★ベルの徒然なるままに★

映画、ゲーム、アニメ、小説、漫画・・・管理人ベルの、大好きな物をいっぱい集めた徒然日記です。

PC版『咎狗の血』 シキエンド2・3 クリア!!

2008年09月02日 | ゲーム・アニメ萌え語り
少し前の話になりますが、PC版『咎狗の血』。
シキのエンドを二つほどクリアしましたので、その萌え語りをば(*^^*)

シキのエンディングは、すべてPS2版とは全然違うものだと聞いていたので、もうプレイする前からとても楽しみでした!!
というか、シキのエンドが見たいから、真っ先にリンに行っちゃったと言っても決して過言ではない!!
という訳で、晴れて、念願のシキエンドを見ましたです。
攻略本を見ながらのカンニングプレイなので、自分の見たいエンドに真っ先に辿り着きました・笑

で。

私が真っ先に辿り着いた、シキエンドとは・・・・。
「シキエンド3」というやつでしょうか。
多分、俗に淫靡エンドと呼ばれるものかと・・・。
ってか。フツー、最初にソコに行くか??と自分でもツッコミたいです。フツーは、Trueエンドと思われる車椅子エンドとかに行くものですよね・・・。
だって~~~~~。
淫靡な姿態をさらけ出すアキラたんに会いたかったんだもん(*^^*)v エヘ

ここに辿り着くまで、本当に、PS2版と全然展開が違っていたので、すごく面白かったです。というか、シキルートは、PS2版だと物足りない気がします。やはり、PC版の方が、シキとリンとの結末など、詳しく判りますし、シキという人間についてもよく表現されていたと思うのですね。

PS2版だと、アキラがシキの部屋に監禁されるのはバッドエンドの展開のみなのですよ。
なので、普通に進めると、コロシアムでイル・レ戦となり、その時に、シキが、
「アルビトロの茶番に付き合うのは、もう飽きた」
とか言って、あまり戦わずして、アキラにイル・レの地位を譲っちゃうのですよね。
んで、「新イル・レ アキラ王」誕生で、ビトロからも、「イル・レ」と呼ばれるアキラですが、そこに内戦が始りかけたり、エマ達との対決があったりで、シキとの関係も変化していく(一緒に逃亡するor敵対する)のですが。

PC版だと、アキラは、必ず、シキの部屋に監禁されるのですね。
で、その後、その部屋を抜け出した(というかnに拉致られた)後の選択肢だけで、エンディングが分岐しちゃう模様。
PS2版では、もっと、物語の途中途中の選択肢でエンディングが分岐していたので、かなり新鮮。

で、まあ、ひと言で言うと・・・。
・・・エロかった・・・・(//▽//)
なんというか・・・リンとの時は、愛のある絆を確かめ合うようなHでしたが、シキとの場合、もう、監禁陵辱調教SM(いや、別にそこまででは・・・)な感じでして。
エロかったけど、ちょっと、痛かった(TT)
アキラ、可哀相だったね(TT)

でもね。
このシキに監禁されているシーンで、一番心に残ったのは。
別に、監禁陵辱調教SMではなくって・・・アキラのケイスケを思う気持ちだったりするんですよね。
シキがアキラをお持ち帰り(笑)した時って、その傍で、ケイスケが倒れてて(多分死んでる)。
で、シキの部屋に閉じこめられているアキラが、窓の外の雨を見ながら、
「ケイスケは、まだあのまま雨に打たれているのだろうか?」
って思うシーンがあるのですが。
なんか、心にズ~ンと来ました。
多分もう事切れていると思われるケイスケの体。確かに、あの雨の中、いつまで、あの路地に横たわっているのだろう? 誰がどうやって処理しちゃうんだろう・・・って思うと。なんか、すごく切なかった。
シキに閉じこめられて、良いようにされている時も、「これはケイスケに自分がした仕打ちの罰だと思えばいい」って思ってるアキラに泣けましたです。

