「カスタード」バースデーケーキ

家族も多いと、誕生日も多く、バースデーケーキは必需品だ。
子どもも小さい頃は、誕生日プレゼントに一喜一憂したものだけど、
アルバイトなどをして自分で稼ぐようになると、
欲しいものは自分で買うようになり、プレゼントに期待も感動もしなくなり、
いつしかプレゼントは、クリスマスも含め、なくなってしまった。
やはり、貧乏というのは、何につけても期待も感動もしていたな、
と自分の小さい頃を思い出すが、
小学５年の頃には、小遣い欲しさに新聞配達をしていたので、
その頃から私は、小生意気な子どもになったんではなかろうか？

さて、バースデーケーキをどうするかという話になり、
やはり手作りがいいということで、瀬谷駅前のカスタードに電話で依頼した。
それも２時間ほどで作って欲しいという無茶な注文をし、
生ショートケーキホールのクリームとチョコを１台ずつお願いした。

早速、出かけてみると、瀬谷銀座商店街は、少しずつシャッター通りとなりつつあり、
駅に近づけば近づくほど、シャッターを閉ざした店が続きだした。
そして、カスタード洋菓子店に到着。
あれ？素晴らしくピカピカで明るい。
店の広さは余り変わらないが、外観も店内も改装して新しい。
（店内）


そのせいか、お客さんも次から次にやってくる。
以前の薄暗くて、いかにも、勢いをなくした商店街のケーキ屋さんという風情はなく、
店の奥に見えていた「作業場」というのがピッタリの工房も、
菓子職人の白い調理着がまぶしい。
なぜか手際もスマートに見えるから不思議だ。
ショーウィンドウに並べられたケーキ自体は、以前とまったく変わっていないように思うけれど、それでも別物に見えてしまうのは、人間の心理というものだろう。



バースデーケーキ（見出し写真、カットしたあとで撮影）は、
あっという間に、ペロリと美味しくいただいた。
お手頃価格で、がんばれ！瀬谷のケーキ屋さん。

（外観）

goo地図