『夜須町の芸能祭に出演しました。』

みいはいゆの普段の練習場所は 夜須の公民館内の練習室。

みいはいゆは 夜須町の文化推進協会の会員として登録しているので 破格の使用料で使わせてもらっています。

その夜須町が 年に一度 町を挙げて開催する芸能祭。

今年は 私たちも参加させていただくことになりました。

とはいっても 各サークル持ち時間は10分 転換は極力シンプルに…ということだったので
今回は 三線と唄 というスタイルで出演することにしました。

なので メンバーは ボーカルのはるさんと私ちゃくら という2名。
いつも6人でのステージに慣れてる私たちにとって これは なかなかのプレッシャーなのです！

でも…でもですよ！
これは逆に…三線と唄をシンプルに披露するいい機会じゃないの？ と気づいた私たち。

よーし！
今回は純粋に民謡に挑戦してみよう！

ということで 今までは みいはいゆ向きではないから…と 敢えて外していたけど 個人的にお気に入りの民謡曲に挑戦することに。


会場は 収容人数600人のマリンホール！

他のサークルの方は バレーダンスだったり フラメンコだったり コーラスだったり…と いかにも華やか。

この大きなステージに 私たちは2人って…

ホンマにえいんやおかねぇ？
私ら豆粒みたいなもんやね？


なんて 一抹の不安を抱えつつ 当日を迎えるのでした。

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<曲目>
1 ナークニー


(Photo by YUNTAKU)

ナークニーは 三線を三下げにして弾く曲。
本調子と三下げって サラリと聞く分には殆ど違いはないように聴こえるけれど…。
三下げにすると 本調子より手数が増える分 なんとも叙情的な「揺らぎ」みたいな響きが生まれるんですよね。
この揺らぎ感がすごく好きで ここにはこだわりたい私。

これって ホントちっちゃな事だけど でもすごく大事なことだと思うんです。

だって この曲本調子だと もっと簡単に弾けるんです。
でも それをわざわざ難しい三下げで弾く ということは…そういうことなんですよね～。

でも 三下げの叙情的な細かい音の揺らぎは バンド編成では表現出来ません。
なので みいはいゆでは 敢えてやってませんでしたが 今回 ついに初披露となりました！

そして 唄の種類が沢山あるナークニー。
今回は 1番好きな我如古より子さんバージョンの ナークニーにしました。

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2 二見情話～五木の子守歌


(Photo by YUNTAKU)

二見情話は 沖縄の唄にしては珍しくマイナーな曲です。
三線もフラットのつく音が沢山で 勘所を上手く押さえるのが難しい曲です。

特に 曲中で 八ー七ー五 と下がる部分は 毎回緊張する箇所です。
二見情話を弾かれたことのある方なら 分かってもらえますよね？

ところで…。
この曲 実は五木の子守歌と とても雰囲気の似た曲なんですよね。
そこで 今回は この２曲をメドレーにして演奏することにしてみました。

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3 安里屋ユンタ


(Photo by YUNTAKU)

沖縄民謡と言えば 定番すぎるこの曲。
沖縄音楽に免疫のないお客さまにも親しみを持ってもらうために あえて選んでみました。
途中でリズムを変えてみたり…と 工夫してみました。





ヤシーパーク

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今回 1番強く感じたことは 私はホントみいはいゆのメンバーに助けられてるんだなあ…ということ。

1人で三線を弾くということは なんて難しいんだろう…もっと精進せねば！
と 改めて思ったことでした。

そしてそして！
この日 1番驚いたのは ステージ上の私たちのバックのスクリーン映像の華やかさ！！

2人きりの寂しい(？)ステージを 後方支援で華やかに彩ってくれていたんですね。

でも 実は演奏中は全く気づいてなかったんです。
演奏を観に来てくれてた みいはいゆメンバーのユンタクちゃんに 後で写真を見せてもらってビックリ！

さすが 夜須町の誇るマリンホール！

リハーサルの時に教えてもらってたんだけど…
照明関係では 四国ではここにしかないシステムを導入している とのことでしたよ。





華やかなバレーの踊りも 素敵。

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そんなこんなで 終わってみれば色々と勉強になったステージでした。


当日は 公民館のスタッフの皆さまには大変お世話になりました。
ありがとうございました。


おかげさまで とても楽しい1日となりました。