ITエンジニアの九十九折(新)

これまで経験したことや考えを思いつくままに綴って行こうと開設しました。マラソンをするように長く続けて行くつもりです。

65.リフレッシュ休暇 ~後編(772字)

2007-04-13 | Weblog
さて、珍道中の翌日、空が真っ青に晴れわたり、絶好の行楽日よりとなりました。

予約していたレンタ・カーでいざ、霧島山系へ。

ドライブして1時間。立寄ったのは、高千穂牧場でした。

掲載の写真でどれだけ伝わるかわかりませんが、広大な草原が丘の地形に沿って幾重にも広がっていました。そして、いつもとは角度を変えた高千穂峰が目前にあり、牧歌的で、かつ大パノラマが展開されており、久々の自然の景観に感動を覚えました。

大自然の中に身を置くと、自分がちっぽけな存在に思えて来て、日頃の仕事のストレスなどどこかへ吹き飛んでしまいます。

しばらく牧場内を散策した後、草スキー、それに搾乳を体験し、大パノラマを前に見ながら、絞りたての牛乳から作られたアイスクリームを皆で食べて休息しました。

次は、目的地の霧島林田温泉です。
牧場から車で30分ほどかかりました。途中から急な山道となり、針葉樹も多くなって来ました。さらにヘアピンカーブを上っていると、突然、硫黄臭が鼻をついて来ました。

カーブの下から温泉の湯気が立ち上り、赤色灯が回っている箇所は、源泉の豊富さを思わせ、都会に多い人工的な温泉(沸かし湯)とは全く違う勢いを感じました(本当にすごい勢いです!)。

現地へ到着し、遅い昼食後、湯殿に入ると、春休みとは言え、平日の昼下がりで、客数はまばら。貸切気分で、息子と二人で、屋内と屋外に配置された7つの湯船を行ったり来たりして、何度も入りました。

また標高800mの湯船から、遠目にかすんで見える桜島が、温泉気分を盛り上げるのに一役買ってくれました。

この旅は、母親を初めて温泉に連れて行き、喜んでもらえたことが最大の収穫で、親孝行した気分になりました。

たった1日でしたが、皆で心身をリフレッシュでき、満足した気分に浸りながら、帰途に着くことができました。
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2 コメント

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Unknown (pepe)
2007-04-16 16:31:17
長閑な風景ですね~ こんな場所に行けたら 全てが吹っ飛んでしまいそうですね。
良いリフレッシュになったんでしょうね。
とはいえ、私の住んでる町も随分変ってしまったけど
まだまだ田んぼなどの風景はたくさんあり、愛犬の散歩に行く田んぼもなかなか 乙な風景です。

ただ、鉄塔や電柱 ほんとに風景にマッチしない障害物も多く、ただただ残念な思いをします。

近くを流れる川には、すっぽんが生息しています。
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のどかな風景でした (ウォームハート)
2007-04-16 18:01:35
pepeさん、こんにちは。

確かに最近、日本ではひなびた原風景や長閑さを味わえる場所が少なくなっているように思います。

しかし、今回の小旅行では、10代以来、久しぶりに訪れた古里の観光地の良さを改めて感じることができました。

pepeさんの近所でも、まだ田んぼがあり、すっぽんが生息しているのなら、のどかさを感じられることがあるかもしれませんね。できる限り残したいものです。
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