お約束ねた結婚に関する質問に、おもしろい答えを考えるのも大変(笑)。
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スポーツ報知より
宝塚花組・明日海りお涙の退団会見「組子のみんなが泣いてくれてうれしかった」
3/13(水) 12:08配信

引退会見を行った明日海りお
11月24日付で宝塚歌劇団を退団することが決まった花組トップスター・明日海(あすみ)りおが13日、大阪市内のホテルで会見した。純白の上下に身を包んで登壇し、「最後までもっともっと、憧れている男役の幅を広げて、花組がよりよい組になるよう、自分のすべてをささげたい」と完全燃焼を誓った。
トップ在任歴は退団時で5年6か月。平成入団の生徒では星組・柚希礼音の約6年に次ぐ長期政権で、花組の先輩・春野寿美礼とほぼ同じだが、数日分、明日海の方が長い。平成就任のトップでは宙組・和央ようか、柚希に続いて3番目の長さ。
「自分がどのくらいまでトップにいさせていいものか、下級生たちが窮屈に感じているんじゃないか、と早い段階から感じていた」といい、昨年の「ポーの一族」の頃に劇団に卒業を相談。同公演中に、組子の頑張りを役を通じて目にして「私がいなくても大丈夫じゃないか」と確信したという。
3代目の相手役・仙名彩世(せんな・あやせ)が4月28日で先に退団するが「『2人で一緒に退団したら』という声もありますが、ちゃんとサヨナラショーをして彼女が主役で輝くのがうれしい」と、仙名退団の次の大劇場公演での卒業になった。
組子には、今月10日の「CASANOVA」の終演後に告白。「そろそろと分かっていると思って、ビックリしないだろうと思っていたら、みんなボロボロと泣いてくれて…」と自身も涙を流しながら説明。会見に同席した小川友次理事長(62)にハンカチを渡されると「ハンカチ、あります!」と制しながら「人の泣き顔を見てうれしいというのは、どうかと思うんですが、みんなが泣いてくれてうれしかったです」と振り返った。同期の雪組トップスター・望海風斗(のぞみ・ふうと)には昨年暮れの「タカラヅカスペシャル」の楽屋で卒業を明かした。「泣いてました」と話した。
入団から16年。「つらかったのは組替え」と13年に月組から花組に異動したことを挙げたが、同時に「花組の男役になり、トップとして恥ずかしくない舞台人になるよう頑張れた。私のタカラヅカ人生の中で幸せだったと思います」と最大の転機になったことを振り返った。
退団後については「まず職探しをしないと」と笑わせ、「自動車免許を持っていないので教習所に行きたい」と現実的な目標も。結婚の質問には「未知ですね。台湾で占いをしてもらって『結婚線が何本かある』と言われましたが、かわいい娘役を何人ももらい、消滅したのでは」と、次の華優希(はな・ゆうき)で4代目パートナーを迎える“トップ・オブ・トップ”らしいジョークでかわした。
サヨナラ公演は「A Fairy Tale―青い薔薇(ばら)の精―」「シャルム!」(兵庫・宝塚大劇場で8月23日~9月30日、東京宝塚劇場で10月18日~11月24日)。
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サンスポより
宝塚花組の明日海りおが退団会見「まずは職探し」
2019.3.13 16:05

思いを語り涙を静かにふく宝塚歌劇団花組トップスターの明日海りお=大阪市北区のホテル阪急インターナショナル(撮影・南雲都)
11月24日付で宝塚歌劇団を退団することが決まった花組トップスター、明日海(あすみ)りおが13日、大阪市内のホテルで会見を開いた。
冒頭のあいさつから声を詰まらせ、「一日一日、少しでもクオリティを上げていくことが大事だと思ってやってきた。宝塚、男役が大好きだという気持ちは持ち続けてきました」と2014年5月からのトップスター人生を振り返った。
昨年1月の宝塚大劇場公演「ポーの一族」から退団を意識し始め、「CASANOVA」の千秋楽前日の今月10日に組子に伝えた。
一番辛かったことは13年の月組から花組へ組替え。「自分が育った組を離れるのは辛かったけど、花組のトップスターとして恥ずかしくない舞台人になるぞとがんばれたことは、私の宝塚人生で幸せなこと」と振り返った。
