ITエンジニアの九十九折(新)

これまで経験したことや考えを思いつくままに綴って行こうと開設しました。マラソンをするように長く続けて行くつもりです。

49.新型インフルエンザへの備え(662字)

2007-02-15 | Sports&Health
先週の金曜日(2月9日)夜、新型インフルエンザ発症の危険性と対処をテーマにした報道が、NHKニュースのミニ特集でなされました。

説明者としてゲスト出演した方が国立感染症研究所という正当な機関だったため、思わず真面目に視聴してしまいました。

以前より国内でも新種の(高病原性)鳥インフルエンザの発症が報告されていましたが、鳥から鳥への感染に留まり、今のところ、ヒトへの感染は確認されておらず、人間にはまだ関係の無い話だと思っていました。

ところが、本特集では感染時を想定して、どのような備えと対処が必要かをパネル3枚を使って説明したことが危険性の高さを物語るものであると印象づけられました。

本ニュースを視聴して、今やヒトへの感染は時間の問題でいつ発症してもおかしくない状況であり、物心両面からの備えが必要なのだと思い直しました。

過去を振返っても、これまでにスペイン型や香港型といった当時新種のインフルエンザの流行によって、多くの人命が奪われています。昨今は40年近く、たまたま新型が現れず、流行しなかったと見た方が良さそうです。
詳細はこちら
http://idsc.nih.go.jp/disease/influenza/pandemic/QA02.html

同研究所や厚生労働省のHPを閲覧すると、新型インフルエンザに関する研究とガイドライン作りが着々と進んでいることがわかります。
詳細はこちら
http://www.nih.go.jp/niid/topics/guideline-070209.html
http://www.mhlw.go.jp/topics/2004/09/tp0903-1.html

また先に、ヒトへの感染例は無いと述べましたが、それは日本国内のことで、実際には症例があり、WHOより報告されていました(総数272症例)。お詫びして訂正します。
詳細はこちら
http://idsc.nih.go.jp/disease/avian_influenza/case200700/case070206.html

私たちもそろそろ備えを始めた方がよいかもしれません。
コメント (3)
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