
PUCK』観てきました。
今回の舞台を見ていて、初演時の『真夏の夜の夢』という原作がありつつ、あてがきのような仕上がりだったことに、あらためて上手いなと思った。
妖精で歌の上手い涼風真世と清らかな心を持つ少女が似合う麻乃佳世の個性を、番手が微妙な若央りさと久世星佳をたてつつ、まだ勢いだけの天海祐希の素材勝負、羽根知里の歌・・・などなどを生かしているんだもんね。
パック=涼風真世だと思っていたら、龍真咲もパックだった。
いつもの龍真咲の癖があまりなく、楽しそうに演じていてよかった。
ハーミアの愛希れいかは麻乃佳世のように間違いなくセカンドサイトを持っていそうな感じではないが、素直ないい子なんだろうなと。
おさげ髪時代が似合う(笑)。
ラストシーンが涼風・麻乃はパックとハーミアなんだけど、龍・愛希はまさちゃぴ可愛い~♪と思うのはなぜ?(笑)
ダニエルの美弥るりかとライオネルの凪七瑠海は適材適所。
いい男役になったな・・・育ち方が違ったらもっと伸びたような。
ヘレン沙央くらまは声が(笑)。
ても魔法かけなくても綺麗なんだけどね(笑)。
ボビーの珠城りょうは頑張っているんだけど、落ち着いた雰囲気があるから、天海祐希の勢いを生かした役だと、ちょっぴり勢いが足りないかも。
タイテーニアの憧花ゆりのはあの歌を力技で乗り切った(笑)。
オベロンの星条海斗とのコンビ好きだな(笑)。
そして中堅・下級生のスター・カッコいい男役・可愛い娘役不足だと思う今日この頃。