goo blog サービス終了のお知らせ 

最近、見たこと、読んだこと、気になったこと

行ったぞ! 見たぞ! 発見したぞ! 読んだぞ! 調べたぞ!

禁断のトビラ@テレビ東京

2009-02-16 23:47:00 | テレビ番組
テレビ東京の日曜ビックバラエティコーナーでやっていた特集「禁断のトビラ」。あちこちにあって普段開けてみることができないトビラを開けてみるという特集。

先ほどブログ検索してみたら、あんまり取り上げている人がいなかったのですが、みんな同じ時間帯の日曜洋画劇場で「ミッドナイト・イーグル」とか観てたんでしょうか。個人的には、このトビラ特集なかなか面白かったです。

それでは、紹介された禁断のトビラのうち、印象に残ったものをいくつか紹介してみよう。
特に印象に残ったのは、下記の5つだ。後番外編で1個。

-兵庫県の食堂の中にある女性トイレ
-日光の金谷ホテルの事務所
-埼玉県春日部市の地下神殿
-種子島の大型ロケット組立工場
-ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのスタッフ用ワードローブ

それでは、ちょっとずつですが紹介しましょう。

1.兵庫県の食堂の中にある女性トイレ

兵庫県の食堂? の中にある女性トイレは、男性禁止。でも、中身はすごいらしい。そのすごい中身とは、三方を水族館の魚たちに囲まれたトイレ。全面ガラス張りで、魚たちに囲まれるトイレはすげーわ。
建設費 3,000万円なり。
維持費も結構かかってそうです。

2.日光の金谷ホテルの事務所

開業 135周年を迎える金谷ホテルの宿泊台帳が収められた扉を公開。扉そのものよりも、そのなかの宿泊台帳に書かれた歴史上の人物たちがすごい。

ヘボン式ローマ字の発明者ヘボンさんに始まった金谷ホテルには、ヘレン・ケラー、アインシュタイン、マハトマ・ガンジー、リンドバーグ夫妻などが次々に宿泊しているとか。実際に、金谷ホテルに行ってみると、天皇陛下が宿泊したことがあるようなことは書かれているのですが、それ以上にすごい歴史上の人物が宿泊しているのですね。帝国ホテルも真っ青なのではないかと思ってしまった。

3.埼玉県春日部市の地下神殿

何となくだが、週刊アスキーの「カオスだもんね」でみたことがあるような地下神殿。実際のところは、台風の時の貯水タンクなのだとか。

4.種子島の大型ロケット組立工場

高さ 67m、幅 30m、厚さ 2m ほどの扉とのこと。
大型ロケットが建てられたまま工場から運び出されるための高さとのこと。

しかし、これだけの厚みがあるのは、ロケットが爆発したときの対策なんだろうか? それとも、台風対策?

5.ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのスタッフ用ワードローブ

ラスベガスの大型ホテルのフロントよりもさらに大きなワードロープスペース。アルバイトやスタッフが、ICカードを渡すと、その人が着るべき、かつサイズがぴったりのユニフォームが運ばれてくるのだとか。

実際のところすごいコンベアで、広いスペースなのはすごい。何人くらいのスタッフが働いているのかわかりませんが、500人とか、1,000人という単位のスタッフがいるとみたって感じです。

6.(番外編) 独身女性のゴミマンション

東京便利屋なんとか、っていう何でも屋さんが、向かった先は、独身女性のゴミマンション。部屋を開けるや、玄関、台所、ベッド、お風呂まで、すべてがゴミで埋もれてました。お茶やコーヒーのペットボトルに、ジュースのパック、お弁当の殻、カップラーメンのカップなどなどが、何層にも散乱。

片づけた結果は、90リットル級と思えるゴミ袋に 37袋分。

番組では三時間ほどで片づけて、さらに一時間ほどで床までを拭いて仕上げていましたが、その方曰く、ほんとすごいのはこんなもんじゃないらしい。しかし、そのゴミの量もすごいことながら、あんな弁当がらみたいなのが多かったら、さぞかしにおいもすごいのではないかと思いました。冷蔵庫の中身も、ほとんど 一年前で腐り果ててましたしねぇ。

この依頼主の女性には何があったのでしょうか。単に片づけられないのかなあ。


財部ビジネス研究所「吉野家・阿部修二社長」

2007-01-20 21:07:43 | テレビ番組
座右の銘として語っていた内容。

・悪くなった時に、その原因をたどってみると、その理由は絶頂だったときにその原因を作っていることが多い。
・その後良くなってから、その原因を謙虚によくよく考えてみると、悪かったときに始めた小さな積み重ねによって良くなったと思われる。

ということが、どれだけ分かっても、結局人間ってバカだから絶頂期には油断しているし、どうしてお緩んじゃうんだよね。

…いや、思い当たります。(^^;


キューバ 奇跡の大自然

2006-12-31 13:14:12 | テレビ番組
BSJでやっていたハイビジョン番組。

・キューバでは、今でも古代魚が生きている。
 ほとんど昔と形態が変わっていないらしい。
 → これって、キューバの環境はほとんど変わっていないということなのだろうか?

