メン・ピン・タンゴ ツモっ!

南米のパリ、アルゼンチンはブエノス・アイレスで起こる
お洒落(?)な出来事を毒談と偏見で綴るブログ

最近のミロンガ感

2008年07月27日 01時48分53秒 | アルゼンチンタンゴ
だいぶ前から感じてたことだけど、去年くらいからブエノスのミロンガ、プラクティカではヌエボ系の曲はかなり下火になっているように思う。
一昨日のビルータでもほとんど休憩タイムになってた。




原因はこの前も書いたけどヌエボ系には踊りやすい曲が少ない。



曲が単調で、長い。
新曲の出る回転が早く、細かいところまで覚えられない。
「遊び」のある曲が少ないので覚えてもトラディショナルの名曲のようにチマチマ遊べない。
など

最近ヒット曲が出てないってのもある。





外国ではまだ流行っているところも多いので短期で来る外国人が好む傾向にある。
もちろんアルゼンチン人でも好きな人もいる。

ので、プラクティカではまだヌエボタイムはある。




DJのいない金曜マルコムはいつも流行から大分遅れてかかってたりするので昨日も2回もエレクトロニコタイムがあった。






ま、そろそろ観光シーズンなのでまたガンガンかかりだすのかもなー。。。







トラディショナルなタンゴの曲ってハッキリ言って演歌だよねー。
聴けば聞くほど味が出てくる。
スルメ的。


最近気に入ってる曲は編曲がムード歌謡そのもの。

小さい頃、小学校で友達と一緒に「津軽海峡冬景色」や「お久しぶりね」を熱唱してたオレにはすごく馴染みやすいけど、完全にロック、ポップス時代に育った人たちは入りにくいのかな?

若者にはやっぱりエレクトリコのほうが入りやすい?
実際「踊る」のではなく「聴く」にはいい曲も多い。









流行廃りは別にしてこの前の「En Clave」のDJはマニアックなので名曲があんまりかからない。

ほとんどが知らないアレンジの曲なのでノリにくい。



ビルータのオラシオもそうだけど、あんまりマニアックに攻めるとミロンガ自体が流行らんよ。




ブエノスにはいいDJはほとんどいない。

選曲いいのはダミアンくらいかなー。 





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