退団後の進路は「まずは職探し。職がなければ生きていけないので」と明言を避けたが、「自動車の免許を持っていないので教習所に行きたい」と身近な予定を立てた。
結婚については「未知ですね。台湾で手相を見ていただいたときに、結婚線が何本もあると言われたんですけど、宝塚でかわいい娘さんを何人ももらったので全部消費したと思います」。次期トップ娘役、華優希(はな・ゆうき)で4人目のパートナーとなる男役らしく、ジョークで笑わせた。
退団公演は8月23日に兵庫・宝塚大劇場で開幕するミュージカル「A Fairy Tale -青い薔薇の精-」レビュー「シャルム!」で、大劇場サヨナラ公演は9月30日。11月24日、東京宝塚劇場の千秋楽をもって退団となる。
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日刊スポーツより
花組トップ明日海りお「すっきりした」涙の退団会見
[2019年03月13日13時16分]

大阪市内のホテルで退団会見を行った花組トップ明日海りおは会見中に感極まり涙をみせる(撮影・清水貴仁)
11月24日付で退団を発表した宝塚歌劇団の花組トップスター、明日海(あすみ)りおが13日、大阪市内のホテルで会見を開いた。
明日海は、劇団100周年後の「タカラヅカ新世紀」をけん引してきた顔の1人で、5組最長キャリアの「トップ・オブ・トップ」。
白いスーツに青いシャツ。素顔のさわやかさを増す衣装で、冒頭のあいさつから「本日はお忙しい中…」と切り出すと、涙声。ファンや組子への思いを語るうちに、涙があふれ、自ら「ハンカチ持ってます」と笑わせながらも涙をぬぐった。
就任約5年半での退団。卒業を意識し始めたのは、昨年1月「ポーの一族」の公演当時だったといい、11日の「CASANOVA」宝塚大劇場公演千秋楽前日に、組子には伝えた。
「もうそろそろと分かっていると思っていたけど、私が話しだすと、みんなポロポロ泣いてくれて。人の涙を見てうれしいのも変ですけど、うれしかったです」
翌日の千秋楽では、相手娘役の仙名彩世の卒業を控えていたため、号泣する組子を見て「私がしっかりして送り出さねば」と決意したという。
明日海は月組で育ち、12年4月に劇団史上初の「月組準トップ」に就き、花組へ移った後の14年5月に同組トップに就いた。相手娘役は就任時の蘭乃はなから、14年11月に花乃まりあ、17年2月に仙名彩世を迎えていた。
仙名との同時退団も視野にあったが「それまで(の)娘役さんがいつも私をたててくれているのに、卒業のその日は主役になる。ゆきちゃん(仙名)も同じように見送りたかった」と言い、仙名を見送っての退団を選んだ。
組子に退団を伝え「すっきりしました」。03年の入団から月組で育ち「月組を離れる時が一番つらかった」。それでも、劇団最古の花組で男役としての素養をさらに磨き「花組のトップスターとして、恥ずかしくない舞台人になろうと頑張れたことが、私の宝塚人生で一番幸せなことだったと思う」と胸を張った。
会見に同席した小川友次理事長からは「ここまで大劇場主演9作で、すべて稼働率100%以上は例がない。御礼を言いたい」と、礼を言われる異例の展開もあったが、明日海は「私の力だけでは…」と謙遜。
ただ、月組時代に準トップとして本拠地作主演を経験してからのトップ就任は「あの時頑張れたから、少々のことがあっても大丈夫と思えるようになった」。当時月組トップだった先輩の龍真咲には「トップさんなのに(自身と役代わりで)2番手の役も覚えて…。自分がトップになってから、よく大変さが分かりました。今、本当にありがたく思います」と感謝した。
退団公演は「A Fairy Tale-青い薔薇の精-」「シャルム!」。宝塚大劇場は8月23日開幕、東京宝塚劇場千秋楽の11月24日をもって退団する
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日刊スポーツより
宝塚退団の明日海りお「結婚線は消費」役で多数の嫁
[2019年03月13日12時21分]

大阪市内のホテルで退団会見を行い手を振る花組トップの明日海りお(撮影・清水貴仁)
