高野山

6/23放送分の入選句です。お題は「転ぶ」

佳作10 転んだところに蒲公英が生えている

神奈川県 水たまりさん

佳作11 イヤリング付ければ転ぶやじろべえ

京都府 福村まことさん

秀逸1 転んでも影が背中をそっと押す

沖縄県 前川 真さん

転んだところに蒲公英が生えている。なんて優しい句だろうと思いました。たとえ転んだとしても救われますね。何回でも起き上がれそうです。

イヤリング。私も実はイヤリング派。ピアスに憧れてましたけど、孔を開けるのに勇気がなくて（笑）「イヤリング付ければ転ぶやじろべえ」何も飾らず、シンプルなままの自分が最高のバランスなのですね。飾らずとも、ありのままの自分でよいと思えること。強くて素敵な人ですね。

一人のようでいて一人じゃない。それこそ愛を感じる優しい句だと思いました。見えはしないけど存在は感じている。優しい影の正体は前川さんの大事な人だったのでしょうか。

さてさて、GW明けに訪れた和歌山。世界遺産「高野山」の備忘録。

この橋から向こう2キロが高野山の聖地「奥の院」名だたる戦国武将の供養塔がいっぱい。よく知る大企業のそれもあったりして、高野山に供養塔があること自体がステータスのようです。

この御廟橋の向こうにそれこそ御廟が。当然、写真撮影は禁止。なので橋の手前で最後の1枚。きつつきのドラミングまで聞こえて、マイナスイオンいっぱいの奥の院でした。

金剛峯寺。この日も阿字観体験（座禅）が行われていました。

そして壇上伽藍。写真だけでは大きさがなかなか伝わらないものですね。あまりのスケールに驚くばかり。

大きいといえば「大門」も相当大きい！これこそ大きすぎて驚く。さすが高野山。

本来なら高野山参りはこの大門からスタートするそう。1日では足りないな～。同宿の大阪のご夫婦は3回目の高野山だと言っていました。しかも翌日も朝から行くんだって。次があれば宿坊に泊まって座禅体験もいいかも(^-^)



今週のむさし流BGM　
青森市在住の音楽ライターオラシオさん選曲のポーランドジャズ！

オラシオさんが選曲を手掛けた話題のポーランドジャズアルバム。
コアポートというレーベルから2017年 12/20発売になった
「ポーランド・ピアニズム」から

フランチシェク・ラチェコフスキ・トリオ/５/８

雲丹きたーー！

今年もウニの季節がやってきた！

六ヶ所村「武寿司」何年もお値段変わらず2000円。

私も通って何年になるだろう。
1800円で食べた年もあったような気がする…違う店だったか？

胸焼けするぐらいのボリューム。ちょっと他ではないコストパフォーマンス。大将の心意気に頭が下がります。

食べた後も口の中に旨味がずーっと残ります。野辺地～平内あたりまでまだ口の中が美味しかった！ごちそうさまでした。

6/16 放送分の入選句です。お題は「転ぶ」

佳作7 リラ冷えに達磨転んだままでいる

静岡県 べっぴんさん

佳作8 すってんころり笑いがずれてアルマジロ

京都府 あこしゃん

佳作9 転がってなかった運はかくれんぼ

佐賀県 寿々さん


「リラ冷え」はじめて聞く言葉でした。北海道ではよく言われているそうです。ライラックが咲く初夏の頃に急に冷え込む日のこと。言葉そのものの響きが美しくてステキです。せっかくの陽気で上向いてる気持ちに、水を差されたところでしょうか。

「毎日がこんなんです。」と投稿の際にコメントが。あこしゃんの毎日は笑いが溢れて、なんだかとっても楽しそう！「すってんころり」も「アルマジロ」もご愛嬌。女は愛嬌がある方が幸せだと思うのですが。

寿々さん。やはり「幸運」は転がってはいないものなのですよね。でも、ないわけではない。かくれんぼの鬼さんが仲間を見つけるまで探し続けるのと一緒で、幸運も見つける努力をしなければならないと。
そうだった。「運も実力のうち」ってね！


今週のむさし流BGM　
青森市在住の音楽ライターオラシオさん選曲のポーランドジャズ！

オラシオさんが選曲を手掛けた話題のポーランドジャズアルバム。
コアポートというレーベルから2017年 12/20発売になった
「ポーランド・ピアニズム」から

モジジェル.ダニエルソン.フレスコ/サファーリング

日々

日々の有難さに触れた今週の入選句。日常の普通にある特別じゃない写真をアップしてみようかなと。

４/３０早朝にジョギングへ。車がまだ多くない時間なので青森ベイブリッジへ。マンションみたいに見える建物は・・・実は青森港に寄港した豪華客船！ほんとにバカでかい（笑）

