る5/25放送分の入選句!お題は「撫でる」5月のTOP3です。
秀逸2 静電気ビリビリこの女(ひと)に決めた
弘前市 小次郎さん
秀逸3 年老いた母の頭を撫でてみた
静岡県 春爺さん
特選 耐えているさくら撫でたら泣くでしょう
鳥取県 斉尾くにこさん
小次郎さんはお見合いでのご結婚でいらしたんですね。電気が走るほどの心の震えがあったのだとしたら、それはまさに運命の出会いだったのですね!一目惚れとはまた違うのでしょうか?同じような感覚でしょうか?小次郎さんの出会いに興味津々です(笑)そして、これが「撫でる」とどう結びつくのかなぁ?と。まるで優しく撫でるような電気の走り方だったのかも?なんて思ったりしています。
母の頭を撫でてみる…。なんか想像しただけで涙が出ます。子どもはそのときどんな気持ちになるのだろう?私がそれを体験するのはまだもう少し先になりそうですが、春爺さんはきっと気持ちの整理がついているんですね。ただただ愛おしさが溢れてて涙がとまらないです。
とてもわかりやすく、共感できます。「比喩」ですね。耐えている人が撫でられたら…それは泣くでしょう。泣きますよ。むさしさんから「素晴らしい」の一言が出ました!それを桜前線北上中の旬のタイミングで表現できちゃうんですから。冬の間耐えて春を待つ桜と人間が見事にリンクする。川柳ってすごいですね。
くにこさんの特選句をむさしさんが直筆したこちらの短冊をお届けしますね!
今週のむさし流BGM
青森市在住の音楽ライターオラシオさん選曲のポーランドジャズを引き続きお届けしています。