11月24日付で退団を発表した宝塚歌劇団の花組トップスター、明日海(あすみ)りおが13日、大阪市内のホテルで会見を開き、退団後について「職探しをします」「結婚線は消費した」などと笑わせた。
就任5年半での退団。昨年1月ごろから退団を意識し、今月10日の「CASANOVA」宝塚大劇場公演千秋楽前日に組メンバーへ伝えたという。
退団後への問いには「今は宝塚で男役をまっとうすることしか考えていませんが、退団したら…そうですね。まずは職探し。というか、職探ししないと生きていけない」と答えた。
退団後も芸能活動を継続する可能性は高いが、現状では先を考えることは難しいという。一方では「私、自動車の(運転)免許もないので、教習所には行きたいなと思います」とも。
気晴らし、舞台合間の気分転換にドライブをあげるタカラジェンヌが多い中、明日海は舞台に集中するあまり、免許を取得していなかったとも明かした。
また、恒例の結婚についての質問が出ると「未知ですね」。以前、台湾で手相を見てもらい「結婚線が何本かある」と言われたそうだが、相手娘役を就任時の蘭乃はな、花乃まりあ、現在の仙名彩世を送り出し、6月の横浜アリーナ公演からは、平成以降のトップでは最多、4人目の華優希を迎えることが決まっている。
このことから「でも私、宝塚でかわいいお嫁さんをたくさんもらったので、だいぶ(結婚線を)消費してしまったと思う…」と笑わせていた。
退団公演は「A Fairy Tale-青い薔薇の精-」「シャルム!」。宝塚大劇場は8月23日開幕、東京宝塚劇場千秋楽の11月24日をもって退団する。
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デイリースポーツより
花組トップ明日海りお、涙の退団会見「宝塚が好き、男役が大好き」結婚線は消費?

退団会見を行った宝塚歌劇団花組トップスター・明日海りお=大阪市内
宝塚歌劇団花組トップスターの明日海(あすみ)りおが13日、大阪市内で退団会見を行った。「宝塚が好き、男役が大好きの気持ちがますます強くなった。退団の日まで自分の全てを捧げたい」と大粒の涙を何度もぬぐった。
同劇団が100周年を迎えた2014年にトップに就任。以降、タカラヅカの顔として活躍してきた。小川友次理事長も「彼女は品格、人格、そして集客力がある人…大劇場は9作を終えたが過去最高。お礼をいいたい」と、数字の上からも抜群の人気を誇ったことを明かした。
18年の「ポーの一族」の頃から、退団を意識したという明日海。「自分がどのくらいトップをさせていただいていいのか…いつまでも退団下級生が窮屈な思いをしているんじゃないか」と、劇団に退団を相談。「それまでは必死に走ってきたから」と振り返った。
月組時代は、近年では明日海だけという準トップの肩書きも着いた。「あのとき頑張れたから、根性がつきました。(トップだった)龍真咲さんにも感謝しています」と語った。さらに苦しかったことを問われ「組替えです」と目を潤ませ即答。13年に準トップだった月組から、花組に異動したことをあげた。「育った組を離れ、つらかった。だけど花組にこれて、花のトップとして恥ずかしくない舞台人となれたことが、私の宝塚人生で幸せなことだったと思います」と笑顔で16年の宝塚人生を振り返った。
明日海の相手を務めてきたトップ娘役も、就任当時の蘭乃はな、花乃まりあ、そして本拠地・宝塚大劇場で11日にサヨナラ公演を終えたばかりの仙名彩世で3人目。「せっかくなら、ゆきちゃん(仙名)と一緒に2人でというファンの声もありました」と明日海。「だけどきちんと卒業を見送りたかった。彼女をお姫様として、(サヨナラショーも)彼女が主役にしたかった。だから退団は次の作品で」と相手役を思うあまりの、同時退団を避けたことも明かした。
仙名卒業後は、さらに華優希がトップ娘役に昇格。これで平成以降、最多の4人のトップ娘役と組むことになる。以前旅行した台湾で手相をみてもらったところ「結婚線が何本もあるって!だけどこれだけ可愛いお嫁さんをもらい、消費しちゃった」と茶目っ気たっぷりの笑顔も見せた。卒業後は「まず職探しをしなきゃ」と“未定”を強調していた。
退団公演は「A Fairy Tale-青い薔薇の精-/シャルム!」で兵庫・宝塚大劇場公演は8月23日~9月30日、東京宝塚劇場は10月18日~11月24日。
