ここのところ、素晴らしい作品ばかり公開されていて嬉しいのですが、
この時期の映画は年末のベスト10を選ぶ頃には、いつも下半期の作品に取って代わられるため、
感動が冷めないうちに、1月と2月に劇場で鑑賞した新作映画の中から10本を選んでおきたいと思います。
洋画
1 ホテル・ルワンダ
2 白バラの祈り ゾフィー・ショル、最期の日々
3 イノセント・ボイ . . . 本文を読む
撮影当時、二十歳の大学生、谷澤壮一郎が、
イラク戦争から1年後の、2004年3月~4月にかけ、単身イラクに入り、
大学生や街の人にインタビューした映像をまとめたドキュメンタリーです。
※ ネタバレ 注意! ※
2004年4月といえば、いわゆる“自己責任”論争が巻き起こった、
イラク日本人人質事件が起きていた時期です。
北朝鮮にしろ、イラクにしろ、
実際の街の様子がどんなものか、とか、人々はど . . . 本文を読む
CG技術の進歩によって、過去の作品が次々とリメイクされていますが、
ポセイドン・アドベンチャーは、確かに格好の題材ですね。
というわけで、リメイク版 『ポセイドン』 公開前に、
名作 『ポセイドン・アドベンチャー』 を再見しました。
※ ネタバレ 注意! ※
反転した客船という設定は、やっぱり、うまいなぁと思います。
もともと、テーブルや椅子は、船の揺れで動かないように、床に固定されている . . . 本文を読む
A:「シムソンズち、カーリングぉ、すっしじゃったど」
B:「カーリングち、ないけ?」
A:「こおいんうぇですっ、おはじっのよんとがあらお」
B:「おーおー、ちけもんいしんよなとを、ほたいなげっせぇー、ほきょもってはわっ、あいけ」
A:「おお、そいお。 じゃっどん、あや、ほっじゃねど」
B:「あや、ないな」
A:「デッキブラシんごたっどん、ないじゃろかい。 ゆ、知たんとお」
B:「はん . . . 本文を読む
“able”シリーズ第3弾の今回は、知的発達障害のある9人が、プロの機材を用いて撮影方法を学び、
撮影クルーとして、スペシャルオリンピックスに参加し、記録映像を撮る姿を追ったドキュメンタリーです。
まず、なにより、常に笑いに包まれているのがいいです。
見ているほうも、自然と笑顔になってしまいます。
それから、みんな、よくテレビを見てるのがわかります。
芸人さんのモノマネとか、ほんと、よくやるな . . . 本文を読む
マット・ディロンがアカデミー賞助演男優賞にノミネートされていたので、注目していたら、
凄いキャラでした。 共感なんて出来ないよ…
個人的には、テレンス・ハワードの演技が印象的でした。
彼は『Hustle & Flow』のほうで、主演男優賞にノミネートされているようです。
しかし、それらの演技も、この脚本あってのものでしょう。
頭の中の人物相関図を何度も修正するのが大変でしたけど。(笑)
本音 . . . 本文を読む
ここ何年か、女の子4人組の青春映画が公開されていますが、どれも良い作品ばかりで、
どうやら、“女の子4人組”と“映画”は、相性がいいようです。
来年は、そうですね~、4人といえば… “麻雀”なんてどうでしょう。(笑)
しかし、まあ、凄いタイミングで公開してきましたね、シムソンズ!。
だって、本人たち (小野寺さんと、林さん) は、4年後の、まさに今、トリノで戦ってるわけですから!
映画は、期 . . . 本文を読む
韓国映画は、どうしても、「邦画にこれが作れるか?」 という目で見てしまいます。
※ ネタバレ 注意! ※
実際には有り得ないシーンでも、「これは、邦画じゃ無理だよな」 と思い、
なぜか、納得してしまいます。
そんな映画が作れるのが羨ましいのかもしれません。
とくに、アクション映画は、韓国にかなりの差をつけられていると思います。
例えば、大勢のSWAT隊員が、1人のテロリストに狙いを定め、一 . . . 本文を読む
シリーズ2作目は、“ピンク・パンサー2”ではなくて、“暗闇でドッキリ”
“ピンク・パンサー2”は、シリーズ3作目というややこしさ。
かと思っていると、“暗闇でドッキリ”は、ピンク・パンサーが登場しないので、
シリーズにカウントしないという意見もあったり…
とりあえず、製作順でいくと、2番目ということですね。
※ ネタバレ 注意! ※
真犯人は誰なのか? という問いに、用意されていた答えは、 . . . 本文を読む
これは、予習が必要な映画だなと思い、鑑賞前にあらすじ等をチェックしていきました。
さらに、本編に先立ち、“ひさかたの天二上”という、舞台となる二上山や、人物関係などを紹介した、
短編実写映像の上映もあり、万全の体制で臨むも、後半、睡魔に襲われ…。
物語よりも、人形アニメに見入ってしまいました。
NHKの子供向け番組が、古典を取り上げた感じでしょうか。(笑)
それにしても、大変な作業ですよ、こ . . . 本文を読む
スピルバーグの“ミュンヘン”と並べて語られるのは、監督のケヴィン・マクドナルドにとっては、嫌なものかもしれませんが、
“ミュンヘン”の公開で、注目されたのは事実。グッズ・ショップでDVDが売られていました。
“ミュンヘン”は、事件後を描いていましたが、こちらは、事件そのものに焦点を当てたドキュメンタリー映画です。
注目すべきは、犯人側、つまり、事件を起こしたパレスチナ・ゲリラ“ブラック・セプテ . . . 本文を読む
A:「ここん、やどんしゃ、おきゃっさぁーが、ごらいたなぁ、いいとぐちいたて、なんちゅうちおもや?」
B:「そぁ、“ゆくさ、おじゃったもしたなぁ”、じゃっどが」
A:「うんにゃ、“まこて、おやっとさぁごわしたなぁ”、ちゅうたっちお」
B:「そぁ、ほんのこっや、わがえんごたっどなぁ」
A:「じゃっでお」
B:「どこんやどや?」
A:「どけあっか、知たんどん、つらをしろ、ぬいたくったっやら、 . . . 本文を読む
スティーヴ・マーティン主演でリメイクされると聞き、
いい機会なので、シリーズを通してみてみようと思い、レンタルしました。
ちなみに、この、第一作「ピンクの豹」だけは、観たことがあって、今回2回目の鑑賞。
ま、ほとんど忘れていましたが…
で、クルーゾー迷警部も、この一作目ではサブキャラで…
と、思っていたら、初っ端から地球儀ギャグをかましてくれます。
それにしても、クルーゾー迷警部はよくコケま . . . 本文を読む
この映画の監督であり、インタビューアーとしても登場する、ナサニエル・カーンは、
ルイス・カーンの“2番目の愛人の息子”という、素晴らしい立ち位置にいます。(不謹慎ですが)
その彼が、父の残した建築物を巡りながら、父を知る人物にインタビューをして、
今は亡き父を知ろうという、オーソドックスな作りのドキュメンタリーです。
自らのルーツを探す旅といったところでしょうか。
そのため、ルイス・カーンと . . . 本文を読む
「始皇帝暗殺」をイメージして観に行ったのが間違いでした。
※ ネタバレ 注意! ※
開始早々、暴走猛牛と同じスピードで“這って走る”韓流スターに、
「ん!? コメディだったのか!? チェン・カイコーが!?」
と、笑うのも忘れて、唖然としていると、どうやらコメディではないっぽい。
そう思っていると、突然の“OKステッキ”の登場に、
「ええっ!? もしかして、さんまさん御用達の!? どうしたんだ . . . 本文を読む