映画で綴る鑑賞ノート

ドキュメンタリーを中心に、新作映画を楽しく語ります。
鹿児島弁のコーナーもあるよ。

生命(いのち) -希望の贈り物

2005年02月25日 | スクリーン
 踏み出そう 涙を拭って手を合わせ その手で新たな生命【いのち】を抱いて

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

★★★★ 2003 台湾 監督:呉乙峰(ウー・イフォン)

その日、その時間、その場にいた者が犠牲となり、いなかった者は傷を背負う。

1999年、台湾大震災。生き埋めとなった子を、親を、身内を探し掘り続ける日々。

やがて、それぞれの生活の場へ帰っていくが、適応できる者と、できない者がでてくる現実。

閉じた心を少しずつ開けながら話すうちに、しだいに目に涙が溜まり、零れ落ちる。

それは、彼女にしか流せない、本物の涙。

                             生命(いのち) -希望の贈り物



最新の画像もっと見る