ITエンジニアの九十九折(新)

これまで経験したことや考えを思いつくままに綴って行こうと開設しました。マラソンをするように長く続けて行くつもりです。

50.匠の技(WAZA2007)(527字)

2007-02-18 | Culture
この2月15日~20日まで東京・池袋の東武百貨店10階で催されている
「伝統的工芸品展 WAZA2007」
へ行って来ました。

行ったのは、古くからの友人が出展者の一人として上京していたためです。

開催初日の夕方、催事場へ足を運び、友だちのブースへ顔を出す前に、一巡り。

さまざまな工芸品を見ているうちに、「うーん、芸術品と同じくらいに美しい」と心の中で唸ってしまったほどです。

日本人は伝統を重んじる民族だと聞いたことがありましたが、匠の世界でも「技」が伝承されていることが改めて感じられました。

匠の技をどう感じたかと言いますと、「一つひとつに繊細で細やかさがあり、そこに何十工程に及ぶ手仕事と技が集約されている」と形容できるでしょうか。

一口に工芸品と言いましたが、食器・花器類、竹細工の小物から、仏壇・家具、石灯篭のような大物まであります。

ちなみに友人は、「国の指定工芸士」の認定を受けていることを今回知りました。

匠の世界は後継者問題が大きなテーマの一つになっているようですが、わが国には、まだ多くの匠の技が生きていることを改めて知らされました。

まだ、会期を残していますので、ご興味があれば、一度、ご覧になりませんか。
ご案内はこちら
http://www.tobu-dept.jp/ikebukuro/f_event/event.php?fr_no=1124
コメント
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