ブログ「FM青森チャレンジ川柳!むさし流!」

毎週土曜お昼12時から放送中!入選→秀逸→特選と3句づつ入選句を紹介。入選しないとonairにならないの。悪しからず!

こけしのあたまんじゅう

2020年01月29日 | 日記

2/1放送分の入選句です。お題は「大」


佳作1 今年の運「大吉」引いて使い切る
青森市 和山信さん
 
佳作2 還暦の今も大きいままの夢
静岡県 恭子さん
 
佳作3 たちねぷた おどには無理な 立ち姿
つがる市 あっと驚くTameゴロウさん
 
初詣で「大吉」は気分がいいですよね!おみくじで運を使い切っちゃったとは、お孫さんも酷なことを言ぃすね〜。実は私も「大吉」引いたんです。何年かぶりに!今年1年きっといいことあるって信じてます(笑)
 
いくつになっても「夢」があるって素晴らしいことだと思います。しかもそれが大きい「夢」!年齢を重ねていくと同時に諦めることが増える気がします。でもそれって、努力しなくて済むただの言い訳なのかもしれない。前向きに生きるには相当なエネルギーが必要だけど、省エネの人生よりきっと豊かなものになるんだろうと思う。大きい夢を見続けらられる恭子さんは、充実した毎日を送ってらっしゃるに違いない!
 
お父さまが勇壮な「立ちねぷた」のようにはいかないだろうと(笑)そこまでカッコつかないでしょと落としておいて、心の中では勇ましくカッコいいお父さまを想う優しいTAMEゴロウさんが見えますよ!
 


信じられないくらいの暖冬と小雪の1月末の収録です。むさしさんは蓬田からの車の移動がラクだとおっしゃっていました。本当にそう思います!雪道の運転は私も大の苦手で、例年の冬は電車も使用するのですが、今年は車が運転できる!
生活はラクで助かってます。移動はラクでも収録の5本録りだけはラクじゃない(笑)今月もおやつを食べて、休憩をはさみつつ収録やり切りました!
 


今月の収録のおともは、津軽こけしで有名な黒石市のお菓子「こけしのあたまんじゅう」
 
こけしの頭が印刷されたパッケージがかわいいでしょう?でも、これ袋から取り出すとただのおまんじゅう(苦笑)焼印は?…ないのでした。
 
さて、番組冒頭でも告知させて頂いた田舎館村の冬のイベント「スノーアート」の詳細はコチラ!
 

雪と遊べるイベントも満載
 


ぜひ遊びに来てください。来週は寒波襲来の予報。雪が・・・積もることを祈るのみ。
 
只今募集中のお題は「曇り」2/15締切です!


 
 
 
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利休鼠

2020年01月27日 | 日記

1/26放送分の入選句TOP3です。お題は「ねずみ」

 
秀逸2 マウスにはなれぬがドナーにならなれる
神奈川県 水たまりさん
 
秀逸3 バンクシーのねずみはポピンズになった
鳥取県 斉尾くにこさん
 
特選 君を待つ利休鼠の雨抱いて
青森市 夕月さん
 
「ヒトのために貢献してくれるマウスたち。ドナーになれば、私だって役に立てる!」水たまりさんのコメントに共感しました。実は私も今月のお題の「ねずみ」をどうやって川柳にすればいいのか、すごく悩んで悩んで。投句はしたのですが見事ボツでした!医療の進歩に欠かすことのできない「マウス」についても想いを馳せて17音を絞りだそうとしたのですが・・・作れませんでした。そこにきて水たまりさんのこの句。簡単な言葉でただただシンプルに綴られています。
その上想いがストレートすぎるくらいに伝わる。自分が作れなかった分、なんだかすごく感動してしまいました!
 
