白馬ツバメの独り言

北アルプスの麓 厳しい自然界で健気に逞しく生きている命たちとの出会いは
優しくて時に悲しい・・・

ツバメHELPや質問

2007-06-04 | ツバメのカラス対策 

ツバメさんの繁殖期にはいり、日々観察をしていると、さまざまな疑問や、こんな時どうすれば・・・いろいろとツバメさんのことを知りたくなってきますね
最近では学校単位で「ツバメ調査」をはじめるところも少しづつですが増えてきていますから、小学生達に「ツバメはどうして・・・なの?」と聞かれたとき・・ツバメ何でもものわかりBOOKやHPがあると便利ですよね~
あるんですよ、ちゃんと・・・
理屈っぽくああだこうだ書かれていると教科書みたいで面倒くさくなってしまうけれど、Q&A式で質問にポイントをしっかりと押さえてわかりやすく答えているのが、
八王子日野カワセミ会で作られた「ツバメQ&A」 ですね~
これは優れものですね
項目ごとに分かれていて、例えばツバメさんが雛たちに給餌をする餌の種類や、回数までを会で調査をして分析しています。渡りや塒も調査されたものをわかりやすく書かれています。その中で、参考にしたツバメさんの書籍も書かれているので、題名がわかればツバメさんの本も取り寄せられますからね
とても参考になりますので、ぜひご覧になってみてくださいませ~
もうひとつは・・・やはり「ツバメかんさつネットワーク」の中の「質問箱」「SOS」を。
「ツバメ本」も紹介されていますので、これ全部(それは無理?)読めば、知識ではツバメ先生になれますねぇ~ というのは・・大切なのは「現場」と「経験」。くれぐれもマニュアル先生にはならないように~
そのツバメネット管理人さんの、 管理人さんのブログ
ここへ質問すれば、管理人さんは、あらゆる場所へ出かけられ作られた資料や調査で分析していらっしゃる「プロ」ですからね。 個人で観察している私たちにとっては心強い「先生」ですね
私もたくさん学ばせてもらっています~
ツバメ観察が、もしもお受験の必要科目となったら、子供たちもツバメまるごと生態を学ばなくてはいいけない「教科書と参考書」が必要になっちゃうけれど・・・
「ツバメさんが好きだから。ツバメさんと気持ちよく共生していきたいから。」
まずはこんな単純なもので、よいのではないかな?
そんな中から自然に湧き出てくる疑問や質問は、ぜひこの二つのサイトをご覧になってみてくださいね~
個人のかたで「ツバメのエキスパート」といえば、もちろん私の師匠である
「ツバメのお宿」さん。 この方はツバメの生態をわざわざ勉強とか・・こと細かくああであるここであるとか・・・そのようなマニュアル人ではないんですよね。要はどれだけの数のツバメたちを見て「現場」、保護してきたかという「経験」ですね。その現場と経験を積んだアドバイスは一番的確なんですよね。経験から自然に「ツバメ」という命を知っていかれています。本来これこそが一番望ましい形ですよね。子供たちに教える時にも、「経験」から伝える「環境教育」は子供たちの心にしっかりと「命の尊さ」を残していってくれるのでしょうね。


本などを参考にした知識だけを頭に叩き込んでツバメを知ろうとしても、自己満足の頭でっかち、ただのマニュアル人間になってしまう。
いかにツバメさんの気持ちに近づいて、触れ合って、自分の家のツバメだけではなく、いろんなツバメを観察して行き、嬉しいこと悲しいことたくさんたくさん「経験」して・・・そんな「現場」が大切。ツバメのお宿さんはそれを私たちに教えてくれます。ツバメ歴18年・・・しつこいようですが、マニュアル人ではなく、積み重ねの「現場経験」ですよ~ これって、社会人なってからもとても大切なことですからね~
そしてツバメのHPといえば・・もちろん「つ・ば・め~る」さんですね
以上のかたたちのすべてを一覧すれば、誰もが「ツバメちょっとだけエキスパート」なれるわけです~ 私も・・経験6年目・・まだまだですが、ちょっとだけね


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2 コメント

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ツバメの雛が急に・・・(涙 (とも)
2007-07-20 22:16:57
四日前に巣から落ちていたツバメの雛を近所の人と協力(ほとんど近所の方でしたが)して育てていました。
ところが急にさっき死んでしまいました。
直前まで元気にピーピーと鳴いて餌を食べていたと近所の人は言ってました。「ぴぃちゃんが・・・もうあかんねん・・」私に電話をくれたので飛んで行きましたがもう最後に目を開けてくれたようですぐに天国へ・・・行った時にはすでに足も固まり、「もうだめだ・・・」といった感じでした。

どうして急に死んだのでしょうか?
餌は主に捕獲してきたミミズ、幼虫(なにかの)、トンボ、でした。
今日の昼にバラの葉っぱにたくさんいた害虫(調べてみると”チュウレンジバチの幼虫だったようです)をとても喜んで食べたのでたくさんあげました。もしかするとその虫が餌として不向きだったのでしょうか?
大きさは1cm弱ほどで緑色の幼虫です。
近所の奥さんは自分の体調が悪いのも構わずに必死になって餌をあげてくれていました。
何故、急死したのかわからず二人で呆然とするだけでした。「なんでやろなんでやろ」と。
野鳥を扱う病院にも電話し、それだけ元気ならそちらで様子を見て、飛べるようになったら動物園で飼いましょう、ということでした。

私は、自分が見つけて与えたそのハチの幼虫が原因ではないかと悔やんでいます。それまで餌はほとんどミミズでした。違うものをあげたとたんに・・頭ごとあげたから内臓をかじられたのでは?などと考えています。奥さんは「違うよ」と言ってくれますが他に心当たりはありません。
教えてもらえないでしょうか?たまたま近所に住んでおられたペットショップの方は、「飛べるまであと1週間程かなあ」と言っていたのです。

ツバメの雛を人工で育てるのは難しい、とは聞いていましたが本当に元気に餌を食べていたのに何故なのでしょう?

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ともさんへ (白馬ツバメ)
2007-07-20 22:51:48
こんばんは。・・皆さんで愛情注いで一生懸命保護飼育されていたのですね。本来ならば落ちたまま気付かれずにひっそりと死んでいく雛が大半です。そんな中で4日間も大切に保護され生き抜いたこの雛に「お疲れ様、がんばったんだよね」と言ってあげたいです。そして優しい皆さんにも・・ご自分を責めないでくださいね。野鳥はついさっきまで元気に鳴いて餌も食べていたのに突然死んでしまうこと・・あるのですよ。雛に生餌を与える時は、残酷ですがトンボでも毛虫でもとりあえずは頭を潰してから与えたほうが確かに良いのですが、それが必ずしも原因かはわからないですからね。糞の状態はどうでしたか?水っぽすぎたり、緑色、血便などはなかったですか?人間の手で雛を育て上げることはやはり完璧にはいかないですものね・・親鳥に勝るものはないですものね・・保護した雛がすべて上手く育つものでもないです・・ですからどうかどうか「自分のせい」などとは思わないでくださいね。4日間の命はとても雛にとっても幸福だったと思います。元気をだしてくださいね。
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