午前中、ぷーちゃんのエレクトーンのグレード試験がありました。
8級を受けました。
・自由曲(3曲練習して当日試験官が1曲指定)
・アレンジ曲
・初見演奏(両手奏)
・伴奏付け(試験官が弾く右手に合わせて左手とベースの和音付け)
・メロディー聴奏
・ハーモニー聴奏(左手とベース)
ハ長調、ヘ長調、ト長調、イ短調、ニ短調から出題
問題集にそって練習してきたのですが、あまりのできの悪さにぷーままは毎日鬼になって特訓してきました。
でも最後の2日になって、本番で萎縮してもいかんので方針転換で「お母さんは見ないから自分でいいと思うまで練習しな。」とぷーちゃんにまかせてみました。
ところが・・・
前日の夜になって「お母さん、8分の6拍子ってどんなん?」
は~
「あんた今ごろになって何言ってんの?」って感じだよね。
いちおう説明はしたけど、いまいちリズム感がつかめない。
問題集を見たところ、初見14問中8分の6拍子は1問だけ。
じゃあたぶん8分の6拍子は出ないよ、ということにしました。
他にも不安材料はいっぱいあったけど、ここまできたら開き直るしかない。
「まっ、ええやん。落ちたら次回もう一回受ければええんやし。やるだけやっといで。」と送り出しました。
試験が終わって教室から出てきたぷーちゃんの第一声は
「初見、8分の6拍子だった~。
」
ま~じ~
「8分の6拍子って見たとたんパニックになった。最後の方は弾けたけど最初の方はよく覚えてない。試験官の先生がな、一箱一箱は弾けてます、って言ったよ。」
でもつながってないとダメなんじゃないのー?
初見以外はなんとかできたみたいだけど、結果が怖い・・・。
午後はわくわくコンサートを聴きに行きました。
2台のピアノ・4重唱・バレエ・管弦楽の1時間のコンサートでした。
4重唱のメンバーは
ソプラノは大学の1年先輩。当時、さらさらロングヘアーの美しいお姉さまで、とってもきれいなソプラノだった。今も変わってなかったなー。
アルトは大学の同級生で、今はなんとぷーちゃんの小学校の音楽の先生のYちゃん。ぷーちゃんが入学すると同時に転任してきた時は思いがけない展開に笑ってしまいました。できれば後2年、ぷーちゃんが卒業するまで小学校にいてほしいなー。
テノールは・・・ぷーままが小学1年の時、一番仲良しだった男の子がいて、大好きだったんだけど、転校してしまったのです。で、今日テノールを歌ったのは彼のお兄ちゃんで、今はぷーままの母校の声楽の教授です。
バリトンはYちゃんとぷーままの大学時代の声楽の恩師です。当時、とってもとっても怖い先生で、授業中蛇ににらまれた蛙のように微動だにできなかった。その先生の授業のソルフェージュ・独唱・合唱が続く火曜日は魔の火曜日と呼ばれてましたねー。今も変わらず声楽の教授を続けていらっしゃいます。年とともにずいぶん丸くなったという噂ですが。
アンサンブルっていいですねー。
ソロはソロで自分ひとりの音楽が奏でられるけど、誰かと合わせて音楽をするってやっぱり楽しい。
バレエとピアノっていうのもいいなあ。
また、コンサートの前後にロビーで楽しいイベントもありました。
ミニコンサートがあったり、楽器をみせてくれたり、さわらせてくれたり・・・。
時間も長すぎずとても楽しいコンサートでした。
演奏している方たちも楽しそうでした。
今日来ていた子どもたちが、音楽は楽しいなと思ってくれて、進んで音楽とふれあえるようになれたらいいな、と思います。
でも、音楽を楽しく自由に演奏できるようになるためには、やっぱり努力が必要なんだよね。時にはそれが苦しい道のりだったりするんだよね。それを乗り越えなければ音楽を楽しく奏でられるようにはなれないんだよ、ぷーちゃん。