トイチニッキ

旧ドイツニッキ
ドイツ駐在の日々から日本での小さな日々まで

巡りあえた本物の味

2009-12-09 18:39:40 | おさんぽ
昨日の続き。
変わりばえのしないクリマの出店の中、
michが見つけたそのお店。



見難いけれど看板の所に「バウムクーヘン」と書いてあるのだ。



ドイツのバウムクーヘンには
度々辛酸を舐めさせられてきたmichnahe。

こんなことがあったり・・・


「これ、ドイツのバウムクーヘンってお菓子なの♪」
といってこんな物を出されたり・・・



ただのチョコレートケーキやんっ!
(正確にはバウムクーヘンスピッツとかいうらしい)


ミュンヘンに行ったときに
他の人との待ち合わせに遅刻してまで
ガイドブックに載っていたバウムクーヘンを売ってる店に
わざわざ買いに行ったのに

それが近所のスーパーのプライベートブランドの
冬場だけ売られる安っちいバウムクーヘンと
なんら変わりない味だったり・・・
(ショックすぎて写真も撮ってなかったわよ)


ともかくドイツのバウムクーヘンはバウムクーヘンじゃない!
敢えていうなら日本のスーパーのお菓子売り場に売っている、
しかも昭和の“ばあむくうへん”なのである。



と、いうわけで期待は禁物。
だけどやっぱり気になるアイツ。
michが1個買ってみると言い出した。
ま、4ユーロだからいっか。

ところがそれは100g当たりの値段。
小さいもの(直径15cmほどで3段のもの)
を1個買うと17ユーロもしてしまう。

高い・・・高いわ
どうせたいしたお味じゃないんでしょ?(失礼)


迷う二人に見かねたおばさんが
「スライスもあるわよ」と提案してくれる。
結局1段だけ購入。





それがこちら。



 ををををを!!!


今までにない、このしっとりさ!
しつこすぎないこの甘さ。
チョココーティングを施さない潔さ。
これぞ求めていた味。バウムクーヘンだ!!


いやいや、これは美味しい。
これだけでクリマにいった甲斐もあったってもんだ。
地元じゃないのがたまに傷だが
来年も車を飛ばして買いに行こう。



・・・でも日本の方がやはりずっと美味しいですよ。









コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« グリューワイン in Wiedenbr... | トップ | 今日でサヨナラ »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ゆず)
2009-12-10 20:56:59
でもやっぱり本場。
一度食べてみたいかも。
バームクーヘン、好きなのです(チョココーティングは微妙ですが・・・)。
今は甘いものを控えているので食べれませんが。

以前、テレビでドイツを見てた時普通のバームクーヘンを薄くスライスして食べていたような…?
おいしいバームクーヘンと、美味しい紅茶のティータイム。
最高です!
返信する
おいしそう♪ (コキー)
2009-12-10 23:39:16
久しぶりに見ました、バームクーヘン!
(香港ではお見かけしません)
おいしそう~♪
本場で食べれるのは感慨深いですねぇ^^
返信する
ゆず様 (nahe)
2009-12-11 01:42:44
そうそう。かなり薄く切って食べるものらしいですよ、こちらでは。
でもそれも納得。だって甘~~いもの!
(チョコがけが基本みたい)
そしてモサモサボソボソしてるもの。

うちではこの写真の大きさのを夫と半分して食べているのですが、チョコがけのは最後かなり無理して食べてます。
そしてカロリーのことも考えて食べた後で後悔です・・・。

返信する
コキー様 (nahe)
2009-12-11 01:47:19
香港ってバウムクーヘンないんですかー。
世界中の食べ物が手に入る(しかも美味しい)のなんて日本くらいなもんなんですかね?

感慨深いというよりも「おぉ、ドイツにも結構やるヤツがいたじゃんっ」って感じです。 なぜか上から目線。
返信する

コメントを投稿