入院2日目:木曜日の夜
17時。
夕食。
おおおおおおおっ!!!
これは、噂のKalt Essen(冷たい料理) ではないか!
説明しよう。
ドイツ人は昼食がメインで
夕食はこのように火を使わないパンやハムですますらしい。
真偽の程は不明。
だってレストランではみんなボリュームたっぷりの料理食べてるし
前に行ったドイツ人の家では暖かい料理出してくれたし。
(でも他の人に「それは最大級のもてなしだよ」と言われた)
へぇ~、ほんとにパンとハムだけなんだ。
いやぁ、ほんとに質素~。
普通ならがっくりくるような料理だけれど
“THE・ドイツ”って感じでなんか嬉しい私。
さて病室はこんな感じ。
2人部屋で奥のドア側がnaheのベッド。
隣との間にはカーテンも仕切りもなし。
窓側は60代くらいのドイツ人と思われるおばちゃん。
このおばちゃん、naheが寝ている間にmichにいろいろ話しかけたらしく、
でもmichは「イッヒ カン ニヒト ドイチュ シュプレフェン(ドイツ語喋れません)」
と、つれない返事をしたようなので
私も喋れないんだと思ったらしく
私の様子を聞きに来るナース達にいちいち
「英語で話さなきゃだめよ!」と口出ししてたり、
電話相手に「となりの人は喋れないのよー」みたいに愚痴ったり。
おばちゃん、私、そこはしっかり聞き取れたわよ
まぁいいや。
同部屋人とのお付き合いの大変さは日本で身にしみている。
挨拶だけはニッコリ行い、後はひと言も会話せず
2日目は終了。
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とうとうパロパロ下血?大腸癌?なになに?生理じゃないよね?
と あわてふためき、よくよく考えたら前日に食べ過ぎたトマトでした。
こちらの一般家庭の夕食はこんな感じです。
義父母はテレビを見ながらパンにハムを挟んだものを齧ったり、昼食の残りを鍋から食べています。
夫は昼食を食べないので、夜がメインになるので暖かいものを食べますが。
ドイツ人配偶者の日本人女性たちはこの「カルト夕食」、ラクでいい、と思っている人も多いはず。
(実際、聞いてしまった~、楽だって!)
おお、そちらの病院も病室にカーテン無しでしたか!
壁の色など、夫の入院していたところと似ています。
っていうか・・・
そっくりそのままです。
ひとつ勉強になりました。
お礼にミニ情報を。
ドイツのナース、スカートはいてた人は皆無でした。
色気も素っ気もない手術着みたいなやつばかり。
でもちょっと可愛らしい子もいました。
本当にカルトなんですねー。
教科書にも載ってるのに、どうしても信じられなかったんです。
だって毎日こんな質素な夕食を摂って、日曜日にはあれだけ散歩して。
なのに、なのに・・・。
どうしてみんな、あのお腹なの!?
ビールのせいってことでしょうか?
病院、同じ系列なんでしょうかね?
初日に入った病室には、隣との境にベッドと同じ高さくらいの折り畳みのついたてがありました。
あそこはちょっといい(値段の)病室だったのかな?