インドで作家業

ベンガル湾と犀川をこよなく愛するプリー⇔金沢往還作家、李耶シャンカール(モハンティ三智江)の公式ブログ

ローカル日誌/夫のヨガレッスン再開

2008-03-10 00:46:35 | ヨガ・スピリチュアル
<3月9日>
今月から、わがインド人夫のヨガレッスンが実に一年余ぶりに再開され
る手はずになった。
持病は高血圧と、チェーンスモーカーであることから来る空咳。ちょう
ど、ヨガセンターのクラスも昨年一杯で終了し、青年インストラクタ
ー、マノジョの手が空いたので、彼に頼むことにしたのである。実は、
シンガポールのヨガスタジオで勤務中のガネーシュからも国際電話で、
従兄にエキスパートがいるので、もしよかったら教えてあげるとオ
ファーされていたのだが、マノジョには息子もお世話になったことだ
し、気心が知れているので、彼にお願いすることにした(許せ! ガ
ネーシュ)。
                                      

週二度各30分のレッスンで、月300ルピーと、なじみだけあってかなり
安くしてもらえた。いずれにしろ、高血圧が持病の夫は、激しい運動厳
禁なのである。毎早朝、アルセイシアン(シェパード)の愛犬・ジュピ
ターを伴い浜の散歩に繰り出すのが唯一、日課のエキササイズだった
が、これからは軽いヨガ体操も加わり、太目の彼にはダイエットという
意味でもよいように思う。
ヨガ歴に関しては、ガネーシュがシンガポールに発つ前、一月ほど教え
てもらったことがあるけど、素人同然。

        

ガネーシュの属するヨガグループとマノジョのそれはちがうので、メ
ソッドが異なるけど戸惑わないようにと前もって警告しておいたのだ
が、とりあえず初回は滞りなく済んだようだ。事後、マノジョをジュー
スとケーキでもてなし、今日のレッスン内容についてチェックすると、
バジラ、ブジャンガ(写真、行者は息子)、アルダハラのイージーな3
アサナと、スーリヤ&チャンドラベディ、アヌロムビロム、ブラマリな
どの呼吸法を行ったようだった。
マノジョは二十三歳と若いけど、セラピー向けのメソッドをたくさん
知っているので、安心して任せておける。それとペースがゆっくりして
いて、間にシャバアサナの休憩をたくさんはさむので、夫向き(私個人
が二年半前師事した女性インストラクター、ビティカは休みなしの連続
45アサナ、超スピードペースだったので、初期はその違いに大いに戸
惑ったものだった。が、年齢からいっても、若いビティカと同じペース
でやること自体無理があり、マノジョについてから、私のヨガも、合間
に短い休憩を取りながらのだいぶゆっくりした速度になった)。
                  

ついでに、夫の短気性についても話し、高血圧によくないので、怒りを
コントロールできるようマインドを鎮静化する行法も教えてもらいたい
と頼んでおいた。ドゥヤーノ(瞑想)、シャバアサナ、ブラマリなどか
。あと、医者から言い渡されている禁煙についても、いまだに実行不能
でいることも告げると、禁煙できる行法を知っていると言われ、数ヶ月
実施すれば、止められるはずと自信たっぷりに断言されたので、心強い
ばかりだった。
何せ、日ごろ、息子と私の「止めろ」の連呼にも馬の耳に念仏の、御年
十歳の少年時から吸い出したという、恐るべきタバコ中毒の夫なのであ
る。
                         

明日は二度目のレッスン。
そのうち折を見て、旅行者向けにも一度、フリーのヨガレッスンを実験
的にサービス提供できないかと考えている。

        



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする