映画で綴る鑑賞ノート

ドキュメンタリーを中心に、新作映画を楽しく語ります。
鹿児島弁のコーナーもあるよ。

TUBE

2006年02月22日 | TV
韓国映画は、どうしても、「邦画にこれが作れるか?」 という目で見てしまいます。

※ ネタバレ 注意! ※

実際には有り得ないシーンでも、「これは、邦画じゃ無理だよな」 と思い、
なぜか、納得してしまいます。
そんな映画が作れるのが羨ましいのかもしれません。

とくに、アクション映画は、韓国にかなりの差をつけられていると思います。

例えば、大勢のSWAT隊員が、1人のテロリストに狙いを定め、一斉射撃をしているのに1発も当たらず、
逆に、1人のテロリストが1丁のライフルで、大勢のSWAT隊員を次々に撃ち殺していっても、
「ありえね~」 ではなく、「こんな銃撃戦は、邦画じゃ無理です、まいりました」 と思ってしまうのです。

『交渉人 真下正義』は、正直、面白かったし、邦画もやれば出来ると思って、嬉しかったんです。
でも、先に『TUBE』があったんですね…

TUBE チューブ
★★★☆ 2002 韓国
監督:ペク・ウナク
出演:キム・ソックン、パク・サンミン、ペ・ドゥナ、ソン・ビョンホ、チョン・ジュン、キ、ジュボン、イム・ヒョンシク、クォン・オジュン

追記

 韓国の地下鉄! あんたら、どれだけ長いんだ! 車両も路線も!(笑) 


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2 コメント

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ヤマト (xina-shin)
2006-03-04 21:46:08
ラストシーンはさらば宇宙戦艦ヤマトを連想してしまいました。

パイが小さい分、韓国映画のほうが予算は低いはずなんですが、国の後押しとアイデア、情熱がいろいろな映画を作り上げているんでしょうね。(かつては邦画もそうだったと思うんですが)

今の日本はアニメ・ゲームなどメディアが膨れた為、映画界に進む有能な人材が減ってしまったのかも知れませんね。
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ゲーム業界! (せんかいへき)
2006-03-06 06:21:51
>xina-shin様

有能な人材が、ゲーム業界に流れているというのは、わかる気がします。

ゲームのCGと、邦画のCGを比べたら…

でも、ゲーム業界が映画を作ると、

『ファイナル・ファンタジー』みたいなのができちゃうんですよね。

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