デスノート 前編

“ノートに名前を書かれた人が死ぬ映画らしい”　という、予告編の情報しか知らないまま鑑賞しました。

※　ネタバレ　注意！　※

これって、ジャンプの連載なんですね。　漫画で読んだら面白そう。　リュークのキャラが最初と最後で、えらく変わってましたが、まさか連載漫画によくある、初めの頃と終わりとでは絵柄やキャラががらっと変わってしまう様を表したんじゃないですよね。（笑）

死神が落とした死のノートという設定が面白いです。　観客が、「同姓同名だったら、どーすんだよ」　と思ってきた頃を見計らって、“その人物の顔が判らなければならない。　したがって、同姓同名の他人が死ぬことは無い”　と、ちゃんと理を入れたり、使用者が犯罪に絡んでくると、　“日時や状況を詳しく書き込むこむと、それにあわせて実行される”　と、アリバイ作りに最適なことが示されたりと、本当に便利なノートですね。（笑）

主人公が、「犯罪者を殺してしまえば平和な世の中になる」　ようなことを言ってますが、それじゃぁ遅くないですか？？？　死刑の抑止力のことを言っているのなら、その効果はどれほどのものなのでしょうか。　犯罪は未然に防いでこそ…　って、それは、『マイノリティ・リポート』　でやってましたね…

でも、ノートを拾ったのが一応まともなほうの人間だったことは良かったと思います。　だってもし、どこぞのアホがこのノートを拾っていたら、とんでもないことになっちゃいますよ。

そういえば、グッズ・コーナーで映画にちなんだ文具類を売っていますが、まさか、“デス・ノート”　というノートを売ってたりしませんよね？？？　さすがにこれは問題ですよね？？？　あ～確認してくるのを忘れました…　“デス・メモ帳”　くらいは売ってたりして。（笑）　いやいや、それもマズいって。

前編と後編に分けての公開というのも、面白い試みだと思います。　後編から見る人なんていないでしょうから、前編でどれだけ観客を惹きつけられるかが鍵となるでしょう。　後編より先に原作漫画を読んでみたいけど、う～ん、後編が楽しめなくなりそうなので、やめときます…

デスノート　前編
★★★☆　2006 日本
監督：金子修介
出演：藤原竜也　松山ケンイチ　瀬戸朝香　香椎由宇　細川茂樹　戸田恵梨香
　　　　　津川雅彦　藤村俊二　鹿賀丈史

追記

　バスが違うんじゃないの？　と思っていたら、前面と側面で塗り分けられてました…
　紛らわしいなぁ