映画で綴る鑑賞ノート

ドキュメンタリーを中心に、新作映画を楽しく語ります。
鹿児島弁のコーナーもあるよ。

シモーヌ

2006年03月21日 | TV
ついた嘘がバレそうになると、嘘をついてごまかし、またバレそうになると、さらに嘘をついてごまかすという、
『のび太の恐竜』 における、“鼻でスパゲッティ” のくだりを思わせるようなストーリー。

ただし、嘘を塗り固めるための高度な技術を持ってはいますが…

※ ネタバレ 注意! ※

どのようにバレ、どのように弁明するのかと思っていたら、予想外の展開になっていきました。
監督は、終わらせるのではなく、あくまでもブラックに、継続させるほうを選んだようです。

シモーヌ役の女優さんは、物凄くハードルを高くされて、ちょっと可哀相でした。
だって、どう見ても、ウィノナ・ライダーや、娘さんのほうが、美人だと… 個人的な意見ですが。(汗)

将来、どこかの映画祭で、受賞した役者の受賞作での演技が、実は全部CGで、
その役者は声を当てただけ、とかいうスキャンダルが起こるかもしれませんね。

シモーヌ
★★★☆ 2002 アメリカ
監督:アンドリュー・ニコル
出演:アル・パチーノ、レイチェル・ロバーツ、ウィノナ・ライダー、キャサリン・キーナー、エヴァン・レイチェル・ウッド

追記

 J・ニコルソンは、何のために必要な素材だったんだろう。(笑)


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