《 空想から科学へ 》 奧菜主義革命~ 革命的奥菜主義者同盟非公然ブログ

奥菜恵さんは、精神と肉体の両方から無駄なものをすべて削ぎ落とし、必死に舞台に立っていた

どんなに追求しても届かない。奥が深い世界だからまた新しい meg に出会いたくなる

2008年06月07日 15時38分43秒 | Weblog
「カラット」における
奧菜恵同志の発言要旨は以下の通り。


今、自分の気持ちに 正直に生きたい

 お芝居は仕事という感覚を超えた自分の人生そのものと言うほど
 演じることが好きな奥菜恵さん。それは今後も変わらないが、
 演じるという枠にとらわれず、広いフィールドで
 創作活動にも挑戦し、〈今〉を生きようとしている。


観ている人に 心で感じてもらい 感性を刺激したい

私とってお芝居は仕事という感覚を超えた自分の人生そのもの、生きる軸みたいなもので、自分のすべてを使って表現することが、いわば生きがいになっているんです。1つの作品に入るとき、その人物の感情や背景を探っていくプロセスが必要で、自分に置き換えてでも役を手繰り寄せるので、そのつど自分を見つめ直す機会が自然と多くなり、役を生きる=自分を生きる、につながっていく気がします。でも奥が深い世界だから、どんなに追求しても届かないというか。だからまた新しい役に出会いたくなるんですけど。
 ちょっとしたセリフが心に刺さったり、感情の蓋がパッと開いたり……観ている人にそこを心で感じてもらい、感性を刺激できる作品になればいいなと思いながら演じています。


今はやりたいことを 自分のペースでやれて 気持ちがラク

 「自分の気持ちが何を求めて、どう生きたいのか」深く考える時間が必要だと思い、昨年の4月末、今までお世話になっていた事務所を辞めました。まだ仕事を再開してから半年ほどなので、これから大変なことも出てくるだろうと思いますが、今はあまり先のことは考えず、今目の前にあることに一生懸命向かっていきたいと思います。事実、私は過去でも未来でもなく、今この瞬間を生きています。望んでいた環境が整い、やりたいことを自分のペースでやれて気持ちがラクというか、自分に正直に日々を生きられて楽しいです。


ありのままの気持ちを伝えたいと思い、『紅い棘』を書いた

 時には詩を書いたり、絵を描いたりすることで心のバランスを取っていますが、自分のことを人に話すのは苦手で、ましてや自分のことを書いて本にするなんて思いもしませんでした。ただ、エッセイを読むのは昔から好きなので、書き方なんてまったくわからないまま、頑張って3ヶ月程かけて書きました。暴露本のように取り上げられたのはすごくイヤでしたが、私が何を感じ、今ここに生きているのかについて、ありのままの気持ちを伝えたいと思いました。読んでくださった方には共感してもらえたみたいなので、結果的には書いて良かったと思っています。


一つの仕事に 全力投球する

 これからも自分のペースでやっていきたいというのが基本にあります。私は掛け持ちできるほど器用じゃない。一つの仕事に全力投球して、それが終わってから次の仕事に取り組むのがベストで、今ちょうどいいタイミングで次の映画の撮影に入っています。秋公開の『Shutter』はホラー映画ですが、今撮影しているのはコメディー映画です。求められるままに演じるだけではなく、もっと広い意味で自分を表現したいという思いが、いつからか芽生え、ちなみに今回の著書『紅い棘』は表紙も含め自分でシャッターを切りました。完全に趣味の世界ですが。創作人〈小茉莉〉としても何か面白いことをしてみたい。


読書は心のメンテナンス

先日、新堂冬樹さんの『あなたに逢えてよかった』を一気に読んでしまいました。認知症の話なんですが、もう号泣しちゃって。
 著書を何冊か読んで、生き方に共感していた高橋歩さんを友人から偶然紹介され、彼が運営している沖縄の村にも行きました。


 表現することはアウトプット。時々インプットしないと

 海に潜ると、本来のあるべき自分の姿に戻れる


同時に掲載された画像は、例の通り姉妹ブログ↓「大進撃企画のmegさん日記」

http://blogs.yahoo.co.jp/megumi_okina1841

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