映画で綴る鑑賞ノート

ドキュメンタリーを中心に、新作映画を楽しく語ります。
鹿児島弁のコーナーもあるよ。

韓国 VS トーゴ

2006年06月14日 | サッカー
今大会、これまでアフリカ勢が3カ国、アジア勢は2カ国が登場しましたが、
双方いまだに勝ち星をあげることが出来ていません。 
さて、受難のワールドカップとなるのは、どちらの地域でしょうか。

試合前のセレモニーで信じられないハプニング!
韓国の国歌が終わり、次はトーゴの国歌が流れるはずなのに、また韓国の国歌が流されました。
結局、丸々1曲流れ、トーゴの選手は顔を見合すわ、韓国のサポーターは喜んで歌いだすわ、
選手と一緒に入場してきた子供たちは、2回目の韓国の国歌で、両国の国歌が終わったと思ったのか、
その後、トーゴの国歌が流されたときには、半分が走って帰ってしまっていないわで、
なんとも、お粗末な運営でした。 よりによって国歌でミスるとは! 笑うに笑えません。

さて、試合のほうは、韓国が一方的にボールを支配するものの、先制したのはトーゴのほうでした。
前半31分、ロングボールの処理を少し躊躇したDFからボールを奪った、
1トップのカデルが遠目から決めます。

韓国は、先制されてもガクッと沈むことはなく、果敢に攻めのサッカーをしてきます。
トーゴは、守り一辺倒で、アフリカ勢特有の躍動感というものがあまり見られず、
これまで登場したアフリカ勢の中では、力が一つ落ちるなぁと思いました、
どう見ても、韓国が同点に追いつくのは時間の問題と感じさせる前半でした。

後半の頭から韓国は、おなじみアン・ジョンファンを投入し、
3バックから4バックに変え、点を取りにきます。

後半8分、トーゴのセンター・バックのアバロが、2枚目のイェローで退場となり、
さらに韓国が有利になります。 直後の9分、そのファールで得たFKを、
銀髪が必要以上に目立つイ・チョンスが豪快に決めて、予想通り追いつきました。

ちなみに、主審のグレアム・ポールさん、カードを出す順番が逆でしたね。
先にレッドカードを示しておいて、イェローカードを出してました。(笑)

後半27分、途中出場のアン・ジョンファンが強烈なミドル・シュートを突き刺して、
韓国が逆転に成功。 韓国はFKという場面でもボールを後ろに流して時間を稼ぐという、
観客のブーイングを浴びてでも勝ちこだわるという姿勢を見せて、確実に勝ち点3をものにしました。

日本もこういう試合ができていればと、悔しい思いが甦ってくるほど、
羨ましくて完璧な韓国の勝利でした。


2006 FIFAワールドカップ ドイツ大会 グループG 第1試合

韓国 2-1 トーゴ 詳細はこちら


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