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スポーツ報知より
宝塚花組・明日海りお涙の退団会見「組子のみんなが泣いてくれてうれしかった」
3/13(水) 12:08配信

引退会見を行った明日海りお
11月24日付で宝塚歌劇団を退団することが決まった花組トップスター・明日海(あすみ)りおが13日、大阪市内のホテルで会見した。純白の上下に身を包んで登壇し、「最後までもっともっと、憧れている男役の幅を広げて、花組がよりよい組になるよう、自分のすべてをささげたい」と完全燃焼を誓った。
トップ在任歴は退団時で5年6か月。平成入団の生徒では星組・柚希礼音の約6年に次ぐ長期政権で、花組の先輩・春野寿美礼とほぼ同じだが、数日分、明日海の方が長い。平成就任のトップでは宙組・和央ようか、柚希に続いて3番目の長さ。
「自分がどのくらいまでトップにいさせていいものか、下級生たちが窮屈に感じているんじゃないか、と早い段階から感じていた」といい、昨年の「ポーの一族」の頃に劇団に卒業を相談。同公演中に、組子の頑張りを役を通じて目にして「私がいなくても大丈夫じゃないか」と確信したという。
3代目の相手役・仙名彩世(せんな・あやせ)が4月28日で先に退団するが「『2人で一緒に退団したら』という声もありますが、ちゃんとサヨナラショーをして彼女が主役で輝くのがうれしい」と、仙名退団の次の大劇場公演での卒業になった。
組子には、今月10日の「CASANOVA」の終演後に告白。「そろそろと分かっていると思って、ビックリしないだろうと思っていたら、みんなボロボロと泣いてくれて…」と自身も涙を流しながら説明。会見に同席した小川友次理事長(62)にハンカチを渡されると「ハンカチ、あります!」と制しながら「人の泣き顔を見てうれしいというのは、どうかと思うんですが、みんなが泣いてくれてうれしかったです」と振り返った。同期の雪組トップスター・望海風斗(のぞみ・ふうと)には昨年暮れの「タカラヅカスペシャル」の楽屋で卒業を明かした。「泣いてました」と話した。
入団から16年。「つらかったのは組替え」と13年に月組から花組に異動したことを挙げたが、同時に「花組の男役になり、トップとして恥ずかしくない舞台人になるよう頑張れた。私のタカラヅカ人生の中で幸せだったと思います」と最大の転機になったことを振り返った。
退団後については「まず職探しをしないと」と笑わせ、「自動車免許を持っていないので教習所に行きたい」と現実的な目標も。結婚の質問には「未知ですね。台湾で占いをしてもらって『結婚線が何本かある』と言われましたが、かわいい娘役を何人ももらい、消滅したのでは」と、次の華優希(はな・ゆうき)で4代目パートナーを迎える“トップ・オブ・トップ”らしいジョークでかわした。
サヨナラ公演は「A Fairy Tale―青い薔薇(ばら)の精―」「シャルム!」(兵庫・宝塚大劇場で8月23日~9月30日、東京宝塚劇場で10月18日~11月24日)。
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サンスポより
宝塚花組の明日海りおが退団会見「まずは職探し」
2019.3.13 16:05

思いを語り涙を静かにふく宝塚歌劇団花組トップスターの明日海りお=大阪市北区のホテル阪急インターナショナル(撮影・南雲都)
11月24日付で宝塚歌劇団を退団することが決まった花組トップスター、明日海(あすみ)りおが13日、大阪市内のホテルで会見を開いた。
冒頭のあいさつから声を詰まらせ、「一日一日、少しでもクオリティを上げていくことが大事だと思ってやってきた。宝塚、男役が大好きだという気持ちは持ち続けてきました」と2014年5月からのトップスター人生を振り返った。
昨年1月の宝塚大劇場公演「ポーの一族」から退団を意識し始め、「CASANOVA」の千秋楽前日の今月10日に組子に伝えた。
一番辛かったことは13年の月組から花組へ組替え。「自分が育った組を離れるのは辛かったけど、花組のトップスターとして恥ずかしくない舞台人になるぞとがんばれたことは、私の宝塚人生で幸せなこと」と振り返った。
