散歩の閑人:メタ坊っちゃまのYOASOBI?

若気の至りが過ぎてメタボでも、世遊びは辞められない。

「和さび」ランチA

2010年12月15日 | ☆グルめぐる横浜
「居抜き」って単語をご存知だろうか?
不動産用語で、什器や設備を残したままの物件を意味する。
専ら、小売店や特に飲食店に多い。
店の内装はもちろん、テーブルやイス、調理器具、食器、空調など、一切合切そのままで借り主が変わることを意味する。
新規開店に比べて、出店コストが安く済むのが特徴だ。
これが結構、大家が知らぬ間に、借り主同士で営業権のみを売買していることもあり、あとで厄介なことになる場合もある。

今回ご登場願う「和さび」が、それだ!とは、いいきれないかもしれないが、つい最近まで「朱卯」という店だったとは、ほとんどの人が気づいていないか、しばらくランチ営業をしていなかったのを再開したと勘違いしている人もいるんではなかろうか?

外観で見ると、

和さび(写真上)、朱卯(写真下)


店内はというと、

和さび(写真上)、朱卯(写真下)

よく見ると、通路突き当たりの花器もそのままだ。
ただ、“関内路地裏ダイニング 創作美食”を冠していた朱卯の、魚が泳ぐ水槽の場所はレジになっていた。

どちらかというと、朱卯では、料理の配膳場所となっていたカウンターに、和さびでは、3席ほど座れるようになっていた。


独特の小窓がある個室などは、以前のままだ。


ところで、ランチだけど、和さびでは、今のところ、AとBの2種類。
この日は、A.ロースとんかつ定食(見出し写真)、B.じっくり煮込んだハッシュドビーフ、いずれも800円。
ちなみに、前日は、A.100%ビーフハンバーグ、B.じっくり煮込んだハッシュドビーフ、だったから、本当にハッシュドビーフはじっくりと煮込まれていることがわかる。

朱卯のとき(といっても6月から2か月ほどのランチ営業だったと思う)は、
麦とろご飯に、おろしハンバーグ、メンチと海老フライ、焼き魚の3種で、いずれも同じ800円だった。






不思議と、この店のある通称・ランチ通りは、麦とろ飯を出すところが多かったから、朱卯はリサーチミスをしていたのか、あるいは同じ土俵での戦いを挑んだんだと思う。
それにしても、和さびのAランチ(見出し写真)は、実に学園テイストだ。
Bランチを食べている人は、OLばかりだったが、のぞき込んで見ると、やはり見映えのよい学食のように見えた。
テーブルサービスにしても、はいどうぞ!といって、水やおしぼり、料理のトレイを手渡しにするところは、ほとんど、安居酒屋的なノリがあるし、宴会の案内にも「女子会来たれ!」と書いてあっては、どうも場所柄的に不似合いな雰囲気がある。
代金を払うと、レジ台に「アメちゃん、どうぞ」と小さなカゴがあった。
ひとつ取ってみると、あの懐かしい「フィリックスふーせんガム」だった。

ハズレた。

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