3/28放送分の入選句、3月のTOP3です!お題は「曇り」
尚、すでにこれまでのブログをご覧になってお気づきかと思いますが、ここに書かせて頂いている川柳は作者の発表どおりのひらがな、カタカナ、漢字を使い、そのままアップさせて頂いております。今一度ご承知おきくださいね。
秀逸2 曇り日の自慢話は湿気ている
静岡県 春爺さん
秀逸3 曇天のおとぎ話という祭り
弘前市 小次郎さん
特選 月に笠故郷(くに)で誰かが泣いている
千葉県 柏の山姥さん
むさしさんは自慢話をするのが苦手とおっしゃっていましたが・・・得意な人も確かにいますよね。嫌味じゃなく、聞いていても相手に嫌な気持ちをさせない自慢話。そんな風に喋れるスキルがあればいいんですけれども簡単ではないですよね~。お天気と同じで、気持ちがどんよりしているときに聞かされる自慢話なんて、正直聞きたくもない。そんな心情を「自慢話しがしけている」と表現されたのかな?と想像しています。
「人生の全ては祭り・・・だと思う。」というコメントをこの川柳とともに寄せて下さった小次郎さん。かっこいいーーー!私にはまだその境地に至る人生経験も足りておらず、ただ難しい~とうなるばかりでした(苦笑)おとぎ話しも青空の下ではなく、曇天。明らかなものより、少しでももやーと曇っていた方が、消したい過去とか過ちもうやむやに出来て都合よかったりするのかしら。
月のまわりにボゥっと円ができる様子をたまに見たりしますが、その月を見て、故郷で誰かが泣いているんじゃないかと。誰かが寂しい思いをしているのではないかと・・・。新しい土地で生活を始められる移住を選んだご本人だからこそ、感じられた情景だったのだろうと思います。長く住みなれた土地での想い出、築いてこられたご近所との関係性、趣味のお仲間たち、ご先祖様。あたらしい土地で、故郷の人を想わないときはないと思うのです。柏の山姥さんに新しい土地での素敵な出会いがありますように!
特選句をむさしさんが直筆しましたよ!こちらの短冊を千葉にお送りしますね!お部屋にぜひ飾ってくださいね。ちょっと暗かったのでこちらのアングルのお写真もどうぞ
旅の備忘録
釧路の朝は冷え込みが厳しいのですが、ごらんの通りの晴天でした。河口の水も凍る厳しい寒さ!氷点下15度くらい。いくら寒くても雪雲に覆われる曇天の津軽よりはるかにいい!北海道のしかも道東が好きな理由はそこにもあります。私も移住したい。
只今募集中のお題は「飛ぶ」4/15締切です!投稿お待ちしています。