大相撲夏場所(5月6日初日、東京・両国国技館)を新大関として迎える鶴竜が26日、番付発表後初めて出稽古した。
時津風部屋に赴き、同じく出稽古に来た大関日馬富士と三番稽古で24番。
本格始動した手応えを「まあまあ。
悪くもなく良くもなかった」と語った。
日馬富士から声を掛けられ実現した「大関対決」。
総勢11人の関取が集まっていたが、両大関が長く土俵を独占した。
鶴竜は前半、一気に押し出すなど互角以上の攻防を見せたものの、最後は相手の低い攻めに10連敗を喫し8勝16敗。
日馬富士に「全然足りない。
もう少しやりたかった」と先輩の貫禄を見せ付けられる格好となった。
「ちょっとスタミナが切れた」と冷静に振り返った鶴竜。
番付発表後もイベントや後援者との会合など多忙だっただけに状態を上げていくのはこれから。
「大丈夫だと思う」と焦りはない。
むしろ、髪の生え際が赤く擦れるほど頭から当たり続け、「立ち合いから自分の流れで取れれば良い相撲になる」と、課題を持って汗を流せたことに充実感が漂った。
(宝田将志)
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