≪転換期迎えた女性たちをリアルに≫
香里奈(28)ら今をときめくファッションリーダーたちによるファッショナブルなカットがふんだんに盛り込まれ、まるでプロモーションビデオを見ているかのような錯覚にもとらわれる。
新作「ガール」(深川栄洋監督)で主演の香里奈が身にまとった衣装は実に23着を数え、その親友を演じた麻生久美子(33)、吉瀬美智子(37)、板谷由夏(36)らメーンキャストの分を加えると、76着にものぼるそうだ。
スタッフたちが目指した「憧れられる世界観」が華やかに構築されている。
■将来決める下準備
本作は奥田英朗(52)の人気小説を映画化したもので、アラサー、アラフォー世代の女性たちが抱える悩みがリアルに描かれている。
会社も年齢も違うが、由紀子(香里奈)ら4人は親友同士。
経済的に自立し、はた目には派手な生活を楽しみ、人生を満喫しているように見える彼女たちだが、恋愛、職場の人間関係、結婚、子育てと、悩みの種は結構あるもので…。
「ほとんど等身大のキャラクター設定になる29歳の主人公が抱えている複雑な内面にも注目してほしい。
女性の生き方を考える材料にもなればいいですね」。
香里奈は作品の意義を強調する。
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