前回 五月十八日にヒナが生まれたようですと予測で書きましたが・・ビンゴでしたね~二十二日後の六月九日 四羽の兄弟たちが元気いっぱいに巣立ちました。
前半は異常な寒さが続き、冷たい雨が降る日も多く、餌不足で親たちの給餌も思うように行かず・・・どうなってしまうのかと心配していましたが・・・その心配は、四兄弟たちが巣立った後、巣をのぞいて「やはり・・・」という結果に・・・
孵化しなかった卵が二個 羽毛に包まれて残されていました。
・・・・ところが・・・このふたつの卵、師匠の小田原さんに言われて気づいたのですが・・・「この卵、親がそれぞれ違っているよ」と。
卵の大きさ形、模様、確かに全く異なっている・・・忘れもしない大雨の日、お昼ごろに巣の中にウランちゃん(その時はそう思っていた)がしばらくこもっていた。しばらくしていなくなり・・・翌日巣の中を一瞬覗いたときに卵が一個産んであった・・・
ところが翌日も翌々日もウランちゃんは巣の中に入ろうとしなかった。卵も一個のまま・・・なぜなのか不思議だった。そして五日後に二個目(実際はウランちゃん一個目)の卵を産んだ。翌日から一個づつ・・・ストップラン五個プラス一個の卵が巣の中で温められ始めたということだ。あの大雨の日、一個の卵を他所の巣に産み落としていったあのメスツバメさんはいったい誰だったのかな? その後彼女はいったいどうしたのかな・・・不思議な行動 パパもウランちゃんもよその卵なら自分たちの巣から落とす行動にでるはずなのにそれもなかったしね・・・
ちなみに透かしてみたところ、中が半分黒っぽくなっていて重みがあった(途中までは成長していたのでしょうね)右の卵がウランちゃんのだと思う。左の小さめの卵はやはり五日間放置されっぱなしだった「謎のメスツバメさん」の卵・・・
生まれてくることのできなかったふたつの卵・・・・ 机の上にケースに入れて置いてあるけれど・・・どうしてあげようかな・・・
去年に続いてパパお気に入りの人口巣での子育て。今年もヒナの顔がやっと見えたのは十日以上たってから・・・この巣、底が深いんだよねぇぇ~
ここは玄関の内側になるので写真あまり奇麗に撮れません。小田原師匠さんも部屋の中での撮影、やはりどうしても暗くなってしまったり鮮明には撮れないよねと・・フラッシュでも使わない限り室内や玄関の内側などは奇麗に撮れませんが・・・ダメですねフラッシュの光毎日毎日ヒナにあてていたら・・・目にいいはずがない。人間だってあの光しばらく目がおかしくなるくらいだものね・・・渡り鳥。眼に支障をきたしたら致命的・・・・ツバメの気持ちになってあげたら・・・・それは絶対に出来ない・・・奇麗な写真は撮りたいけれど・・・ツバメの気持ちになって撮らせてもらう写真のほうがたとえ奇麗に撮れなくとも私も小田原師匠もいいよねと・・・・
これは つ・ばめ~る管理人のみどら~♪さんから学んだことです。
みどら~♪さんは室内などで奇麗にヒナたちを撮っている画像を見ただけで「これはフラッシュ使って撮っているなぁ」とわかるそうです。・・・なるほど・・・ね
つかの間のんびり休憩中のパパとウランちゃん
パパ、相変わらず・・・カッコイイねぇ~ 惚れ惚れさ・・・
メスツバメさんはどの子も子育てが終わるたびに羽の艶がなくなってボロボロになってとても疲れた姿になってしまうのね・・・
四兄弟すくすくと育っています。餌をねだる声も日に日に大きくなって・・
おっとっと・・・カメラ向けたとたん可愛い お・し・り をお披露目してくれなくても・・
六月八日 巣立ちの前日。四兄弟成長具合も大差なく育っています。左端の末っ子ちゃんが少しだけお瘠せさんかな・・・
この日の親子の動画は こちらから
そして誕生から二十二日目の六月九日
朝、カラス見回りから戻ると・・・すでに三羽が田んぼを挟んだお向かいの家の電線に・・・
そして取り残された末っ子ちゃん。この子は今日は無理かな・・?
