映画で綴る鑑賞ノート

ドキュメンタリーを中心に、新作映画を楽しく語ります。
鹿児島弁のコーナーもあるよ。

ナショナル・トレジャー

2006年05月30日 | TV
『ダ・ヴィンチ・コード』 を観た大多数が思い浮かべたといわれている???
『ナショナル・トレジャー』 を観ました。

※ ネタバレ 注意! ※

『ダ・ヴィンチ・コード』 との一番の違いは、判り易いこと!
アメリカ独立宣言書についての知識がなくても全然OK。

だって、文章の中に暗号が隠されているのではなくて、
暗号は、その紙自体に見えないインクで書かれてあるんですから。(笑)

これには、ダ・ヴィンチもビックリ! 「私は、なんという、手間のかかることを…」(笑)

さすが、ブラッカイマーさん。 万人にわかりやすい映画作りを心がけていらっしゃる。
どうせなら、もっと派手にやって欲しかったかな、いつものように。

暗号を解くなんて知的なアプローチはせずに、怪しいところは片っ端から大爆破、
盗んだ後のカーチェイスも、巻き添えをくった車が大爆発大炎上、
ラストは、お宝の部屋が大崩壊&大爆発するも、間一髪で
全てのお宝を無事に運び出してハッピーエンド、とかね。(笑)

ニコラス・ケイジ扮するトレジャー・ハンターが、世界各地を飛び回り、
大冒険の末にお宝を手に入れる、インディ・ジョーンズ風な映画なのかなと、
思っていたんですが、これは、外されました。

考えてみたら、もの凄く狭い範囲で宝探しをやってるんですよね。
そして、お宝も、その狭い範囲の中にある。(笑)

でも、宝探しに情熱を注ぐ男の気持ちはわかるような気がするなぁ。
お宝が見つかって嬉しいけど、もっと、宝探しを続けたいんじゃないかなぁ。

ま、美人の彼女まで見つけたんだから、それはないか。

ナショナル・トレジャー
★★★☆ 2004 アメリカ
監督;ジョン・タートルトーブ
出演:ニコラス・ケイジ、ダイアン・クルーガー、ハーヴェイ・カイテル、ジョン・ヴォイト、ショーン・ビーン、
     ジャスティン・バーサ、クリストファー・プラマー

追記

 小学校でやった、宝探しごっこを思い出しました…


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