散歩の閑人:メタ坊っちゃまのYOASOBI?

若気の至りが過ぎてメタボでも、世遊びは辞められない。

BSテレ東ドラマ「名建築で昼食を!スペシャル・横浜編」

2021年01月24日 | ☆横浜じゃん

池田エライザさん演じるヒロインの住むマンションから根岸森林公園の旧根岸競馬場一等馬見所が見えるのがナゾ?

と、思っていたBSテレ東ドラマ「名建築で昼食を!」のスペシャル版が「横浜」を舞台に制作されました。
名建築として登場した建物は・・・
神奈川県立図書館

神奈川県立音楽堂

横浜市開港記念会館

ホテルニューグランド

そして、ランチは、ホテルニューグランド内の「ザ・カフェ」で、ドリアとナポリタン、それからプリンアラモード。
数多ある横浜の近代建築物の中で、神奈川県立図書館・音楽堂をピックアップしているのは、施設案内の話の中に出てくる「神奈川県芸術センター構想」による建替え問題に深くかかわった日本建築家協会が関連しているのかもしれません。
中でも県立音楽堂は、その音響の素晴らしさで、音楽家たちが一度は舞台に立ちたいと言わしめた施設です。
メタ坊の若いころ、何度かコンサートに行きましたが、反響音の柔らかさが心地よいホールだなぁと思ったものです。
場所は鎌倉ですが「旧・神奈川県立近代美術館」も取り壊しの話がありましたが、これも鶴岡八幡宮の配慮によりなんとか残っています。
横浜市開港記念会館は、いわゆる「公会堂」です。
塔部分の開放は限られた日のみですが、普段からボランティアガイドの案内で館内を見学することができます。
それにしても「コーヒーの大学院(下写真左上)」が登場するとは、これもマニアックなチョイスですね。
ヒロインが座っているテーブルは、確か予約席で、仕事で打合せ場所に困ると、よく使ったものです。
いまだに、雨の日のレインサービスなんてあるのかなぁ?

元町公園に隣接する「額坂(上写真右上)」や「横浜氣象台(上写真左下)、そして日本大通り(上写真右下)など、横浜を舞台にした続編を期待させるロケーションが触れられています。
しかし、昼食が楽しめる施設が乏しいのが横浜の実態です。
続編は無理かなぁ?
施設の付帯設備として来館者を「おもてなし」することよりも、施設占用業者から高いテナント料を取ることに重きを置いているため、あちこちと空きテナントの公共施設が目立ちます。
それと同じに、横浜の指定個所へ本社等を移転させた企業への優遇税制がある一方、既存の企業や市民への税金の取り立てが厳しいのは衆知のことなので、くれぐれも横浜の「おもてなし」には気をつけてくださいね。

ヒロインの暮らす屋上からは、こんな景色も見えるんですね。
それでもまた、スペシャルで横浜が登場することを願っています。
浦辺鎮太郎設計ということで、神奈川県立近代文学館、大佛次郎記念館、横浜開港資料館なんてどう?
解体される前の旧市庁舎とか・・・
*****
特番は、TVer.(ここをクリック!)で、無料配信は期間未定ですが、1週間程度かも。


<過去のコメント>

BSテレ東ドラマ「名建築で昼食を!・第4話」(ここをクリック!)

BSテレ東ドラマ「名建築で昼食を!・最終話」(ここをクリック!)

遠望・富士山2020.12.25(名建築で…)(ここをクリック!)


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