実は行ってきた。
友達がチベットの本を作っているので、一緒に長野へ。
前日の最終で長野入り。
チベットの支援団体日本支部の人達に会い、寝たのは3時だけど起きたのは5時(笑)。
でもって、朝6過ぎに追悼が行われる善光寺へ。
朝5時半くらいから何台もの大型バスで、大量の赤い旗を持った中国人が長野駅前にきていた。
善光寺に行く途中にも、赤いカーテンかのように既に中国国旗がずらり。
善光寺にて追悼が行われたのは、聖火リレーが始まる8時15分。
在日チベット人は60数名のうち20数名が参加。
他、支援団体の人達と一般の支援者が多数。
追悼は、わかっている限り亡くなった人の名前を呼び上げていた。
その後一行は集会を行う若里公園へ向かうのだが、
聖火リレーのルートを避けて、かなり遠回りの移動。
勿論、手にはチベットの旗を掲げて行進。
ところどころ赤い国旗の中国人に出会い、「ONE CHAINA!』と叫ばれたりもしたが、
特に何事もなかった。
帰宅してテレビの報道を見ると、
何だかすごい事になってたようだけれど、
私が見ていた限り、チベット人達は声を荒げることもなく、
終始凛とした態度だった。
支援団体の人も、何事もなくリレーが終わるのを望んでいた。
彼らは、本当に平和的解決を望んでいるのだ。
そして、中国人の中にもそんな風に考える人達もいる。
アメリカに留学中の学生が、
中国人と、チベット支援者の間に割って入り、
中国人に「ちゃんと話そう」と言ったことが、動画でネット公開され、
非国民とされてしまったそうだ。
本国にいる家族も世間から村八分状態になってしまったという。
それでも、その学生はちゃんと自分の思う事をマスコミに主張していた。
ちなみに先日の対談で、ペマ氏と中沢氏も言っていたが、
餃子問題と、今回の問題を一緒に考えないで欲しいと、、。
そして、今世界中で騒がれ始めたが、
一過性のもので終わらせないで欲しいとも、、、。
オリンピックが終わっても見続けなければいけないのだと。