エジプトデモ、死者３人に…衝突拡大の可能性も

２８日、エジプト北部アレクサンドリアのムスリム同胞団事務所に火を放ち、気勢を上げる反大統領派のデモ隊＝ＡＰ
　【カイロ＝酒井圭吾】エジプト保健省は２９日、モルシ大統領の退陣を求める反政府デモでの死者が３人になったと発表した。
　大統領就任から１年となる３０日には反大統領派、支持派双方がカイロなど各地で大規模デモを計画しており、衝突拡大の可能性が高まっている。
　保健省などによると、死者は第２の都市アレクサンドリアでの２人のほか、北部ポートサイドでは取材中のエジプト人記者１人が死亡した。
　首都カイロでは２９日、反大統領派が中心部タハリール広場、支持派が北東部ナスルシティーの広場をそれぞれ占拠中。反大統領派は、３０日には北東部の大統領宮殿に向かうとの情報がある。これに対し、軍出動の可能性が取り沙汰されるなど、緊張が高まっている。
（2013年6月29日21時51分
読売新聞）


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「物価下げ止まりも家計支出はマイナス ５月の主要統計出そろう」：イザ！

５月の主要経済統計が２８日、出そろった。
生産活動の拡大が続き、雇用をめぐる環境は改善が進む。
消費者物価も下げ止まりを示し、安倍晋三政権の経済政策「アベノミクス」で掲げる脱デフレに期待がかかる。
ただ、米国の金融緩和縮小観測で５月下旬から株価が乱高下している影響は、家計の支出が５カ月ぶりにマイナスとなるという形で顕在化した。
先行きは予断を許さない。
総務省が発表した５月の全国消費者物価指数（ＣＰＩ、平成２２年＝１００）は、価格変動の大きい生鮮食品を除く総合指数が１００・０となり、前年同期比横ばいとなった。
昨年１０月以来、７カ月ぶりにマイナス圏から脱した。
生産活動では、経済産業省が発表した５月の鉱工業生産指数が前月比２％上昇の９７・８となり、４カ月連続でプラス。
円安に伴い輸出が持ち直したほか、電力需要が高まる夏場を前に火力発電用設備などが伸びた。
消費も堅調だ。
経産省が発表した商業販売統計は、小売業の販売額が前年同月比０・８％増の１１兆４７９０億円と５カ月ぶりに増加。
国土交通省が発表した５月の新設住宅着工戸数は、同１４・５％増の７万９７５１戸で９カ月連続で増えた。
生産、消費の持ち直しは雇用に好影響を及ぼしつつある。
５月の有効求人倍率は前月比０・０１ポイント上昇の０・９０倍と３カ月連続で改善し、リーマン・ショック前の２０年６月以来、４年１１カ月ぶりの高水準となった。
円安で外国人観光客が増え、宿泊・飲食業の求人が伸びた。


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「日経平均株価、今年１－６月は３１％超の値上がり 週間でも暴落後初の２週連続上昇、回復感」：イザ！

東京株式市場の今年上半期の最終取引日となった２８日は、日経平均株価が前日比４６３円高の１万３６７７円と、今年３番目の上げ幅で取引を終えた。
この半年では３２８２円上昇し、３１．６％の値上がり率になった。
この半年の終値ベースの高値は、大暴落の前日である５月２２日の１万５６２７円２６銭。
まだ２０００円近く下がっている。
大暴落した５月２３日以降は失速感が漂ったが、かなり回復感が強くなってきた。
大暴落した５月２０－２４日の週は５２５円安となり、その後も３週続けて大幅値下がりした。
前週の６月１７－２１日は５４３円高と、大暴落以降の週間では初めて値上がりした。
大暴落の前週以来、５週間ぶり。
しかし今週は２４日から２６日の３日間で４００円近く値下がりし、また下落に戻るかと思われたが、２７、２８日の両日計で８４３円も値上がり。
週全体で４４７円高の大幅上昇となった。
◇日経平均株価、週単位の値動き
５月１３－１７日
５３０円高
５月２０－２４日
５２５円安（２３日大暴落）
５月２７－３１日
８３７円安
６月
３－
７日
８９７円安
６月１０－１４日
１９１円安
６月１７－２１日
５４３円高
６月２４－２８日
４４７円高

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「協会の検証に不快感 八百長調査委座長が反論 大相撲」：イザ！

２年前の大相撲八百長問題を調べた特別調査委員会で座長を務めた伊藤滋氏は１９日、同問題をめぐる地位確認訴訟に勝って復帰した幕内蒼国来への解雇処分や、調査の正当性などの検証作業を進める日本相撲協会の危機管理委員会に対し「まことに不可解」などと書面で不快感を示した。
危機管理委の宗像紀夫委員長（元東京地検特捜部長）が１８日に、伊藤氏や処分当時の放駒理事長（元大関魁傑）、村山弘義副理事長が聴取の依頼に応じないと批判したばかり。
伊藤氏は特別調査委の調査内容などは、八百長処分決定時に相撲協会へ提出した報告書が全てとし、「ヒアリングに応じる予定はありません」との回答書を危機管理委に送り、聴取を拒否。
蒼国来の訴訟で敗訴した相撲協会の控訴断念については「当然控訴すべき事案であり、全く理解できません」と反論した。


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「上原が１回０点で今季２セーブ目 田沢は１回１失点」：イザ！

レッドソックスの上原は２６日、ボストンでのロッキーズ戦ブラジリアンワックス 大阪で５－３の九回に３番手で登板し、１回を無安打無失点、２三振で今季２セーブ目を挙げた。
防御率は２．０３。
田沢は５－２の八回に２番手で登板してソロ本塁打を許し、１回を１安打１失点、１三振で勝敗は付かなかった。
防御率は２．５７。
■上原の話「今日は先頭バッターがすべてと言ってもいいぐらいだと思う。
（フルカウントとなり）あそこで三振か四球かで大違いだった。
（抑えの）プレッシャーみたいなのがあるというのは、前にやっていた人たちを見れば分かる。
それにつぶされないようにしたい」
■田沢の話「（先頭打者に本塁打を許した）あの１球は悔しかった。
真ん中に投げた僕が悪い。
それ以外はいつもと変わらず、ストライク先行でいけた。
ゼロに抑えて上原さんに回せれば良かったが、何とか勝ったまま九回にいけたので良かった」（共同）

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