
「屋敷墓」とか「屋敷墓地」というものをご存知ですか?
その文字のとおり、屋敷地内にあるお墓のことで「やしきばか」と呼んでいます。
調べてみると、関東地方特有のもののようです。
横須賀は、山ばかりで平地が少なかったためなのか、それとも地域(大字)ごとに寺の存在が強大だったのか、いやいや若かりし頃のことで興味がなかったこともあり、余り見かけなかったような気がします。
一方、横浜では、中区や西区など旧横浜市街地では滅多に見かけないものの、郊外区を散策しているとよくあちらこちらに見受けられます。
メタ坊の近所の住宅地図の1ページの一部分を確認しただけでも、5か所(赤丸)見つかります。
住宅地図左部分を昭和初期につくられた土地宝典(地番反別入図)を確認してみると道の形状にしても、屋敷墓の位置も変わっていないことがわかります。
この土地宝典には、屋敷が建っている場所に家の屋根が描かれています。
ぜひ、これをご覧のみなさんの家のまわりを散策してみてください。
もし、屋敷墓があれば、その近くには江戸時代・明治時代から続く旧家があるはずです。
さて、「お墓から見たニッポン」season2は、反逆者と言われて非業の死をとげた人のお墓の話です。
本来、罪人とされて死んだ人は、死骸は打ち捨てで墓を建てることは許されないのに、なぜ存在するのかというお話です。
You Tube 動画
南北朝時代:楠木正成(ここをクリック!)
戦国時代:明智光秀(ここをクリック!)
江戸幕末:大塩平八郎(ここをクリック!)
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