いい季節は日々表情を変え、あっという間に過ぎ去っていきます。日に日に緑が増えて、濃くなって。空の青が冴え渡っていきます。田植え最盛期の5月後半から梅雨前は最高にいい季節。もっとゆっくり進んでくれたらいいのに…毎年思います。
5月も20日を過ぎると収録です。年に何回かの5本録り!
2本録っていつものコーヒーブレイクです。
今月のコーヒーのお供は岩手のお菓子。
そして、むさしさんに和歌山土産湯浅が醤油発祥の地だと初めて知りました。こちらはしょうゆペースト。きっと奥様が美味しいレシピを作って下さるでしょう(^-^)大豆と小麦だけで作られた添加物なしの本物の手作り醤油です。大抵のしょうゆは「カラメル色素」で黒くしているんですって。
5/26放送分の入選句です。5月のTOP3です。
秀逸2 偉ぶりも凹みもしない銀メダル
静岡県 春爺さん
秀逸3 銀紙の軽さだったね葬送曲
青森市 小雪さん
特選 逝きました鱗ギラリと光らせて
弘前市 小次郎さん
2位だともらえる銀メダル。1位の金と3位の銅に挟まれて偉ぶることもなく、凹みもしない立ち位置です。上にも下にも誰かいるという安心感…。そんなとこ、ありませんか?
葬送曲が銀紙の軽さ。葬送曲のイメージするところは「重たい」なのですが…チョコレートを包む銀紙なんかはめっちゃ薄いし、かるいかるい。葬送曲を聞く機会がまだそれほど多くはない私。この句が解るようになるのは、もう少し先なのかもしれません。
「鱗ギラリと光らせて」この方は人間にはないはずのウロコを光らせて旅立たれた…。きっと凄い人だったんですね。人の死の表現の仕方って、あるんですね…。
今まで考えたこともありませんでした。生まれてくるときは「すっぽんぽん(笑)」でみんな一緒でしょうけれども、死ぬときは、それぞれの人生が映し出されるのでしょうから。
特選の小次郎さんには「色紙」をお届けいたします!
ただ今募集中のお題は「短い」です。6/15締め切り、7月オンエアです。
投稿お待ちしています(^-^)
今週のむさし流BGM 青森市在住の音楽ライターオラシオさん選曲のポーランドジャズ!
オラシオさんが選曲を手掛けた話題のポーランドジャズアルバム。
コアポートというレーベルから12/20発売になった「ポーランド・ピアニズム」から
アーティスト/曲
レシェク.クワコフスキ/プションシニチュカ