みどっちふぁくとりーの素

バイクで一人旅も釣りも 人生 絶好調♪
好奇心よ!!
これからもその調子でいってくれ!
人生最高♪

大海原の戦い

2010年06月10日 | イカ釣り
昨日夕暮れの残虐的な大海原の戦いが終わった。

戦の場は和歌山県の田辺沖。
サムライ1名と付き人1名と
私、みどっち殿様が戦に出たよ。

イサキのデカイのが本当は写ってるはずなんだけど・・・・

m侍に撮ってもらったら・・・
「はやくはやく!!!はぁやぁくー!!!ぎゃー!!」

魚が下に落っこちたあと・・・・うーん・・・
なんでこうなるのか・・・・
戦の時代だと
速攻、切られるハズ・・・

m侍はポイントついた時には
すでに船酔いで携帯なんていじってられなかったのだ・・・・

m侍はサンコを釣って
巻き上げ、感動もなく
船の船首で吐きまくっていた。

やたら元気よく
すっきりしましたー!がんばりますー!とカラ元気・・・・・

ホンマかよ?と思いながら横見たら
青白い顔がくっきりと暗闇にうつし出された。

幽霊のようで不気味だったが
吐きまくったからかなー?

だいじょーぶなん??

はい!だいじょーぶーーー!!
いい体験ですーーーー!!!

なんて言うじゃない!

3人で行ったのでもう1人に
エサも連れた魚も全部はずしてもらっていた。

m侍は、
「ああ・・ありがとー」
「ひえー・・・!!何か釣れている感じがします!」
と控え目で腰が低いので
「ゆる~い大名釣り」のようだったが

「うなだれた落ち武者釣り」にしか見えなかった。


もう1人は付き人のごとく餌付けの
役目を果たした。釣ってねーじゃん!!!

みどっち殿様も余裕はないので明日は我が身だ。
みどっちは観察役をまっとうした。

どこまでm侍は だいじょーぶと言うのだろうか・・・


まき餌を急ピッチで撒き散らし
吐いている間に
「今のうちに早く釣りましょう!」と お付の人に言った。
付き人は
アタリが来たらすぐにうれしくて引っ張るから釣れない・・・

「まだ!待て!!!待て~~~!早い!!!テイッ!!」ってな指令を出した。

お付の人は心優しい人なのでまた予想通りの
大当たりがきた!!コレで帰れる!と思いきや

しかし・・・
付き人は「うがー!!熱い!熱い!!痛い!!」と大声を上げもだえた。

ラインが走りすぎて指をリールに当てたとき
ヤケドして指を切ったのだ。ラインもね!

やれやれ・・・

これ以上したら
泡吹いてm吉が痙攣しだすに違いない!!
げ!人工呼吸はなるべく回避したい!!

みどっち殿様の
決断の時が来た!!!

「撤収ーーーー!!!!」


みどっち殿様はイサキ・アカマツカサを釣り上げ雄叫びを上げた。
しかし戦(いくさ)は敗北に終わったようだ・・・


(あとがき)

m吉は戦に出るにはまだ早いようだ。
そうか!
自動まき餌で釣りの前にエビを食べるなんてどうだ?
あかん!あかん!釣りに夢中で人間の心を忘れがちだ・・・
明日は我が身・・・といえども
みどっちは勝手にアンカー上げて
操船して帰港しますからねー。

イカ釣りも同じ。
デカイカ釣ったらイカの体重測定まで
軽量化させないようにそっと触らず
布のタンカで「エイホーエイホー!!」と運ぼうじゃないか!とか!!

戦(いくさ)体制を考えなければ大物は釣り上げられない。