★ベルの徒然なるままに★

映画、ゲーム、アニメ、小説、漫画・・・管理人ベルの、大好きな物をいっぱい集めた徒然日記です。

映画『ブレイブ・ストーリー』&『M:i:Ⅲ』

2006年07月13日 | 映画鑑賞記
昨日は、お出かけついでに映画を2本見てきました。(映画ついでにお出かけか?)

まずは、『ブレイブ・ストーリー』。
宮部みゆきさん原作小説のアニメ映画です。
もう、すっっっっごく面白かったです~っっ。正直、もう1回くらい見たいです。

楽しみにしていらっしゃる方も多いと思いますので、ネタバレにならない程度に、ご紹介~♪
とはいえ、本当に、面白い作品ですし、何の前知識も持たずに見たいっという人は、スルーしてくださいね。



主人公のワタルは、ごく普通の小学5年生。そんな彼を、突然の不幸が襲います。父親が愛人を作り、自分と母を置いて家出。そして、母親は、その心労から倒れて救急車で運ばれてしまうのです。
「こんな運命間違ってる・・・。自分の運命はこんな運命じゃない!」
そう思ったワタルに、謎の転校生ミツルが、
「街の廃ビルの屋上から天に繋がる扉がある。その扉の向こうの世界に行けば、運命の女神に会え、自分の運命を変えて貰えるんだ」
と教えてくれます。
そして、ミツル自身も、何か変えたい運命があるらしく、ワタルより一足先に扉の向こうへと旅立っていくのでした。
ワタルも、運命を変え、自分の家族を取り戻すために、扉をくぐるのです。

そして。
扉の向こうは「ビジョン」と呼ばれるファンタジーな世界。人間だけでなく、FFで言うところの亜人も普通に存在する世界。本当にFFやスターウォーズみたいな感じの世界です。
そこを訪れたワタルは、旅人の洞窟で試練を受け、「見習い勇者」と判定されます。そして、見習い勇者の装備や、勇者の剣を貰うのです。そして、勇者の剣に5つの宝玉を嵌めることが出来れば、運命の女神に会える・・・ということでした。

「魔導師」となったミツルと切磋琢磨しつつ、ワタルの運命の女神に会うための旅は始まるのでした。

とにかく、面白いです!!
たとえるなら、RPGをそのままアニメ化した感じp(^^)q
「ファイナル・ファンタジー」や「ドラゴン・クエスト」などのゲームがお好きな方なら、絶対に楽しめることと思います。
勇者の装備とか、魔導師の装備とか、ファンタジー好きにはたまりませんです!
余談ですが、ワタルやミツルの武器の宝玉を嵌める部分が、FF7のマテリアを嵌めるような感じに見えたのは、きっと私だけではないはずです。
RPGそのものの世界観。RPG好きなら、必ず、ニヤリとしてしまうシーンシーン。是非是非オススメです★

私は、独りで見ちゃったのですが、こういう話は、オットも好きそうなので、
「しまった~、オットと来れば良かったぁぁぁ。オットにも見せてあげたかった」
と後悔。
でも、オットに話した所、宮部作品を愛読するオットとしては、映画よりも、原作を読みたいから、先に映画を見ちゃうと勿体ない~とか言ってました。
確かに確かに。私も、原作小説読みたいです!!! っていうか原作を先に読むべきだったA^^;;


そして。
お次は、『M:i:Ⅲ』。お馴染み、トム・クルーズが、特殊機関のスパイを演じる人気シリーズ、第3作。

オープニングでは、敵に捕らえられ、身動き一つ出来ない主人公・イーサン。
そして、目の前には、愛する女性ジュリアが。
「10数える内に、『ラビットフット』の情報を教えないと、この女を殺す」
と。
そして、始まるカウント。
「1、2、3、4、5、6、7、8、9・・・」
本当に何も知らないから、彼女を殺すなと懇願するイーサンの前で、カウント10。轟く銃声。

そして。ストーリーは、次の瞬間から、過去に戻ります。どうして、オープニングのようになったのか・・・その経緯が今回のストーリーです。

スパイの新人を訓練する仕事をしているイーサン。でも、自分がスパイであることは隠したまま、恋人ジュリアと婚約します。一見、平和で静かな生活を送っているかに見えます。
けれども、自分の教え子、リンジーが工作活動中に敵に拉致されるのです。そして、彼女の救出活動に参加することにより、現場復帰したイーサン。
けれども、そのとこにより、彼は、謎の重要機密物「ラビットフット」を巡る巨大な陰謀と危機に巻き込まれます。
そして、魔の手は、やがて愛するジュリアにまで及ぶこととなるのでした・・・。

とにかく、見所は、超ウルトラスーパーど派手なアクション&トム・クルーズのかっこよさ。
爆発するビル、飛んでいく車やトラック。飛び交うミサイルや弾丸の中を走るトム・クルーズ。超高層ビルからのダイブ。
見ていて退屈はしません!!

ただ、派手なアクションで見せている(魅せている)という感じで、ストーリーの本筋としては、少し物足りなかったというか、比較的単純だったという感は否めなかったです。
とはいえ、見所満載の面白い映画です。人気するの、解るわ~。

また、アクション以外にも、主人公の内面というか、心の内側が感じられて、そこは、とても良かったと思います。

物語の前半は、教え子の敵を取るため活動する「スパイ」としての顔のイーサン。そして後半は、愛するジュリアを助けるために奔走する「愛する者を守りたい1人の男」としての顔のイーサンが描かれているような気がしました。
このイーサンの二側面が、とても魅力的に感じられました。

時に。
最後の最後まで見ても、謎のブツ、『ラビットフット』が何なのかは明かされませんでした。
ラビットフットって何なの~~!!??
と激しい疑問が残る・・・。