The Rutles - "This is the... The Savage Young Rutles" (Rehearsal Sessions - 1978)
リハーサル演奏であるが、中には、彼らが世界に名曲群とぴっちりしたズボンを持ち込む前、ハンブルグのクラブ、ラットケラーのお掃除ロッカーで録音された貴重な歴史的音源も含まれている。後に世界を席巻する彼らの若々しい演奏は荒削りであるが、どれも自由と野望に満ちあふれている。
中・後期ナンバーでは、オーケストラなどが重なっていないバンドだけの演奏だけに、高い作曲能力と音楽性が分かり、改めてラトルズの真髄、そして偉大さを思い知らされた。以下、一聴した感想を記す。
(Between Us)コーラスの音程を確かめ合うのが微笑ましい。A love like ours~♪・・何と中間部にBメロが存在していた!
(Goose-Step Mama)正規版ではリードボーカルRonだが、Stigと分け合っている。
(Doubleback Alley)間奏のピッコロトランペットではなく、Stigギターソロ。エンディングの口笛が聞きもの。
(Number One)エンディングのハーモニーが、まだかっちり決まっていなかった。
(Love Life)イントロは、リパブリック賛歌でなくスキャット
(Good Times Roll)正規版よりトリップ度が高い。Teaをキメていたのか?
(Get Up and Go)映画Let It RotでのLive on the rooftop of Rutle Corpsでの緊張感漂う演奏と比べ、何ともゆったりRollしている。一方でStigのギターがぐいぐいズボンに食い込んでくるが、ちょっとこのトーンはラトルズらしくないかも。
(Plenty Of Time)公式にはUnreleased、初めて聴きました。Shabby Road Medleyの冒頭の曲らしい。
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