退団後の進路は「まずは職探し。職がなければ生きていけないので」と明言を避けたが、「自動車の免許を持っていないので教習所に行きたい」と身近な予定を立てた。
結婚については「未知ですね。台湾で手相を見ていただいたときに、結婚線が何本もあると言われたんですけど、宝塚でかわいい娘さんを何人ももらったので全部消費したと思います」。次期トップ娘役、華優希(はな・ゆうき)で4人目のパートナーとなる男役らしく、ジョークで笑わせた。
退団公演は8月23日に兵庫・宝塚大劇場で開幕するミュージカル「A Fairy Tale -青い薔薇の精-」レビュー「シャルム!」で、大劇場サヨナラ公演は9月30日。11月24日、東京宝塚劇場の千秋楽をもって退団となる。
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日刊スポーツより
花組トップ明日海りお「すっきりした」涙の退団会見
[2019年03月13日13時16分]

大阪市内のホテルで退団会見を行った花組トップ明日海りおは会見中に感極まり涙をみせる(撮影・清水貴仁)
11月24日付で退団を発表した宝塚歌劇団の花組トップスター、明日海(あすみ)りおが13日、大阪市内のホテルで会見を開いた。
明日海は、劇団100周年後の「タカラヅカ新世紀」をけん引してきた顔の1人で、5組最長キャリアの「トップ・オブ・トップ」。
白いスーツに青いシャツ。素顔のさわやかさを増す衣装で、冒頭のあいさつから「本日はお忙しい中…」と切り出すと、涙声。ファンや組子への思いを語るうちに、涙があふれ、自ら「ハンカチ持ってます」と笑わせながらも涙をぬぐった。
就任約5年半での退団。卒業を意識し始めたのは、昨年1月「ポーの一族」の公演当時だったといい、11日の「CASANOVA」宝塚大劇場公演千秋楽前日に、組子には伝えた。
「もうそろそろと分かっていると思っていたけど、私が話しだすと、みんなポロポロ泣いてくれて。人の涙を見てうれしいのも変ですけど、うれしかったです」
翌日の千秋楽では、相手娘役の仙名彩世の卒業を控えていたため、号泣する組子を見て「私がしっかりして送り出さねば」と決意したという。
明日海は月組で育ち、12年4月に劇団史上初の「月組準トップ」に就き、花組へ移った後の14年5月に同組トップに就いた。相手娘役は就任時の蘭乃はなから、14年11月に花乃まりあ、17年2月に仙名彩世を迎えていた。
仙名との同時退団も視野にあったが「それまで(の)娘役さんがいつも私をたててくれているのに、卒業のその日は主役になる。ゆきちゃん(仙名)も同じように見送りたかった」と言い、仙名を見送っての退団を選んだ。
組子に退団を伝え「すっきりしました」。03年の入団から月組で育ち「月組を離れる時が一番つらかった」。それでも、劇団最古の花組で男役としての素養をさらに磨き「花組のトップスターとして、恥ずかしくない舞台人になろうと頑張れたことが、私の宝塚人生で一番幸せなことだったと思う」と胸を張った。
会見に同席した小川友次理事長からは「ここまで大劇場主演9作で、すべて稼働率100%以上は例がない。御礼を言いたい」と、礼を言われる異例の展開もあったが、明日海は「私の力だけでは…」と謙遜。
ただ、月組時代に準トップとして本拠地作主演を経験してからのトップ就任は「あの時頑張れたから、少々のことがあっても大丈夫と思えるようになった」。当時月組トップだった先輩の龍真咲には「トップさんなのに(自身と役代わりで)2番手の役も覚えて…。自分がトップになってから、よく大変さが分かりました。今、本当にありがたく思います」と感謝した。
退団公演は「A Fairy Tale-青い薔薇の精-」「シャルム!」。宝塚大劇場は8月23日開幕、東京宝塚劇場千秋楽の11月24日をもって退団する
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日刊スポーツより
宝塚退団の明日海りお「結婚線は消費」役で多数の嫁
[2019年03月13日12時21分]

大阪市内のホテルで退団会見を行い手を振る花組トップの明日海りお(撮影・清水貴仁)
