村上原基18年以上、滋賀県安曇川長尾山中、一人暮らし

山中で長いこと一人で暮らしていますが、その暮らしぶりを写真を中心に紹介します。田舎暮らしについていろいろ支援もしています

毎日ダルマストーブの残り火で炭を作り、あれこれ使用している

2012-12-13 09:26:22 | 案内
昔は居間に家族全員が集まり、コタツに入り
みかんを食べ、ラヂオを聴いていました
いつも家庭には会話や笑いがつきませんでした
家族は強い絆で結ばれ、基本的に結束していました

そして冬は練炭火鉢や炭の火鉢もあって
一日中、お湯や煮物がかけられていたものです
火鉢ではお餅を焼いたり甘酒を作ったりも・・・・
居間では麻雀やトランプやゲームなんかやったりして
親戚の人や近所の人が加わることも多かったですね

そして夜に火を落とすと消し炭が出ますが
その消炭は火消壷という鋳物の鉄の容器で保存し、翌日使った

ところで
今、山でダルマストーブで薪を燃やすと
夜は火をつけっぱなしにする人もありますが
私の場合は通気口を締め切って火を消してしまいます

通気口を締めても、僅かの空気で薪は燃え続けます
そして所謂、蒸し焼きの炭ができあがります
上等どころか粗悪ではありますが一応、炭です

売るのではないので粗悪でよいのです
この炭を翌朝取り出し、大きいのは七輪用の炭に使う

また粉炭は、更に細かく砕いて自家製のぼかし肥料に混ぜます
土の中で炭の無数の空洞が、良い作用をするのです
無論毎日出る灰も木灰として植物に蒔いたり、いろいろ使い道があります
木を燃やすのは温暖化にも良い上、全く無駄がないのです

これらの炭は、部屋の吸湿・悪臭吸着剤としても使えます
有限な石油・ガス・電気は環境破壊だけでなく
一家団欒を奪い家族崩壊をもたらしたのですなー

忙しい父母は、一日働きづめだが、
お爺さんかお婆さんがいて、孫子の面倒を診て
躾・教育が居間で毎日のように行われていたのですがね
現代は子供を得体の知れない保育士のいる保育園に無責任に預けるという無謀さです

生き方・暮らし方を基本から考え直さないといけませんやね