「バンクシー」は神出鬼没のストリートアーティストですが、その「バンクシー」と「メリーポピンズ」が合体すると川柳自体も「アート」になるんだなぁと新たな発見がありました。そうそう、むさしさんの「書」だってやはりアートだと思いますから。
 
「利休鼠」が色の名前(表現)だったとは。緑色を帯びた灰色でさびた味わいがある色だそうです。「四十八茶百鼡」と表現されるようで“鼠色”だけでも100はあるってことですね。日本の色彩の妙ってすごいですね。赤みがかった鼠色も、青みがった鼠色も、黄色みも茶色みも・・・それは100はできちゃうかもしれない。その1つ1つに色の名前がついているところが粋ですね。クレパスの48色しか知らない私からしたら目からウロコ。江戸の色彩にちょっと興味を持ちました。
夕月さんのこの句は、江戸時代に私を連れて行ってくれました。夕月さんが描いたドラマの情景がすぐ浮かびます。
素晴らしいです!
 
 


夕月さんにはこちらの短冊をお届けしますね!
 
 
 
さて、田舎館村の冬の田んぼアート「スノーアート」の方も、開催が近づいてきました。練習頑張っているところです。
スノーシューを履いて、コンパスで角度を測り、ひたすら一つ一つの足跡をつけてアートを作っていきます。
 
本番は2020年2/7金曜日に制作。この日の夜からライトアップされ公開になります。会期は2/9まで!詳細はまた来週お知らせします。
 
只今募集中のお題は「曇り」2/15締切です!
 
 
 
 
 
 
 
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いざとなりゃ

2020年01月19日 | 日記

年始のご挨拶を沢山頂いてます!有難うございます。番組の性質上(収録が前倒しで行われるため、リアルタイムのネタが1ヶ月遅れます)ご紹介が遅れますが、来月のオンエアで紹介できればと思っています。

1/18放送分の入選句です。お題は「ねずみ」

 
佳作7 誰ですか?恋を半分かじるのは
佐賀県 寿々さん
 
佳作8 チョロチョロと逃げるかガリッと噛みつくか
弘前市 小次郎さん
 
秀逸1 いざとなりゃオイラ猫さえ噛みまっせ
静岡県 春爺さん
 
「半分かじる」でそれが“ねずみ”だと番組アシスタントの私であれば理解できます。が、むさしさんは「かじる」のは何もねずみだけとは限らないと。ふむ、確かにそうですね。でも、ここでは「印象吟」も一部認めて下さるとのこと!あーよかった(笑)私はとてもロマンチックで好きな句です。「恋をしている」のかどうか曖昧な時期ってありますよね?その初々しさを思い出しキュンとなりました。
“恋”といえばと、むさしさんが紹介して下さった詩があまりに素晴らしかったのでここでも書かせて頂きますね。
 
工藤直子さんの詩
「痛い」
すきになる ということは 心を ちぎってあげること だから こんなに痛いのか
 
小次郎さんの句も「印象吟」。ねずみがお題に出てきません。チョロチョロとガリッのオノマトペの使い方がうまい!とむさん絶賛の1句でした。ところで、小次郎さんはどちらのタイプなのでしょうか?逃げるのか?噛みつくのか?人間界で生きていくにはその両方を使いこなすことが重要ですよね、きっと。
 
春爺さんの句にも「ねずみ」が出てきませんが、猫を睨む勇ましい「ねずみ」が見えてきます!生きていると「いざとなりゃ」の場面に出くわすことって結構あると思うんです。でも、その「いざという時」に果たして本当に自分が噛める状態にあるのかどうか・・・常に爪を研いでおくことって簡単じゃないですからね。最近頑張れない自分がいまして・・・この句にハッとさせられました。
 
 
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雪がない!

2020年01月13日 | 日記
日常を取り戻しつつある今日この頃。今年は9連休の方が多かったようですね。あまりに休みすぎて社会復帰できないんじゃないかと思った!という方が多数。日本人は本当に働くのが好きみたい。何も会社に行かずとも今は多くの仕事が幾らでもできるのになぁ…などと思った仕事始めでありました。