この日は凪でした。青函連絡船は今は博物館のようになっています。

 

５/５も早朝ジョギングへ。青森市堤の歩道橋から国道7号線。車が少ないって気持ちいいです。

こちらは５/４か。黒石市中野にある「ル・グレ」

パスタとピザが絶品なのであります！ごちそうさま！

6/9放送分の入選句です。お題は「転ぶ」

佳作4 思いきり転んでいこうと怯えてる

ひろひろさん

佳作5 転んだ日ばかりを綴る日記帳

青森市 佐東亜阿保介さん

佳作6 すってんころりんドラマが始まるんですね

弘前市 ホワイトベアさん

今週の入選句は、日常の中にある様々なシーンを切り取った3作品だと思いました。
難しく考えずに一つ、一つの句をよくよく鑑賞してると…自分にも思い当たるところがある！
そう思うと「日常」って、苦しいこともあるけれど、しあわせの連続だなと。ドラマチックなドラマがごろごろ転がっている訳です。それを改めて確認させてもらったように思います。

清水の舞台から飛び降りる覚悟で事にあたるといっても、そりゃ当然怖いし（笑）
前向きに生きたいけど、ネガティブな感情を持たない日はない。そして、不意に恋心が湧いたりもする。日常って素晴らしい日々ですね！そういえば、そんな歌もヒットしましたね。


今週のむさし流BGM　
青森市在住の音楽ライターオラシオさん選曲のポーランドジャズ！

オラシオさんが選曲を手掛けた話題のポーランドジャズアルバム。
コアポートというレーベルから2017年 12/20発売になった
「ポーランド・ピアニズム」から
アーティスト/曲

ローマの休日

6/2放送分の入選句です。お題は「転ぶ」

佳作1 転んでもただでは起きない欲たかれ

ケアガーデン青森 澤田六男さん

佳作2 歩む人雪をかく人転ぶ人

ケアガーデン青森 和泉眞里子さん

佳作3 起き上がり小法師がんばりすぎよもういいよ

奈良県 あさぎさん

久々の津軽弁川柳！「欲たかれ」とは「欲張り」のことです。発音すると「よぐたがれ」になります。欲張り過ぎるのはよくありませんね。でも、世の中、損は絶対にしたくないという人もいます。損するときもあるから得するときもあるのに。「ほいどたがれ」になったらおしまい。さもしい人間にはならないように。

歩む人雪をかく人転ぶ人。この世にはいろんな人がいて、その一人一人に役割がちゃんとあるということでしょうか。

倒れても倒れても、起き上がってくる「起き上がり小法師」。挫けそうになっても、挫けそうになっても這い上がってくる…。強い気持ちを持ち続けることって、ツラく苦しいです。だから、「頑張りすぎなくてもいいよ」と。最後の「もういいよ」に救われます。優しさが沁みますね。

6/3日曜、毎年恒例、今年で26回目の田んぼアートの田植えがありました。

総勢1300人！地元中学生はそのほとんどが参加。県外からは東京、気仙沼、大館など。県内もむつ市、六ヶ所村など遠い下北からの参加もありました。
これは田植え前のウォーミングアップ。田舎館村の公式キャラクター「米こめ君」体操です。ちなみにおいしい白米をモチーフにしたダンサーたちは役場の若手職員！いい働きしてますよね。役場職員が積極的に、しかも！自ら楽しんで催しに関わることが出来たら最高です。村の未来は明るいと思いました。

1300人が一斉に田んぼに向かいます。今年のテーマは「ローマの休日」オードリーヘプバーンとグレゴリーペックがスクーターの「べスパ」に乗ってローマ市街をめぐる1シーンを描きます。コロッセオも描かれてます！もちろん、真実の口の石の彫刻も描きますよ。

気温が上がって絶好の田植え日和となりました。岩木山もご覧の通り！観覧は6/4からはじまってます。見頃は稲が生長し、個々の稲の色がはっきりする7月中頃から。今シーズンも田舎館村の田んぼアートへぜひお越しください(^-^)


今週のむさし流BGM　青森市在住の音楽ライターオラシオさん選曲のポーランドジャズ！
オラシオさんが選曲を手掛けた話題のポーランドジャズアルバム。
コアポートというレーベルから12/20発売になった「ポーランド・ピアニズム」から
アーティスト/曲
ミハウ.トカイ.トリオ/ザ.サイン