11月24日付で退団を発表した宝塚歌劇団の花組トップスター、明日海(あすみ)りおが13日、大阪市内のホテルで会見を開き、退団後について「職探しをします」「結婚線は消費した」などと笑わせた。
就任5年半での退団。昨年1月ごろから退団を意識し、今月10日の「CASANOVA」宝塚大劇場公演千秋楽前日に組メンバーへ伝えたという。
退団後への問いには「今は宝塚で男役をまっとうすることしか考えていませんが、退団したら…そうですね。まずは職探し。というか、職探ししないと生きていけない」と答えた。
退団後も芸能活動を継続する可能性は高いが、現状では先を考えることは難しいという。一方では「私、自動車の(運転)免許もないので、教習所には行きたいなと思います」とも。
気晴らし、舞台合間の気分転換にドライブをあげるタカラジェンヌが多い中、明日海は舞台に集中するあまり、免許を取得していなかったとも明かした。
また、恒例の結婚についての質問が出ると「未知ですね」。以前、台湾で手相を見てもらい「結婚線が何本かある」と言われたそうだが、相手娘役を就任時の蘭乃はな、花乃まりあ、現在の仙名彩世を送り出し、6月の横浜アリーナ公演からは、平成以降のトップでは最多、4人目の華優希を迎えることが決まっている。
このことから「でも私、宝塚でかわいいお嫁さんをたくさんもらったので、だいぶ(結婚線を)消費してしまったと思う…」と笑わせていた。
退団公演は「A Fairy Tale-青い薔薇の精-」「シャルム!」。宝塚大劇場は8月23日開幕、東京宝塚劇場千秋楽の11月24日をもって退団する。
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デイリースポーツより
花組トップ明日海りお、涙の退団会見「宝塚が好き、男役が大好き」結婚線は消費?

退団会見を行った宝塚歌劇団花組トップスター・明日海りお=大阪市内
宝塚歌劇団花組トップスターの明日海(あすみ)りおが13日、大阪市内で退団会見を行った。「宝塚が好き、男役が大好きの気持ちがますます強くなった。退団の日まで自分の全てを捧げたい」と大粒の涙を何度もぬぐった。
同劇団が100周年を迎えた2014年にトップに就任。以降、タカラヅカの顔として活躍してきた。小川友次理事長も「彼女は品格、人格、そして集客力がある人…大劇場は9作を終えたが過去最高。お礼をいいたい」と、数字の上からも抜群の人気を誇ったことを明かした。
18年の「ポーの一族」の頃から、退団を意識したという明日海。「自分がどのくらいトップをさせていただいていいのか…いつまでも退団下級生が窮屈な思いをしているんじゃないか」と、劇団に退団を相談。「それまでは必死に走ってきたから」と振り返った。
月組時代は、近年では明日海だけという準トップの肩書きも着いた。「あのとき頑張れたから、根性がつきました。(トップだった)龍真咲さんにも感謝しています」と語った。さらに苦しかったことを問われ「組替えです」と目を潤ませ即答。13年に準トップだった月組から、花組に異動したことをあげた。「育った組を離れ、つらかった。だけど花組にこれて、花のトップとして恥ずかしくない舞台人となれたことが、私の宝塚人生で幸せなことだったと思います」と笑顔で16年の宝塚人生を振り返った。
明日海の相手を務めてきたトップ娘役も、就任当時の蘭乃はな、花乃まりあ、そして本拠地・宝塚大劇場で11日にサヨナラ公演を終えたばかりの仙名彩世で3人目。「せっかくなら、ゆきちゃん(仙名)と一緒に2人でというファンの声もありました」と明日海。「だけどきちんと卒業を見送りたかった。彼女をお姫様として、(サヨナラショーも)彼女が主役にしたかった。だから退団は次の作品で」と相手役を思うあまりの、同時退団を避けたことも明かした。
仙名卒業後は、さらに華優希がトップ娘役に昇格。これで平成以降、最多の4人のトップ娘役と組むことになる。以前旅行した台湾で手相をみてもらったところ「結婚線が何本もあるって!だけどこれだけ可愛いお嫁さんをもらい、消費しちゃった」と茶目っ気たっぷりの笑顔も見せた。卒業後は「まず職探しをしなきゃ」と“未定”を強調していた。
退団公演は「A Fairy Tale-青い薔薇の精-/シャルム!」で兵庫・宝塚大劇場公演は8月23日~9月30日、東京宝塚劇場は10月18日~11月24日。