散歩の閑人:メタ坊っちゃまのYOASOBI?

若気の至りが過ぎてメタボでも、世遊びは辞められない。

ミルクスタンド

2008年08月03日 | ☆撮!本日の逸品
なかなかお目にかかれない場所だけど、横浜駅西口ダイヤモンド地下街を降りてすぐ左手にある。いつ頃からあるのかわからないが、かなり以前からあったような気がする。なんといったって、その前が「大当りの名所」横浜で一番億万長者を出したといわれる宝くじ売場だからだ。若い頃は、切手蒐集と同じくらい月1ぐらいの割合で宝くじを買っていた。今のようにやたらに発行されては、付き合うこちらも身が持たないし、最高でも1万円がせいぜいだったから、結婚して小遣い制になってからは、年末ジャンボ以外買った試しがない。切手もまた同じ。蒐集癖があるのは仕様がないとしても、腹立たしいのはテレフォンカードで、売りっぱなしで気軽に使えないようにしたNTTには恨みこそすれ、信頼感はまったくない。だから携帯もどんな機種やプランが出ようとドコモは敬遠する。それがシェアを低迷させている要因のひとつだとは気が付くまい。
さて、久々に横浜駅を経由して出かけたので、帰りにちょっとミルクスタンドへ寄り道してコーヒー牛乳130円を飲んだ。見れば森永乳業だ。同じブースでソフトクリームなんかも売っているから若い女の人はそちら。ある一定年齢以上の人が牛乳を買う。それも最近は健康流行りのせいか「にんじん」と注文する人が多い。瓶入りのキャロットジュースのことだ。駅にはミルクスタンドが当たり前のようにあったような記憶があるけれど、最近は洒落た生ジューススタンドに変わっていたりする。銭湯で風呂上がりにコーヒー牛乳を一気飲みする。銭湯もなくなってきたからその光景も今は郊外のスーパー銭湯に引き継いだ。
以前、明治乳業の販売店の社長さんに「何か瓶牛乳の消費を伸ばすアイデアはないかな」と聞かれ、「瓶牛乳を飲む姿がダサイとかオッサンくさいイメージがあるから、それを逆手にとって、観光地の素晴らしい景色を背景に、腰に手をあてて瓶牛乳を一気飲みするキャンペーンなんかどう?」といったことがある。ちょうどあの「牛乳に相談だ!」CMがながれはじめる頃だった。結局、いまだに瓶牛乳は日陰の身で、牛乳の消費量が伸びないまま、ついに生産酪農家の廃業が深刻化してしまった。私としては、オロナミンCをコソコソと飲む上戸彩が、富士山の頂上でご来光を浴びながら、腰に手をあてゴクゴクッと牛乳を飲んだり、甲子園のアルプススタンドを埋めた学生が一斉に飲むシーンなんかいいなと思うのだが、いかがなものか?瓶牛乳は環境にも優しいしね。

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