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Moblin 2.0 Notebook ベータ

2009-05-23 23:23:53 | クラウド
インテルが開発を支援している Linuxベースの OS 「Moblin 2.0」の動画だ。
説明は英語なのと、紹介の速度が速いので、正直何を言っているのかよくわからないのだが、従来 Windows OS を見慣れている自分には、ちょっとインスピレーションを与えてくれるような内容だった。

ネットブックの平均的な解像度は、1024 x 600 という程度のもの。
この解像度は、今ではケータイ電話のそれだ。
一方で、パソコンの使い方も、Windows 95 が開発された15年前 (書いていて驚いたが、15年も経ったのか...その前のコマンドラインインターフェースが全盛だったのが 1980年代だと思うと、いい加減古すぎるは当然なのだろう) からすると大きく変わった。
インターネットを利用したコミュニケーションの手段は、15年前の「電子メール」から大きく広がった。
当日は実用的ではなかった、SkypeなどのIP電話も快適に使えるし、Messengerでつながる友人も増えた。
気になる友達の近況は、Twitterでわかる。

親しい友人とのコミュニケーションも、ブログやメーリングリスト、写真共有などを通じて行うことが多くなってきた。(YouTubeはさすがにそんなにないけど、そのうち増えるかもしれない)。そんなとき、ネットブックみたいなものは、どんなユーザーインターフェースを備えるべきか。その一端を Moblin 2.0 beta の映像からは見ることができる。

たとえば、スタート画面には、予定表とごく少ない数のアプリケーションラウンチャー。残りは、最近開いたファイルといったところだろうか? アプリケーション側も対応していけば、アプリケーションの終了や、パソコンのレジューム時に、自動的にこのサムネイル部分に保存することもできるだろう。
それよりも古いものは、検索で見つければよい。
オンラインにファイルを保存しておくことにすれば、別のパソコンからでも簡単にその画面を呼び出すことができるだろう。
見つけられなくなったファイルだけを、Explorer みたいな、フォルダや日時という概念のあるファイル管理ソフトでみつければいい。

頻繁にコンタクトする友人のリスト画面なんかも便利そう。Twitter などで、親しい友人の状態を一覧できるのも面白い。
そこから電話できたっていい。
あとはフル画面で使うブラウザがあれば、それで便利に使える気がする。

ネットブックでは効率が悪い仕事などは、低価格になった大画面のデスクトップパソコンでやればいい。
1920 x 1080 の大きさをもったディスプレイは1万円代だ。少なくとも2万円以下で買える。
今自分が使っている性能のデスクトップだって、5万円でおつりがくる。

パソコンなんてものは、一般的なユーザーでは自分が使っているものが壊れるか、Microsoft の新しい OS がでて、テレビが大騒ぎしないと、興味を持たないだろうから、ユーザーの利用環境は緩やかにしか変わらないだろうが、3年から5年くらいの間に、PC環境は大きく変わるだろうという気がしてしまう。

とりとめもないが、ネットブックは今はパソコンの延長でとらえられているが、いつからケータイや、スマートフォンの延長でとらえられる製品になるかは予断を許さない気がする。

ちょっとそんなことを考えさせてくれたのが、上記動画でした。



クラウド、台頭! (IT pro特集)

2008-11-02 22:23:48 | クラウド
ITProのクラウド・コンピューティング特集。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20081007/316261/

Google, Amazon, マイクロソフト などが次々にクラウド・コンピューティングの世界に進出。
Googleは、クラウド・コンピューティング基盤の上で自社の検索ビジネスを行っている。その技術や、自社利用の余剰分をクラウド・コンピューティング基盤に活用している形で、参入しているように見える。

Amazon も、似たようなものだと思うが、Googleに比べると、新規事業的な意味合いが強そう。

マクロソフトは、自社のOS技術、アプリケーション技術を延命させるために、未経験の分野に投資を行っているように見える。

例えば、クラウド・コンピューティング基盤は大切だから、といって、ソニーが参入するとしたら、どのような形で参入すべきだろうか。例えば、JRだったらどうか? そういうときにパっとアイデアが出てこないあたりが、なんか自分が遅れているなあと感じさせられる瞬間だったりする。