2013.12.5日石神井公園の三宝寺池に加藤和彦の本を読みに出かけた。
池の周りは木々の色づきが濃くなりもう冬だ。先日今年夏に出た、加藤和彦が生前ロングインタビューを受けた時の本を見つけた。自殺するずいぶん前に受けたインタービューが元になっているためその後自ら命を絶つ様子は微塵もない。加藤和彦と言えば自分と同世代で中学ぐらいから常に音楽的に気になる存在だった。フォークルからミカバンドと常に一歩先を行っていてフォークソング、GS、ニューミュージックと流行の中心に乗っかることはかっこわるいと思っていたように感じていた。今風で言えばサブカルやオタクにかなり近かったのではなかったろうか。
本の内容はフォークル以前から始まるためあまり知られていない裏の事情が知れて面白かった。特に当時の状況はリアルタイムで過ごしていたため自分の過去と重なる。もちろん読みたいと思った最大の動機はなぜ自殺することになったのだろうと言うことだった。自分もそういう状況に陥ることはあるのだろうか?等々!
まだミカバンド解散までしか読んでいないのだが読みふけってしまう・・・・。