トイチニッキ

旧ドイツニッキ
ドイツ駐在の日々から日本での小さな日々まで

アイラ七不思議

2010-05-18 18:58:58 | おでかけ:まち
まだまだ続くアイラ旅行記。



アイラの不思議、その1。

ガイドで雇ったクリスティーン
「この島の人は全員知り合いよ」というだけあって
車ですれ違う時に「ハーイ、○○!」と手を振ることはもちろん
車を停めてしばし世間話をすることも。
小さな島だからみんな顔見知りなのねーと思っていたら
絶対に見知らぬmichnaheにでも
目が合うとにこやかに挨拶、運転手は手を振る。
なんて愛想がいいんでしょう、アイラ島民って。
素敵。




アイラの不思議、その2。

泊まったボウモアホテルはアットホームな雰囲気のいいホテル。
1Fにバーとレストランがあり、家族みんなで切り盛りしている。
バーのトイレの修繕?改修工事もお父さん自ら行っている。

しかしなぜその工事を23時過ぎから行う????

23時から金槌に電動ドリルですよ。
あなた、真上がホテルの部屋ってこと、ご存知ですよね?
「下のバーがまだ営業中なんだから寝るな」ってことですか?
しかも3時間くらい頑張って工事やってたみたいですが、まだ終わらなかったようで。
数日後にはバーの客を一旦追い出してまで工事してましたね。
どうして昼間にやらないのでしょう??

こんなうるさい中でもしっかり眠れましたが。





アイラの不思議、その3。

ロッホサイドホテルのバーにはアイラモルトがびっしり。
でも中には「これはお売りできません」というウイスキーも。
なので客はメニュー本で注文を決め、バーテンに頼んでその都度支払う。
バーテンはボトルの裏に張ってある値段シールを見て計算するのだが

メニューに書いてある値段よりなぜか高い請求が!

決して不正は許さないmichは「計算違うんじゃないの?」と詰め寄る。
バーテンはボトルの値段を見せて「ここに書いてある」とシラを切る。
たぶん注文したものとは違う物を注いでいるのだろう。
しかしmichは「俺はこの値段のを頼んだんだ。これしか出さない!」と食い下がる。
「わかったよ、その値段でいいよ」引き下がるバーテン。

こんな揉め事が2~3回あったのだ。

うっかり間違えて高いのを出しちゃったのか
わざと間違えて売り上げをあげようとしたのかは謎。

だけど全くひるまないmichの顔をバーテンは覚えたらしく
最後の注文の時は初めからボトルの値段を見せて
「ほら、合ってるだろ?」と明朗会計だったそう。
バーの会計には気をつけろ。





アイラの不思議、その4。

今までガイドブックがちゃんと出ているような
メジャーな都市ばかり旅してきた私達。
当然どこの街でも日本人を見かけて「結構来てるもんなんだねー」と思っていたが
なぜかロンドンでは全く日本人を見かけず
「ロンドンって今不人気なの?なんか悪いことあったの?」とまで話していたのだ。

ところがこのマニアックな島・アイラ島に渡ったら、日本人に遭うわ遭うわ。

小さなボウモアホテルのバーになぜか5人も日本人がいたり
そして最後は客がその日本人だけになっていたり
毎日最低一人は日本人と出会っていたっけ。
ドイツで生活してるより日本人と喋ったよ。

日本はGWだったということも重なっていたけど
蒸留所のビジターノートを見ていると
毎ページに日本人の名前が必ず書かれているくらい。
アイラ島、日本人率高し。

でもみんな旅の目的が同じなので
話をするのも楽しい。
そしてやっぱりプロの人が多いようで
なぜかアイラで名刺交換大会。





アイラの不思議、その5。

アイラ島を走るバス。
車内には次の停留所を知らせるアナウンスも表示もない。
これは他の国でもよくあること。
前もって路線図や時刻表で自分の降りる駅まで何回止まるか確認しておけばいい。

ところがどうも数が合わない。
時刻表には載っていないバス停がいくつかあるのだ。

主要停留所しか載せてないのかと思いきや
そのウラ停留所に貼られている時刻表にさえその名前は載っていない。

ここにバスが何時に来るのか、そもそも本当に止まるのか
みんなどうやって知るのだろうか??





アイラの不思議、その6。

アイラ島とスコットランド本島を結ぶ交通は
フェリーと1日2便の飛行機だけ。

9:40発の飛行機に乗りたいけれど
空港行きのバスは9:10到着予定。
チェックインに間に合うか不安で1本早い8:00到着のバスに乗ろうとしたら
ホテルのお母さんが「8:30にならないと空港開かないわよ」

そんなちっちゃな空港なので
「手荷物検査場なんてどこにあるの?やるの??」と甘くみていたら
これがどこよりも厳しいセキュリティチェックだったのだ!

鞄がひっかかると全てのものを取り出され
財布の小銭までチェックされる始末。
なぜかnaheの持っていた二つの鞄は両方ひっかかり
出された荷物を片付けなければならないわ
自分のベルトもしなきゃならないわ
搭乗前にあたふたあたふた。





アイラの不思議、その7。

しっかり蒸留所見学も行ったのに
たっぷりウイスキーも飲んだのに
「また来よう」と思ってしまうのは
遺跡を見損なったから?
それともあののどかな空気が
昔ハマった沖縄の離島と似ているから?
あぁ、島ってやっぱりいいわ~。 

ということで現在かなりドイツの離島に興味深々。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