はもう古いし、仕事をする以上、私は絶対そうなりたくない。
日本の女性は美しく強い。そしてしなやか。そんなしなやかさと強さで、これからもっともっと多くの女性に第一線で活躍して欲しいと思います。