メン・ピン・タンゴ ツモっ!

南米のパリ、アルゼンチンはブエノス・アイレスで起こる
お洒落(?)な出来事を毒談と偏見で綴るブログ

ちりとてちん

2007年12月03日 17時46分11秒 | 日本旅館
 この9月にセントロに「上野邸ブエノス館」が出来てからめっきり客が減ってしまった。
              

「上野邸」はウッシュアイアに住んでた上野のじいさんが家にパッカーを泊めだしたのが始まり。じいさんは今は亡くなってばあちゃんが宿をやってる。
そこの娘さんがブエノスに住んでるのでこっちでも宿を始めたわけだ。
      

しかもロケーションが旅行者にはもってこいのサンマルティン広場の横。
レティーロ  バスターミナルから歩いていける!
となれば短期のパッカーならずともまずはそっちに足を向けるわな。
オレだってパッカーなら少しくらい高くてもそっちに泊まりに行く。
     

というわけで日本旅館にはほとんど新規の客が来なくなってしまった。
いつもならこの時期に満員になってないことはない。
11月に入ったら客はひっきりなし、去年もベッドの空き待ちどころかエントランスにテント張ったり、ソファーの空きを待ってる奴なんかもいたくらい。
それが今年は閑古鳥ですわ。

まぁ、ロケーションはそうとうよろしくないからね。
セントロから遠くてどうやって行ったらいいのか分からんわ、
周りはボリビア人街でちょー危険だわ。
と、くりゃ普通は近寄らんよな。
1回来てみればその居心地の良さも分かるんだろうけど来なけりゃ話にならん。


最近はホンマに物価も高くなってきて昔の1ドル=1ペソの時より高いくらいだし、上野邸はセントロにある分家賃も高くて狭いから居心地はそんなに良くないのでブエノスに長期滞在するパッカーはめっきり減ってしまった。

人が少なけりゃ少ないで気楽でいいんだけど問題は麻雀メンツが集まらないっちゅーこと。
管理人のテツさんはあまりにもヒマで毎日ボヤいてる。


そんな退屈な日本旅館での数少ない楽しみは週一の大河ドラマと朝の連ドラ。
今年は大河ドラマ「風林火山」も結構良いがそれより朝ドラがおもしろい!!

   ちりとてちん 

毎年4月から9月がNHK東京、10月から3月が大阪の担当になってるんだがやっぱりいつも大阪のほうがおもしろい。

しかも今回は最近の、というより今までの朝ドラの中でもトップクラスのおもしろさ!
てるてる家族」より「ちゅらさん」より「おしん」よりもいいかも

9月までのドラマはほんとにつまらんくて白石美帆が出てくるときだけ日本旅館視聴率は高かった。日本旅館では白石美帆は「陣釜さん」と呼ばれている。
そう「電車男」の陣釜さん
陣釜さんの視聴率が高かっただけだったんだが
今回の「ちりとてちん」はほんとにみんないい味出してる。
和久井映見のおかぁさん役めっちゃハマってるし。
京本正樹も新しいキャラがけっこうイケてる。

しかしなにより脚本がいい!!

最近のドラマはほんとにおもしろくなったと思う。
昔はトレンディドラマとか全然面白くなくて全く見なかったけど最近はいい脚本家が増えて面白くなった。演出がうまい。奥が深い。
日本に帰ったらいっぱい見たいなぁ。    
でもほんとに帰ったらドラマ見てるヒマなんてないんやろうけど。。。
朝ドラなんかぜったい見れんやろな。

とにかく「ちりとてちん」 なんで見れる人は見てね。