Hシーンはかなりエロかったと思うけどね(^m^)
とりあえず、エロい話は置いておいて(またその話は後で・笑)、nがアキラをシキの部屋から連れ出し、エマだのビトロだのとゴタゴタ中に現れたシキ。
このシーン、興味深かったです。
というのも。
よく、ネットなどで「PS2版は、リンに関する記述が大幅にカットされている」
という批評を見たりしていたのですが、実際に、PC版のリンルートをクリアしてみて、「別に、PS2もPCも同じじゃん」と思っていたのですが・・・。
シキルートをクリアして、初めて、その「リンに関する記述が大幅にカットされている」の意味が分かりました。
シキとリンの決着の結末がPS2版では描かれていないのですよね!!
っていうか、私も、ずっと気になっていたのですよ。
アキラがリンとエンディングを迎えた場合、リンは、生きてトシマを出られる訳ですが。もし、アキラがリン以外の人間とくっついた場合、リンはどうなっちゃうのか? 無事にトシマから脱出するのか? などなど。本当に不明だったのです。
でも、PC版をプレイして解りました。
多分、リンは、アキラとくっつかない限り、生きてトシマからは出られない・・・という・・・ケイスケと同じ不憫な子なのだと(;;)
なぜなら、リンはシキに殺されるのですね(><)っっ
シキのドラマCDで、少しそういうシーンがあったので、「もしかしたら?」と思っていましたが、やはり、リンはシキに殺されちゃう運命なのですね。
アキラが部屋に監禁されているときに、シキが、リンの武器と思われる刃物を持ち帰っていたり、五月蠅い猫が居たから斬ったと言っていたりしていました。
また、最後のnとの対決の時も、
「自分は肉親までも斬ってきた」
っていうシキの台詞。
PS2版では、リンがシキに殺されることを思わせる記述は一切無かった(と思う)ので・・・。なので、私PS2版をプレイしたときは、リンってちゃっかりしているから、ちゃんとトシマを出たのかな~とか思っていたのですが。死んじゃうのですね(号泣) リンた~~~~~んっっっ。

そして。
nに、自分を越えることが出来るか?と聞かれたシキが、「自分は肉親まで斬ってきたのだから、越えてみせる」と答えるわけですが。この台詞、ちょっと好きです。っていうか、シキの人間性というか、人間らしさが感じられるなぁって思って。
シキって、無感情に誰でも殺す人間に見えそうですが、でも、やっぱり、肉親を斬ることに関しては、ちょっと戸惑いや後悔があったのではないかな・・・と思えて。リンを斬って帰ってきた夜は、いつもとかなり雰囲気が違っていましたし。
非情な殺人鬼ではなくて、ちゃんと心のある人間だったのだと、必死に強くなろうと、自分の弱さを殺そうと藻掻いていた普通の人間だったのではないかなと思えました。
とはいえ、肉親だったリンを斬ったことによって、彼は、本当に非情な人間へと変化してしまったのかもしれませんが・・・。ニコル・ウイルスを取り込み、その後、混乱する日本をその手中に収めるシキ。恐怖で統制するような政治の頂点に立ったシキには、もう、人間らしい感情なんて無さそうでしたもの。それは、ニコル・ウイルスを取り込んだから・・・というよりは、リンを、肉親を殺してまで手に入れた強さだったから・・・というような気がしてなりませんでした。
そう思うと、シキも、ちょっと可哀相かな・・・と。
とはいえ、当の本人は、傲岸に不遜に冷酷に振る舞っており、多分、過去のことなんて忘れているのでしょうが・・・。

で。
まず最初に見た、淫靡エンドですが。
シキが作り上げた軍部による政治体制。その頂点に立つシキの愛人として可愛がられているアキラ・・・。
もう完全に精神が崩壊しちゃったんだよね、アキラ(TT) 色々有りすぎて・・・心が壊れたんだと思う。
シキが嫉妬するのを知っててワザと他の男に抱かれる。そして、自分を抱いた男は絶対にシキに殺される。それが判っているのに、淫靡に男達を寝室に誘うアキラ。
シキに嫉妬させるのが目的なのか、それとも、自分を抱いた男が殺されるのが見たいのか。はたまた、シキに無駄な殺生をさせることを楽しんでいるのか。
完全に壊れたアキラたん・・・・。あわわわわ、私の可愛いアキラたんがなんてこいに(@A@;