1/11放送分の入選句です。お題は「ねずみ」
 
佳作4 クリックしおすすめ記事に迷い込む
青森市 蛍沢の住人さん
 
佳作5 春の夢ねずみ算的ふくれ方
静岡県 べっぴんさん
 
佳作6 おむすびの記憶 大黒様笑う
弘前市 どん兵衛さん
 
パソコンのマウスの存在をすっかり忘れており、クリックと結び付かなかった私。頭が固くてすいません。
ネットはほんとに時間を浪費しますね…いいんだか悪いんだか。気づけば探していたネタではないものをクリックしてますもんね。SNS廃人にはならないようにしたいものです。
 
ねずみ算的に膨らむ夢っていいですね。夢は大きく、沢山あった方がいいです!そういえばこのお正月は夢を見てないような。ならば今年なりたい自分をイメージして妄想にふけるのも悪くないかも。今日の夜にでもやってみようかな。
 
「おむすびころりん」と「大黒様の神話」2つの物語がモチーフになっているようです。むさしさんに教えて頂きました。川柳家の皆さんは教養もあり博識の方ばかりです‼︎少しでも近づきたいです。

 
 

今年も田舎館村の冬の田んぼアート「スノーアート」のシーズン到来。土曜日は練習初日だったのですが…まー雪がない!本当に雪が少なすぎる…。スノーシューで歩いても雪がないから沈まない。ということは陰影が出ない=アートにならない。うーん。雪が降ってくれないと練習にもならないわけで。生活はとてもラクでいいのだけど…
雪のイベント関係者は皆ヤキモキですよね
 
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2019年間大賞&みどり賞!

2020年01月06日 | 日記
明けましておめでとうございます。2020年子年がはじまりました。
よい年になりますように。今年も番組にお付き合い頂けますようよろしくお願いします

まずは2019年の年間大賞の発表です!
特選の12句の中からむさしさんが心を奪われた年間大賞はコチラ
 


耐えているさくら撫でたら泣くでしょう
 
鳥取県 斉尾くにこさん
 
そして、2019年の下半期のみどり賞はコチラ!
 

たっぷりと五感に注ぐ花鳥風月

弘前市 ホワイトベアさん
 
耐えている桜…とくに北国に暮らす私たちにとって春は特別な季節。長い冬を耐えに耐えてようやく迎える春ですもの。    あたたかい陽光を浴びる嬉しさったらないです!北国暮らしの皆んながこの句を作られた斉尾くにこさんに嫉妬したのではないでしょうか?むさしさん大絶賛でした

そしてみどり賞。私も自然が大好きです!自然を愛で四季を丁寧に過ごしていらっしゃるホワイトベアさんが見えました。
 
1/4放送分の入選句です。今年の干支にちなんでお題は「ねずみ」
 
佳作1 猫に鈴そんな話もあったっけ
奈良県 あさぎさん
 
佳作2 学芸会その他大勢ねずみ色
ケアガーデン青森 カックイさん
 
佳作3 特売日ねずみ花火のような妻
兵庫県 さくら草さん
 
「猫に鈴」はもはや過去のことなんですね。その由来については番組の中でむさしさんに教えて頂いたとおり。イソップの童話が元になっていたとは知りませんでした。因みに18年一緒に暮らしたウチの猫には首輪は着けませんでしたが、ネズミもモグラもスズメもよく獲ってきたなぁ。
 
学芸会のその他大勢のネズミ色(笑)ちなみに私はネズミ色の「雲」の係でしたよwwwもちろん顔は雲に隠れて見えるはずもなく。当時の小学校は明らかな実力社会でしたね〜。それはそれで受け入れてましたよ。白衣を着て舞台のセンターに立つセリフある頭のいい子を、舞台端っこのネズミ色の雲は羨ましく思ったのでありました。
 
「ねずみ花火」懐かしいです。夏の日の花火の記憶。グルグル高速で回転してパンっと跳ねて飛び散るみたいな。奥様とねずみ花火をリンクさせちゃうなんて、面白すぎます。
アドレナリン出まくってる感じが…想像できてしまうwww
 
 


大晦日と元日は寒波で冬の嵐。初詣は天気が落ち着いた2日に。西日がちょうどきれいな時間にお詣りできました。
おみくじは数年ぶりの大吉!
幸先よいスタートであります
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