・・・と思いきや、しばらくすると兄弟たちのもとへひとっ飛び~ なんともすんなりとあっけないくらいに巣立ちが完了~ さすが超ベテラン玄関パパ、いい状況のタイミングを見計らい、巣立った後に止まる場所もちゃんと計算に入れて・・子供たちも安心して巣から飛んでいくことができたのね~
四兄弟の「祝 巣立ち」デビューの動画は こちらから
四兄弟たちは六日間、玄関横のツバメ専用電線にお泊りをしてていましたが、七日目 いつものように日の入り前に帰って来た子供たちをウランちゃんがものすごい剣幕で威嚇鳴きをしながら追い払い続けました・・・そう。親離れの日。この子たちはこれからはそれぞれが独り立ちをしながら生きていくのですね・・・
長男はそれを悟ったようで、しつこく親のそばに戻ろうとしている末っ子をなだめるように誘導しながら暮れかかる空を飛んで行きました・・・
元気でね。大丈夫さ 君たちはパパの子供。とても強くて逞しい遺伝子をちゃんと受け継いでいるんだからね。どんなことがあっても生きていけるよ
最後に戻って来た日の四兄弟です。 GOOD LUCKLITTLE ANGELS
そして・・・ほどなく玄関パパとウランちゃんは再びお気に入りの人口巣で二回目の繁殖に入り・・・
七月五日 パパの喜びの舞舞再び・・・
人口巣ですが、二回目の繁殖を想定して、ヒナが巣立った後に孵化しなかった卵を取り出した際に、ダニスプレーとアルコールスプレーをかけ、ドライヤーで乾燥させておきました。念のため・・・
孵らなかった卵・・・不思議ですね。産み落として去ったメスツバさん・・・どうしてるのでしょうね。どこかで元気にしてるといいですね。
四兄弟、本当にかわいいですね~。ベテランパパの指導で上手く巣立ててよかったですね~。2回目もこの調子で、無事に育ってくれるといいですね。
ちなみに、うちのベランダも内側に巣があるので薄暗く、うまく写りません。ちょっとでも動かれるとブレブレ写真になってしまいますよね~。私もカメラはいつもフラッシュ発光禁止にしてま~す。
生んだメスツバさん、無事にしているとよいですね・・・
フラッシュ、いけないいけないと思いつつ思いつつ・・・巣立ち頃には使ってしまいました・・・反省です・・・
親離れのシーンを見た事がありませんが、
来年は、2回の子育てまでいってくれるといいなぁ・・・来るかなぁ・・・
パパさんは着実に子孫を増やしてますね~
二番子ちゃんが無事に巣立ちますように~
よくよく考えれば分かるのに、いい写真を撮りたいがために何度かたいてしまいました・・・
ゴメンナサイ、バカな人間のエゴです。
反省しています。
白馬さん、毎日おつかれさまです。
あじとも今年はずっと賑やかで幸せです。
いまだにカラスがガレージの中まで覗きに来るコトがあって気になりますが。
日々、カラス避けに念を込めてます。
ツバメコーポではブト被害は無かったのですね。ますます人気が出そうですね、来年は20組くらい来てしまったりして?!
それにしても巣立ち頃のヒナって 「♪なんでこんなにかわいいのかよ~♪」(古っ!)ですね~おっかなびっくり電線で羽づくろいする姿、たまりません~!
フラッシュは白馬さんに教えてもらってから出来るだけ使わないようにしています。オスツバが換わった時くらい・・・夜の様子も気になりますがこそっと覗くだけにしてま~す
フラッシュ撮影…仰る通りですね。ツバメ語がわかったら、きっと迷惑していることを訴えてくるでしょうね。私も、状況によっては使ってしまうこともあるので、深く反省しています。以後、気をつけます…。
実は今週、自分の無力さを悔やむ悲しい出来事がありました。
7月6日の午後、玄関先に足が悪く、ほとんど飛べない巣立ち雛がいるのをおじいちゃんが見つけました。保護しようにも恐怖感で逃げ回り、このままでは体力が消耗してしまうことを考え、仕方なく補虫網を使い道路で保護しました。見るとお腹はペッチャンコ…足は立たず(使えず)胴体着陸しているような状態…「どうしたの…足が使えないの?」
呼吸も口を開けてハァハァしている…。餌も食べられず、体力も極限に達しているんだ…。
左の足が悪いのか、「胴体着陸」のまま身体が左に傾いている…。
取り急ぎ保温と水分補給(ポカリ)を試し、少し落ち着いてきたのでミルを4~5本。
「明日、獣医さんに見てもらおうね。だから頑張って!」
でも、必死の励ましも空しく、体温が徐々に低下していくのがわかりました…。
そしてついに…19時46分…私の手の中で眠るように息を引き取りました。呼吸が止まる直前、この子は初めて一声鳴き今まで出なかったウンチをして旅立ちました。
施設の玄関前でおじいちゃんに見つけられた子…もしかしたら、中庭で巣立った子が助けを求めに来たのかも知れない…。それなのに助けてあげられなかった…。ごめんね、ごめんね
私、ダメだね…力不足だったね…。
今、この子はキューブ君の雛たちの近くで眠っています。長々とすみませんでした。
一段落しましたね~ これで今年は何もなくいくといいですね~ なんだか今年は気候がおかしくないですか? ちょっと気になりますが、遅い2度目の子育てやめてくれると・・・
ホントに不思議な謎の卵・・お宿さんに指摘されなければ別人(鳥)のものとはわかりませんでしたね。大きさもはっきり違いが・・玄関パパ、縄張りがどんどん小さくなってしまって・・でもここのコーポのボスはパパ。いつまでも帰ってきてほしい・・不死身のパパで・・
巣立ってからやはり一週間あたりである日突然親が子を突き放すんですよね・・いつまででも巣に戻って来る子を容赦なくど突きまわす・・子供たちは訳がわからず「どうして?」と表情がなんともかわいそうで・・オスよりもメスのほうが厳しいですね・・パパは毎年「まぁーいいじゃないか~」みたいに・・甘やかす。
アジトツバメに癒されているご様子♪都会のカラスは年がら年中繁殖に関係なく他の鳥の雛を捕ると聞いていますが・・こちらは繁殖期の一時だけですね。ようやく落ち着いてきましたが・・これからはタカ(ハイタカやハヤブサ)出るのが多くなるのでこればかりは防ぎようがないです~
人間はエゴの塊ですー 偉そうなこと書いている私もツバメのためにブト追い払うモズ追い払う・・完全なエゴですからね~
おかげさまでコーポもホテルもこの周辺のエリアはブト被害一軒もありませんでした♪ボソが五組縄張りを固めていたので半分はボソたちのおかげ・・ボソには毎年感謝感謝ですね~
フラッシュですが、皆さんのようにたまたまその時だけ撮られているのは支障がないと思いますよ~ ただ観察の中で日々フラッシュで撮影し続けるというのは・・本当の「ツバメ好き」とは・・・言えないと・・思っていますがね。