でもね。
実は、私、このエンド、かな~り好きかも知れない。

というのも。
シキとアキラの関係が、すごく歪んで居るんだけど、でも、歪んだ愛があるような気がするから。
トシマでもさんざん人を殺し、リンまでも殺して。そして極みに登り詰めたシキと、やはり、トシマで大変な目にあって、心が壊れちっゃたアキラ。
多分、二人とも、もうこの段階で、人間としてどっか壊れているんだと思う。それでも、互いの存在があるからこそ生きていられるのかもって。すごく病んだ関係だけど、間違いなく、そこには、絆があるのだなぁって。
浮気ばかりを繰り返すアキラが気に入らなければ、シキなら簡単に殺すことだって、罰を与えることだって出来るはず。
でも、そんなことはせずに、アキラを抱いた男を殺すシキ。
アキラも自分が殺されるとは思わず、自分を抱いた男が殺されるのを楽しんでいる様子ですし。
殺される方にとっちゃ、たまったもんじゃないですが、でも、そういう殺しをすることによって、二人の愛は繋がっているというか。物凄く歪んでいて、病んでいるけど、間違いなく、それは絆なんだ・・・と思うと。
狂気な愛というのかもしれないけど、そういうの、私、好きなので(^^) この淫靡エンドは結構好きですよ。変わり果てたアキラたん見るのは切ないですがA^^;;

一方、似たような展開で、ラストの選択肢で変わってくる軍服エンド。
軍服のシキ様、アキラ様・・・めちゃめちゃ格好良かったです(///)
シキ総帥万歳!!!!!!!!!!
あの居丈高な総帥っぷりは、ドSオーラ全開で・・・・跪いて足を舐めたくなりました(え)
・・・というのは冗談ですがA^^;;
軍服っぷりは、とても格好良かったですが、彼が行っている、あの恐怖政治っぷりは、ヒ●ラーみたいだ・・・。役に立たない人間は奴隷みたいになってるし・・・。あれは良くないね(--) でも、「力こそ全て」なシキらしい政治だけど。
で、気になるのが。
シキに付き従っているアキラが・・・なんで、そこまで、シキに付き従うことに魅力を感じているのか、どういう経緯で、そんなに心酔しきっているのかが、判りにくくて、唐突感がありましたです~。
そういう意味では、精神崩壊している淫靡エンドの方が、エンディング的には納得いくというか。
でもでも。
私なりに想像してみて、思ったのは。
やはり、この軍服エンドのアキラも、もう、ある意味、精神が壊れちゃっているのかもしれない・・・と。
思えば、ケイスケを死に追いやったショックと、その後のシキの部屋での監禁生活。この当たりから、少しずつ、アキラの精神は壊れ始めていて。
で、最後に知らされる自分の非ニコル・ウイルスのこと。そして、それを巡る汚い思惑の数々。
もしかしたら、アキラの心は、たくさんの衝撃的な事実を受け止める容量が無くなっちゃって。いっぱいいっぱいになった心は、もう、自分の意志で何かをすることを拒絶し、ただただ支配され付き従っていけばそれで良い・・・という感じになっちゃったのかなぁと。もう考えることをしなくなっちっゃたというか。
そう考えると、アキラがシキに支配されることに悦びを覚えているのも理解できる気がしましたです。

そうそう。
軍服エンドのラストの方で、
「俺は貴方の傍にいられればいい」
というアキラにシキが、
「可愛いことを言う・・・」
と言った一言が・・・・激しく萌えたのですけど(//▽//)
やはり、緑川さんボイスはセクスィーだ~~~。


さてさて☆
シキエンドを二つ見て、今、非常に気になることが。

実は、PS2版で私の大好きなシーンなのですが・・・。
PC版には無かったのかな~と。
何のシーンかというと。
アキラがシキの部屋に監禁されている時に、鎖で繋がれちゃうのですよ。
で、ベッドのサイドテーブルに水のペットボトルが置かれているのですが、鎖に繋がれているアキラからは、ギリギリ手の届かない場所。それでも、なんとか水を取ろうと藻掻いていたら、ペットボトルが益々遠いところに転がっていっちゃって。
で。
そんな時に、戻ってきたシキに、
「水が欲しいのなら、ねだってみろ」
みたいなことを言われ、最終的にアキラはシキの手から水を飲む・・・というシーンなのですが。
PS2版にはこのシーンのスチルがあって、実は、そのスチルが大好きだったりする私(^m^)
PC版に、そのスチルがないのは、攻略本で知っていたのですが・・・シーン自体はあると思っていたのですよね。だって、ドラマCD版でもそのシーンがあるから。でも、ここまでプレイしてみて、シキの手から水を飲む・・・というシーンはなかったような気が。あれ? 私、読み飛ばしちゃったのかな??????

まあいいや。
シキに関しては、色々なところでセーブポイントを作ってあるので、また、見返してみますです。

という訳で、続いては、シキエンド1の車椅子エンド見てきます。
・・・でも、このエンドは、とても綺麗だけど、哀しいような気がしますです。
ううう。

泣くのを覚悟で行ってきます・・・・・・・・・。





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