アンニョン from ソウル~続き

「涙と笑いのソウル生活」のその後

慶州パート5

2006-09-29 | 旅行
新学期も始まったと言うのに、未だに慶州の話題です。あまりにも見所一杯で、伝えきれないことの方が多い!

さて、今日は、慶州でも最大の古墳群「大陵苑(デヌンウォン)にある「天馬塚(チョンマチョン)」です。ここは数ある古墳の中でも唯一中が公開されています。



その名にもあるように、天を翔る馬が描かれた泥除けが発掘されました。ここも他の同様に説明書が一切なく、中をふらふらと歩いていたら、ちょうど英語の通訳をしているガイドさんが。。。展示品を見ているふりをして後ろで説明を聞かせてもらいました。実はこの泥除けも最初は古墳の中の遺体にかぶせてあったものだとばかり思っていたのですが、実は乗馬に使う泥除けだったことがガイドさんの説明でわかり納得~ やっぱりガイドさんと周るのが一番だよ~と思った次第です。古墳の中も石を積んで中が空洞になるような作りになっているようなのですが、発掘の時に一気にいくと石が下に落ちて空洞が埋まってしまうので、慎重に少しつづ取り除いて空洞の中に埋められていた棺を発掘したそうです。棺の中には、黄金の装飾品を身に着けた男性が見つかっています(ここまでガイドさんの受け売り~)。この男性がつけていた王冠は、これまで発掘された中では最大だそうです。本物は慶州博物館に展示してあります。

この日も暑かったのですが、古墳の日陰の方で横になっている熟年カップル。子供用のガイドさんと周る小学生。アイスクリームを食べる家族連れ。といろいろな人が秋晴れを楽しんでいました。さすがに日本人は少なく、私たち以外は、2人組みのおばさましか見かけませんでした。

そうそう、この大陵苑は夜10時まで空いているのですが、なぜか閉園時間を過ぎても音楽が流れている・・・私たちが宿泊したサランチェがここのすぐ横だったので、星を見に夜中に散歩に出かけたら、なぜか大陵苑から音楽と説明が流れている。ちょっと不気味でした。ただの消し忘れ!?

実は慶州まだ続きます