・この魚、ライギョの一種で、肺呼吸する。

・キューバのカニは、山に住む。
 雑食で、木の葉から、動物の死骸まで何でも食べる。

・このカニ、年に一度、大移動して、海で産卵する。
 カニの大移動は、山から海へ進む。
 その途中には道路や、人の住みかがある。
 人の住みかを、カニがびっしり埋め尽くして歩いていく様はすごい。
 道路で踏みつぶされた仲間の肉は、食べて栄養にしてしまう。
 鳥たちの栄養にもなるようで、道路のカニの死骸には、たくさんの鳥が群がっていた。

今なお残るキューバの大自然もすごいけど、それを伝える能力のあるハイビジョンもすごいですね。ま、6畳一間に 37型のAQUOSなので、視野をすっぽり覆われるのがすごいのかもしれませんが。


NHK 地球46億年の物語

2006-01-21 18:14:30 | テレビ番組
土曜日の午後。昼食時にテレビをつけたら、たまたま「地球46億年の物語」という番組が流れていた。これは、NHKスペシャル「地球大進化」から案内人の山崎努氏登場部分をカットして、代わりのナレーションを入れたバージョンなんだと思う。

途中から見たので、どういう文脈なんだろうと思いながら見ていたのだが、見終わって思うに今日のテーマは「地球環境の変化と恐竜の繁栄」。歴史的な中では、最終的にほ乳類に主役の座を奪われ、事実上絶滅した恐竜が、なぜ、1.5億年前に大繁栄したのか、という謎に、地球環境面から迫るというものだ。

結論からいえば、恐竜繁栄の謎は未だ不明。確固とした結論はないらしい。
ところが、その謎を地球環境変化と合わせると、こんな説が浮かび上がってくるらしい。

テレビを見ていただけなのでうろ覚えだが、こんな感じのグラフだったように思う。

地球上の酸素濃度変化



1.地球上の酸素濃度の変化をシミュレーションしてみると、地球誕生以来、植物の登場後、一貫して酸素濃度が上昇していた。
2.およそ2.5億年前がピークで、酸素濃度が約30%もあった。
3.ところが、2.5億年前に現在のシベリア付近であった地球内部からの大爆発で、地表の温度が 2℃程度あがった。
4.この結果、海中のメタンハイドレートが溶け出して、地球のメタンガス濃度が上昇。
5.メタンガスの濃度上昇は、温室効果をもたらし、4.との相乗効果でガス濃度が高まった。
6.結果、相対的な酸素濃度が減少していった。
7.およそ 1.5億年前で 10%前半まで酸素濃度が減少。

こうして、地球上は一時的な低酸素環境になった。

ここで、直接的な因果関係があるかどうかまでは立証されていないようだが(NHKの番組構成上非常に気を遣っていたようなので)、一方で、下記のような事実が分かっている。

・鳥には「気嚢」という呼吸機構がある。
 これは、ほ乳類の肺よりも優れた呼吸器官で、常に肺の中を酸素で満たすことができる。(肺は空気穴が一つなので、数と酸素で満ちるが、吐くときにはすべて二酸化炭素になってしまっている。これに対して、気嚢を使うと、吸うときも吐くときも、肺を酸素が通過する仕組みになる。)

・気嚢は「は虫類」にも見られる呼吸器官で、恐竜の化石からもそれを読み取れる。

・鳥は「気嚢」を使うことで、ヒマラヤ山脈のような高々度の(酸素が薄い)空を飛ぶことができる。

このため、地球環境が低酸素時代になっていた、1.5億年前頃には、ほ乳類よりも、は虫類の方が活発に動くことができ、かつ大型化も可能であったのではないか、というのだ。
なるほど、論理的であるように思う。

一方で、ほ乳類はこの間どうしていたのかというと、この期間に「横隔膜」が進化したのだという。横隔膜は肺の下に位置し、そこで筋肉の力で上下に動くことで、肺への空気の出し入れを補助する役割を持っているという。横隔膜を動かすことで、肺の空気の出し入れを効率化することができるのだそうだ。

それでも、現代において、ヒマラヤ山脈山頂の高度において、鳥の方が人間よりもよく活動できるように、横隔膜は気嚢に劣るということなのだろう。

オチがないけど、地球環境の変化は、そこで暮らす生き物の勢力も変革してしまうほどの力がある。クールビズ、ウォームビズなどでも、ちょいと有名になったが、地球温暖化防止というのは、今の地球人類が最強で暮らすために必要な知恵なのかもしれない。